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2019/9/30

バーテンダーになるのに資格は必要? バーテンダーに求められる技術や心得とは

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バーでお客様一人ひとりに合わせたお酒を提供し、小粋な会話で接客するバーテンダー。飲食店の中でも“華”のある職業として人気の職種です。では、バーテンダーになるために何か特別な資格が必要なのでしょうか? キャリアアップを目指すためにどういったスキルが必要なのでしょうか? 今回は、一流のバーテンダーになるために必要なスキルや、キャリアアップに有利な資格について解説していきます。

バーテンダーを目指す人に有利になる資格

実は、バーテンダーになるのに必ず必要な資格はありません。しかし、資格を持っていると就職の際に有利になるのはもちろん、コンペティションによっては、有資格者であることが出場条件になることもあるので、資格を取得することで生まれるメリットは多いです。

バーテンダーに関する資格の中でメジャーなものでは、日本バーテンダー協会(NBA)が主催する「バーテンダー呼称・技能認定試験」や「インターナショナル・バーテンダー 呼称・技能認定試験」などがあります。詳しくご紹介していきます。

日本バーテンダー協会(N.B.A)とは

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日本バーテンダー協会とは酒文化の発展・バーテンダーの資質の向上を基本理念に、昭和4年に発足した民間団体です。協会に所属することにより、協会が主催するバーテンダー資格の受験資格が与えられ、会報などでコンペティションの開催情報を入手しやすくなります。協会が発行する資格は全国で通じる民間資格です。実際にN.B.Aが主催しているバーテンダー資格について具体的にご紹介していきましょう。

(1)N.B.A認定バーテンダー資格証書

N.B.A正会員であることを指す証書です。受験資格は1年以上の実務経験者で、支部にて面接試験を行い、支部長が新入会員と認めた満20歳以上の者が取得できます。

(2)バーテンダー呼称・技能認定試験

受験資格は、N.B.A正会員・非会員ともに、飲食業でバーテンダーを職業とする満20歳以上の者。試験内容は、酒類に関する20問100点満点の学科試験のみとなり、受験料と合格認定料の金額は、会員と一般受験で異なります。

(3)インターナショナル・バーテンダー呼称・技能認定試験

受験資格はN.B.A会員限定となり、協会在籍期間が3年以上で、実務経験7年以上。「バーテンダー呼称技能認定」を取得して2年が経過した満25歳以上の者となっています。試験内容は学科試験と実技試験があり、学科試験では酒類問題を15問・衛生問題を5問出題の計20問、100点満点。実技試験では、フルーツ・カッティング、ステア、シェークの基本技術を各10点の計30点満点で採点を行います。各試験それぞれで合格点を取らなければ合格とはならず、次回の試験受験時にも、1次、2次両方の試験を受験しなければいけません。

(4)N.B.A認定マイスターバーテンダー称号証書

N.B.A.に入会してから20年継続して在籍し、 アルコール飲料を取り扱う飲食業またはサービス業の実務経験が25年以上であり、「インターナショナル・バーテンダー呼称・技能検定試験」に合格した者に与えられる証書です。

就職や転職に有利!? 手当の付与もあり!

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資格を取得することで、就職や転職などの際に有利になることは確かです。また、お店によっては資格保持者に対して「資格・スキル手当」を付与するところもあるので、自然と給料アップにも繋がります。

≫≫資格手当・スキル手当のあるバーテンダーの求人

そのほかにも、資格を有することでコンペディションに参加でき、自身のスキルアップや、他のバーテンダーとの交流の機会を得られるなど、メリットはひとつではありません。しかし、大切なのは資格を取得することでなく、資格取得を目指す過程で学んだ知識や心構えなど、数値化できない部分でもあることも忘れてはいけませんね。

資格や技術だけじゃない。バーテンダーにとって大切なことって何?

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いくら知識をつけて技術を磨いても、資格をとっても、それだけで一流バーテンダーにはなれません。技術と同様に大切なのがバーテンダーの人柄やコミュニケーション技術。いくらお酒の味が美味しくても、居心地が悪ければ意味がありません。「一人でゆっくりと飲みたい」「社交の場として楽しみたい」などのゲストのニーズを捉え、それに合わせた接客をする必要があるのです。

[関連記事] ≫≫一流バーテンダーへの道。大切なのは技術? それとも人柄?

先述したN.B.A認定バーテンダーの認定資格条件にも「1年以上の実務経験」と記載されているように、バーで実戦経験を積み、ある程度の接客技術がなければ、一人前のバーテンダーとは認められません。人間的な魅力を磨いていくことは一流のバーテンダーを目指す上で技術と同じくらい大切なのです。

一人前のバーテンダーになるためには、まずバーで働いて経験を積むことが第一歩になります。
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