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バーテンダーに資格は必要?持っておくと役立つバーテンダーの資格、キャリアプランを紹介
目次
- なぜ今、プロとして「資格」が武器になるのか?
- 必須ではない、だからこそ価値がある資格
- 知識と技術を客観的に。顧客と職場からの信頼を得る
- 就職・転職市場でライバルに差をつける「名刺」としての資格
- 給与アップやキャリアの選択肢を広げるためのパスポート
- バーテンダーキャリアの王道:N.B.A.資格体系
- 日本バーテンダー協会(N.B.A)とは
- 【費用と戦略】会員になるべきか?賢い資格取得プランニング
- 「好き」を極めて価値を高める!専門飲料資格でライバルに差をつけろ
- ワインの専門家「ソムリエ」とバーテンダーとの違いと相乗効果
- 日本酒の専門家「唎酒師」と バーテンダーとの違いと相乗効果
- ウイスキーの専門家「ウイスキーコニサー」 と バーテンダーとの違いと相乗効果
- バーテンダーとしてのトップキャリアパス
- チーフバーテンダー、店長への昇進ルート
- オーナーバーテンダー
- 新時代のキャリア「ブランドアンバサダー」
- 海外で働く
- 年収1000万円は可能か?
- バーテンダーにも生涯学習が大切
- まとめ
バーでカクテルなどのお酒を提供し、快適な時間を演出するバーテンダー。単なるお酒作りにとどまらず、簡単な調理や顧客とのコミュニケーション、空間演出、店内の準備・後片付けなど、業務は多岐にわたります。
バーテンダーは資格がなければできない仕事ではありませんが、プロとなってキャリアアップを目指す場合は、技術や知識を証明する資格があると有利です。今回はバーテンダーが知っておきたい資格とそれを活かしたキャリアプランについて解説します。
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・入会金:3,000円
・年会費:18,000円
・受験料
正会員:11,000円
非会員:33,000円
実技試験は30点満点のうち25点以上で合格となりますが、各試験それぞれ合格点数を取ることが求められます。また、どのような成績で不合格になっても、次回受験時も全ての試験を受験し直さなければなりません。
・受験料
正会員:22,000円
「ベストバーテンダー」「マイスターバーテンダー」「グランバーテンダー」「ミスターバーテンダー」は人格、識見、教養が評価された正会員が得られる称号。例えば最高賞の『ミスターバーテンダー』になるには、正会員歴30年以上、支部・本部・協会役員歴25年以上で、60歳以上であること、さらにマイスターバーテンダーの称号を取得し、グランバーテンダーの賞を受けた協会名誉会員である必要があります。
バーテンダーは資格がなければできない仕事ではありませんが、プロとなってキャリアアップを目指す場合は、技術や知識を証明する資格があると有利です。今回はバーテンダーが知っておきたい資格とそれを活かしたキャリアプランについて解説します。
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なぜ今、プロとして「資格」が武器になるのか?
