2017/2/1
1967年開業。村上春樹の小説「ノルウェイの森」にも登場する、ジャズが流れるバー。誰でも入りやすいカジュアルな雰囲気。
『Radio』(南青山)
1972年開業。サザンオールスターズの歌にも登場するバー。お洒落なオーセンティックバーといえばここ。
モダンな空間で日本酒を楽しめるバー。食前酒を嗜むような気軽な雰囲気で立ち寄ることができます。
『コードネーム ミクソロジー トウキョウ』(東京 八重洲)
流行りのミクソロジーカクテルが人気のバー。フードメニューも充実しています。
『GINZA MUSIC BAR』(銀座)
高級オーディオシステムを備えた音楽バー。ミュージシャン・大沢伸一さんがプロデュース。
今回はバーの種類とバーテンダーの仕事についてご紹介しました。求人@飲食店.COMでは、バーのお仕事をたくさん紹介しています。 バーの求人一覧よりご覧ください。
多様化するバーの世界。 バーテンダーが知っておきたいバーの種類と最新トレンド。
目次
Photo by iStock.com/santypan
バー(Bar)の言葉の由来は諸説ありますが、有名なのは19世紀・西部開拓時代のアメリカの話。当時は簡単な板(バー)を渡したスペースで酒がふるまわれていたようで、それがBarの語源になったのだとか。現在も板のような横長のカウンターで酒をふるまう伝統的なバーがある一方で、最近は少しずつ姿を変えながら多種多様なバーが登場しているようです。今回はその種類について改めておさらいしていきます。
多様化するバー。その種類は?
多種多様なバーが誕生している現在ですが、具体的にはどのような種類に分けられるのでしょう? 代表的なものを中心にいくつかご紹介していきます。
さらに、お酒を提供するバーという機能に付加価値をプラスした以下のようなバーもあります。
■オーセンティックバー
オーセンティックとは「本物の」という意味。本格的なバーカウンターがあり、またバーテンダーも熟練者が多いです。一流ホテルの中に店を構えたりするなど、格式を重んじるのも特徴。■ショットバー
ボトルキープがなく、1杯ずつオーダーするシステムのバーをショットバーといいます。1杯サービスされるごとにお金を払う「キャッシュオンデリバリー」の場合もあります。■スタンディングバー
立ち飲みのバー。椅子席のバーよりも低料金で、多くの人が1杯だけ飲みに立ち寄ったり、他のお客とお喋りを楽しんだりします。■ダイニングバー
バーでありながらフードメニューも充実している店です。フードバーと呼ぶこともあります。カジュアルな雰囲気なので幅広いお客様に利用されます。さらに、お酒を提供するバーという機能に付加価値をプラスした以下のようなバーもあります。
■ミュージックバー
ジャズ、ロックなど特定の音楽を流したり、ピアノやジャズトリオなどの生演奏が入ったり。最近ではアナログレコードを聴けるバー、ハイレゾ完備のバーも増えています。■アミューズメント系のバー
ダーツバー、ビリヤード台があるプールバー、ボードゲームなどで遊べるゲームバー、ゴルフバー、マジックバー、鉄道模型バーなどがあります。■特定のお酒に特化したバー
最近人気の日本酒を主役にした「日本酒バー」など、特定のお酒を深く掘り下げたバーが増えています。ほかには「焼酎バー」「ワインバー」「クラフトビアバー」などがあります。バーテンダーの仕事
Photo by iStock.com/MaximFesenko
バーテンダーは定番またはオリジナルのカクテルを作ったり、あらゆるお酒に精通し、ゲストの好みに合うお酒をおすすめしたりします。
リズミカルにシェイカーを振るお馴染みの所作は「シェイキング」、材料を混ぜ合わせることを「ステア」と呼びますが、これらの技術・知識はバーで働きながら習得していくのが一般的です。日本バーテンダー協会などいくつかの機関が実施する資格認定制度もあり、専門職としてステップアップできる環境が整っています。
リズミカルにシェイカーを振るお馴染みの所作は「シェイキング」、材料を混ぜ合わせることを「ステア」と呼びますが、これらの技術・知識はバーで働きながら習得していくのが一般的です。日本バーテンダー協会などいくつかの機関が実施する資格認定制度もあり、専門職としてステップアップできる環境が整っています。
■バーテンダーのスキルを競う大会がたくさんある
バーテンダーの技術を競う大小各種の大会が毎年開催され、世界大会も行われています。世界大会で入賞歴がある日本人バーテンダーも少なくありません。曲芸的なパフォーマンスで客を魅了するフレアバーテンダーの大会もあり、こちらはとても華やか。また、オリジナルカクテルの出来を競うコンテストもあります。■技術とともに大事なのは、コミュニケーション能力
美味しいカクテルをスマートに作る技術と同じくらいバーテンダーに求められるのは、コミュニケーション能力。バーを訪れる人は、一杯のお酒とともにくつろげる時間と空間を過ごしにやってきます。お客様にどれだけ居心地良く過ごしてもらえるかはバーテンダー次第と言っても過言ではありません。歴史あるバーと流行りのバー
Photo by iStock.com/Kondor83
最後に古くから愛されてきたバーと、最近注目のバーをいくつかご紹介します。
■歴史あるバー
『DUG』(新宿)1967年開業。村上春樹の小説「ノルウェイの森」にも登場する、ジャズが流れるバー。誰でも入りやすいカジュアルな雰囲気。
『Radio』(南青山)
1972年開業。サザンオールスターズの歌にも登場するバー。お洒落なオーセンティックバーといえばここ。
■最近注目のバー
『THE HANGER』(中目黒)モダンな空間で日本酒を楽しめるバー。食前酒を嗜むような気軽な雰囲気で立ち寄ることができます。
『コードネーム ミクソロジー トウキョウ』(東京 八重洲)
流行りのミクソロジーカクテルが人気のバー。フードメニューも充実しています。
『GINZA MUSIC BAR』(銀座)
高級オーディオシステムを備えた音楽バー。ミュージシャン・大沢伸一さんがプロデュース。
今回はバーの種類とバーテンダーの仕事についてご紹介しました。求人@飲食店.COMでは、バーのお仕事をたくさん紹介しています。 バーの求人一覧よりご覧ください。