さまざまな仕事において、経験だけで差別化を図るのは簡単ではありません。体系的な知識と技術を習得した証明となる資格は、即戦力としての信頼性を客観的に示すことができます。
バーテンダーにとって資格は、今のまま働き続けることへの漠然とした将来への不安を解消したり、他のバーテンダーとの差別化を図り自分の市場価値を高めたりできる可能性があります。
バーテンダーにとって資格は、今のまま働き続けることへの漠然とした将来への不安を解消したり、他のバーテンダーとの差別化を図り自分の市場価値を高めたりできる可能性があります。
必須ではない、だからこそ価値がある資格
バーテンダーになるのに資格は不要で、誰でもバーテンダーになることができます。ただし資格が必須ではない職業だからこそ、資格をもっていることで「自己研鑽を積み、一定の知識や技術を体系的に学んだ人」という証になります。就職や転職、独立後のアピールポイントになるでしょう。
知識と技術を客観的に。顧客と職場からの信頼を得る
企業から見れば、バーテンダー資格をもっている人は、教育の負担が軽減でき、即戦力としての活躍が期待できる人材です。また、「本気でバーテンダーの道を極める」というプロ意識や向上心の証にもなり、採用担当や雇用主からの信頼度は高まります。
顧客にとっても、資格はお酒やカクテルの知識・技術を体系的に学んだ証明であり、『この人に任せれば安心』と感じさせる要素となります。資格保持者がいることで、店舗、特にホテルのバーや高級バーでは格式を高めることもできるでしょう。
顧客にとっても、資格はお酒やカクテルの知識・技術を体系的に学んだ証明であり、『この人に任せれば安心』と感じさせる要素となります。資格保持者がいることで、店舗、特にホテルのバーや高級バーでは格式を高めることもできるでしょう。
就職・転職市場でライバルに差をつける「名刺」としての資格
バーテンダー資格は、就職・転職市場において、ライバルに差をつける「名刺」となります。経験やスキルを目に見える形で証明でき、採用側に安心感を与えることができるためです。
特にホテルのバーや高級店では「信頼性のある人材」として評価されやすく、転職や就職希望者にとっては強いアピールポイントとなります。
特にホテルのバーや高級店では「信頼性のある人材」として評価されやすく、転職や就職希望者にとっては強いアピールポイントとなります。
給与アップやキャリアの選択肢を広げるためのパスポート
バーテンダー資格が直接給与アップにつながるかといえばその範囲は限定的でしょう。しかし、キャリアの選択肢を広げるひとつのツールとして有効です。資格があることでホテルのバーや高級店、外資系ラウンジなど待遇の良い職場への道が開けます。また昇進や信頼獲得にもつながるため、結果的に収入アップの可能性が高まるでしょう。
バーテンダーキャリアの王道:N.B.A.資格体系
バーテンダー資格をもっていると就職の際に有利になるのはもちろん、顧客から信頼を得られる、出場条件が有資格者のみのコンペティションに参加できるなど、メリットは多くあります。
バーテンダーに関する資格の中でメジャーなものでは、日本バーテンダー協会(N.B.A)が主催する「バーテンダー呼称技能認定試験」や「インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験」などがあります。詳しくご紹介します。
バーテンダーに関する資格の中でメジャーなものでは、日本バーテンダー協会(N.B.A)が主催する「バーテンダー呼称技能認定試験」や「インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験」などがあります。詳しくご紹介します。
日本バーテンダー協会(N.B.A)とは
日本バーテンダー協会とは酒文化の発展・バーテンダーの資質の向上を基本理念に、昭和4年に発足した民間団体です。協会に所属することにより、協会が主催するバーテンダー資格の受験資格が与えられ、会報などでコンペティションの開催情報を入手しやすくなります。協会が発行する資格は全国で通じる民間資格です。N.B.Aでは次のような制度を実施しています。
(1)N.B.A正会員資格
N.B.A正会員になると、協会の認定資格証書が取得できます。会員入会希望者は、協会ホームページより定款、運営細則を承認して、入会申込フォームに入力の上、写真と本人確認書類を添えて申し込みをします。申し込みと入金確認後、会員証と一般会員バッジが送付されます・入会金:3,000円
・年会費:18,000円
(2)バーテンダー呼称技能認定試験
受験資格は、N.B.A正会員またはアルコール飲料を取り扱う飲食・サービス業に従事する満20歳以上の者。試験当日の衛生講習会を受講することも受験資格に含まれます。 試験内容は、酒類や衛生管理に関する20問・100点満点の学科試験のみとなり、受験料は会員と一般受験で異なります。・受験料
正会員:11,000円
非会員:33,000円
(3)インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験
受験資格はN.B.A正会員限定で、協会在籍3年以上、バーテンダー呼称技能認定を取得して2年が経過し、試験年度末までに25歳の誕生日を迎える者に与えられます。 試験内容は学科試験と実技試験があり、学科試験では酒類問題20問(100点満点)を受けます。実技試験では、フルーツ・カッティング、ステア、シェークの基本技術を各10点の計30点満点で採点されます。実技試験は30点満点のうち25点以上で合格となりますが、各試験それぞれ合格点数を取ることが求められます。また、どのような成績で不合格になっても、次回受験時も全ての試験を受験し直さなければなりません。
・受験料
正会員:22,000円
(4)N.B.A顕彰
協会の発展向上に功績が認められた正会員に対しては顕彰が実施されます。「本部、都道府県支部顕彰」「在籍表彰」「本部長表彰(功労賞)」「会長表彰(特別功労賞)」「国際賞」「ベストバーテンダー」「マイスターバーテンダー」「グランバーテンダー」「ミスターバーテンダー」の9種があります。「ベストバーテンダー」「マイスターバーテンダー」「グランバーテンダー」「ミスターバーテンダー」は人格、識見、教養が評価された正会員が得られる称号。例えば最高賞の『ミスターバーテンダー』になるには、正会員歴30年以上、支部・本部・協会役員歴25年以上で、60歳以上であること、さらにマイスターバーテンダーの称号を取得し、グランバーテンダーの賞を受けた協会名誉会員である必要があります。
【費用と戦略】会員になるべきか?賢い資格取得プランニング
バーテンダーとして長期的にキャリアを築く場合、N.B.A.(日本バーテンダー協会)への加入は合理的な投資といえます。会員誌の送付や研修、セミナー参加を通じて技術力や知識の向上が目指せますし、協会会員であることで顧客や雇用者からの信頼性が高まります。また、高級バーやホテルへの就業や昇給の機会が得られ、収入の向上につながるでしょう。
さらには、協会主催のイベントやコンテストへの参加が可能なため、技術の向上や業界人脈を広げるきっかけにもなります。長期的にはスキル・信頼・人脈の向上による収入増加やキャリアアップが期待でき、費用対効果の高い投資といえます。
さらには、協会主催のイベントやコンテストへの参加が可能なため、技術の向上や業界人脈を広げるきっかけにもなります。長期的にはスキル・信頼・人脈の向上による収入増加やキャリアアップが期待でき、費用対効果の高い投資といえます。
「好き」を極めて価値を高める!専門飲料資格でライバルに差をつけろ
N.B.A.資格でバーテンダーとしての土台をつくった後は、プラスアルファでお酒や飲料の知識を身につけ専門性を高めると、バーテンダーとして独自のポジションを築くことができるでしょう。
J.S.A.は1970年代に設立された歴史ある団体です。主にワインを中心に、ウイスキー・日本酒など幅広いアルコール飲料の知識とサービス技術を体系的に教育し、「ソムリエ」「ワインエキスパート」などの資格を認定しています。プロフェッショナル向けで、実務経験が必要な場合が多いですが、知名度が高く、上位資格を目指せます。
ANSAでは、飲み手の好みや要望を察知しワインとその楽しみ方を提供出来る専門家「ワインコーディネーター/ソムリエ」、一般消費者向けの資格「ワインナビゲーター」など、目的・レベル別の認定資格を実施しています。
J.S.A. と ANSAとの違い
日本の主なワインに関する資格試験には、J.S.A(日本ソムリエ協会)の認定資格と、ANSA(全日本ソムリエ連盟)の認定資格の2種類があります。J.S.A.は1970年代に設立された歴史ある団体です。主にワインを中心に、ウイスキー・日本酒など幅広いアルコール飲料の知識とサービス技術を体系的に教育し、「ソムリエ」「ワインエキスパート」などの資格を認定しています。プロフェッショナル向けで、実務経験が必要な場合が多いですが、知名度が高く、上位資格を目指せます。
ANSAでは、飲み手の好みや要望を察知しワインとその楽しみ方を提供出来る専門家「ワインコーディネーター/ソムリエ」、一般消費者向けの資格「ワインナビゲーター」など、目的・レベル別の認定資格を実施しています。
ワインの専門家「ソムリエ」とバーテンダーとの違いと相乗効果
ワインの生産地や品種、熟成方法などの知識に基づき、料理との相性を考えて最適なワインを提案・提供するワインソムリエ。一方、バーテンダーはウイスキーやリキュール、スピリッツを中心に、カクテル調製や接客を通じてバー空間を演出するプロです。
バーではワインを提供する機会も少なくありません。ソムリエの資格があればワインカクテルの作成や料理とのペアリング提案などに活かすことができ、バーテンダーとしての幅が広がり、顧客満足度も高めることができます。
バーではワインを提供する機会も少なくありません。ソムリエの資格があればワインカクテルの作成や料理とのペアリング提案などに活かすことができ、バーテンダーとしての幅が広がり、顧客満足度も高めることができます。
日本酒の専門家「唎酒師」と バーテンダーとの違いと相乗効果
唎酒師は日本酒の専門家として、産地・米の品種・醸造法や味わいの特徴を理解し、料理との相性や提供方法を提案する役割を担います。一方、バーテンダーは多様な酒類を扱い、カクテルやさまざまなお酒を通じて顧客を楽しませることが求められる仕事です。両者の違いは、日本酒に特化した深い知識と提案力をもつか、スピリッツやカクテルなど多種多様な酒を提案するかという点です。しかし両方の知識があれば唎酒師の知識を活かした日本酒カクテルやペアリング提案などで、バーやカクテルの新たな魅力を創出することができるでしょう。
また、近年は「国際唎酒師(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会主催)」に注目が集まっています。これは、従来の唎酒師資格の内容に加え、海外での日本酒の普及や国際的な日本酒市場への対応力、海外での接客や輸出・輸入業務、国際イベントでのテイスティング・教育などの知識がある人材です。インバウンド需要が高まる昨今、国際唎酒師を持っていることで、仕事の幅はさらに広がるでしょう。
また、近年は「国際唎酒師(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会主催)」に注目が集まっています。これは、従来の唎酒師資格の内容に加え、海外での日本酒の普及や国際的な日本酒市場への対応力、海外での接客や輸出・輸入業務、国際イベントでのテイスティング・教育などの知識がある人材です。インバウンド需要が高まる昨今、国際唎酒師を持っていることで、仕事の幅はさらに広がるでしょう。
ウイスキーの専門家「ウイスキーコニサー」 と バーテンダーとの違いと相乗効果
「ウイスキーコニサー」は、ウイスキーの産地・熟成・蒸溜方法や香味の違いを深く理解し、顧客に最適なウイスキーを提案する専門家であることを証明する資格です。
ウイスキーコニサー資格がウイスキーの知識の深さや評価・提案力に特化するのに対し、バーテンダー資格はお酒の幅広い知識に加え調理技術やサービス、空間演出などにも重きを置いた資格です。
相乗効果として、ウイスキーコニサーの知識を活かしたオリジナルカクテルやペアリング提案は、バーの価値を高め、根強いウィスキーファンの獲得や顧客満足度アップ、リピーター獲得につながります。
ウイスキーコニサー資格がウイスキーの知識の深さや評価・提案力に特化するのに対し、バーテンダー資格はお酒の幅広い知識に加え調理技術やサービス、空間演出などにも重きを置いた資格です。
相乗効果として、ウイスキーコニサーの知識を活かしたオリジナルカクテルやペアリング提案は、バーの価値を高め、根強いウィスキーファンの獲得や顧客満足度アップ、リピーター獲得につながります。
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バーテンダーとしてのトップキャリアパス
バーテンダー資格を武器に、どのようなキャリアを築いていけるのでしょうか。組織内での昇進から独立、そして新時代の働き方まで、多様なキャリアの選択肢を解説します。
チーフバーテンダー、店長への昇進ルート
入社後はまずバーテンダーとして現場経験を積みます。接客力やカクテル技術を磨きながら、店舗営業の基本的な業務、在庫管理などを身につけます。その後は、経験や実績に応じてチーフバーテンダーとしてメニュー開発や新人教育などの責任を担い、マネジメント能力を磨きます。さらに店舗運営や売上管理のスキルを身につけることで、店舗全体のマネジメントを担当できるようになれば、店長としてキャリアを積んでいくことができます。
バーテンダー資格をもっていると、知識や技術が証明され就職や昇進の土台が整いやすく、昇進の後押しとなるでしょう。
バーテンダー資格をもっていると、知識や技術が証明され就職や昇進の土台が整いやすく、昇進の後押しとなるでしょう。
オーナーバーテンダー
バーテンダー資格取得後に独立するキャリアプランもあります。まず現場経験で技術と接客力を磨き、経営スキルを身につけることが重要です。バーテンダーとしてのスキルだけでなく、売上管理、原価計算、スタッフ教育、マーケティングの基礎を学びます。
開業後は「顧客作り」が成功の鍵です。常連客を増やすためには、カクテル作りや丁寧な接客はもちろん、SNSやイベントで店の魅力を発信するなどのPRも必要でしょう。
開業後は「顧客作り」が成功の鍵です。常連客を増やすためには、カクテル作りや丁寧な接客はもちろん、SNSやイベントで店の魅力を発信するなどのPRも必要でしょう。
新時代のキャリア「ブランドアンバサダー」
飲食・酒類業界では、自社製品のPRをするために専門知識をもった「ブランドアンバサダー」を起用することが増えてきました。 「ブランドアンバサダー」の役割はブランドや商品の魅力を広め、認知度や信頼を高めること。具体的には、バーやイベントでのテイスティング・提案、販売店や顧客への教育、SNSやメディアを通じた情報発信などを行い、ブランドのイメージ向上や販売促進に貢献します。
バーテンダーとしてブランドアンバサダーという道を開くには、お酒やカクテルの知識を持ち合わせていることが必須ですが、そのほかにも、セルフブランディング力、商品のプレゼンテーション力、人脈や語学力などがあると有利でしょう。
バーテンダーとしてブランドアンバサダーという道を開くには、お酒やカクテルの知識を持ち合わせていることが必須ですが、そのほかにも、セルフブランディング力、商品のプレゼンテーション力、人脈や語学力などがあると有利でしょう。
海外で働く
ワーキングホリデーなど海外での就労経験は、帰国後のバーテンダーキャリアに大きく活かすことができます。まず、自主性・コミュニケーション能力・問題解決力などの人間力を鍛える機会にもなり、どんな仕事にも活かせるでしょう。バーテンダーとしては、語学力や異文化理解力が身につけば、外国人客への接客はもちろん、海外の酒類の生産者やブランドの知識や理解も深まります。さらには多様な価値観や飲酒習慣に柔軟に対応する力も身につき、接客やメニュー提案の幅が広がるでしょう。
年収1000万円は可能か?
バーテンダーで年収1000万円を目指すには、店舗勤務だけでは難しいのが現実です。スキルや経験、ネットワークを活かし、独立をするか副収入との組み合わせが鍵です。
■高収入を目指すキャリアの例
ホテルのバーや外資系ラウンジなど高待遇の職場で経験を積み、チーフバーテンダーや店長としてマネジメント力を身につけたあとに、それらの経験や資格・専門知識を活かしてセミナー講師やブランドアンバサダーなどとしても収入を得る道が考えられます。
また、キャリアを積んだ後、自分のバーを開業。店舗営業の他、イベントやカクテル教室などでも収入を得て高収入を目指す方法もあるでしょう。
■高収入を目指すキャリアの例
ホテルのバーや外資系ラウンジなど高待遇の職場で経験を積み、チーフバーテンダーや店長としてマネジメント力を身につけたあとに、それらの経験や資格・専門知識を活かしてセミナー講師やブランドアンバサダーなどとしても収入を得る道が考えられます。
また、キャリアを積んだ後、自分のバーを開業。店舗営業の他、イベントやカクテル教室などでも収入を得て高収入を目指す方法もあるでしょう。
バーテンダーにも生涯学習が大切
酒類業界のトレンドは常に変化しています。セミナー参加や情報収集などを通じて、現状に満足せず常に学び続ける姿勢こそが、プロフェッショナルとしての価値の維持・向上につながります。
まとめ
バーテンダーにとっての資格取得の意義、キャリア例などを取り上げました。資格取得は決してゴールではありません。スタートであり、自身のキャリアの切り拓いていくために目指すべきものです。そして専門性を高め、多様なキャリアパスを歩み、トップバーテンダーへと駆け上がるための後押しになるはずです。
アルバイトの求人一覧
正社員の求人一覧
この記事の著者
若松真美
ライター
神奈川県在住ライター。女性向けライフスタイル、インバウンド、国内旅行、食などの分野で執筆や編集を経験。週末は東京下町や鎌倉などで飲み歩く。特に和食とエスニックが好き。
