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2016/10/19(2019/8/29更新)

超一流シェフの年収は68億円?世界でトップクラスの料理人の年収を大公開

世界でトップクラスの実力を持つ有名シェフは、どのくらい稼いでいると思いますか? じつは料理人にはさまざまなお金の稼ぎ方があり、複数店舗の経営やテレビ番組への出演も行っているシェフにもなると、サラリーマンでは考えられないような破格の収入を得ている人もいるのです。今回は、そんな思わずびっくりしてしまう金額を稼いでいる、世界のお金持ちシェフの年収を大公開しちゃいます。

ジョエル・ロブション -フレンチの神様-

ジョエル・ロブション氏は「フレンチの神様」「フレンチの皇帝」とも称されている、世界で最も有名なシェフのひとりです。15歳で料理人としてのキャリアをスタートし、20代前半にはすでに数々の料理コンクールで受賞。29歳という若さで『ホテル・コンコルド・ラファイエット』の総料理長に就任します。そして1981年に独立し、『ジャマン』を開店。のちに店名を『ジョエル・ロブション』へと改め、世界的なシェフとしてその名を轟かせるようになります。

料理人としては51歳のときに現役を引退しており、その後は経営者としての手腕を発揮。2013年時点で、世界で11のレストランを経営し、そのほとんどが「ミシュランガイド」の三ツ星、二ツ星に輝いています。

現役を退いてからの主な収入源は、レストラン経営による収入、そして広告収入や各種ロイヤリティ収入、さらには不動産投資や株式投資といった投資家としての収入だったようです。なんでも彼の年収について紹介した海外メディアによると、2012年1月から2013年1月の総所得は5,800万ユーロだったとのこと。1ユーロを123円と換算した場合、日本円で年収71億3400万円というとてつもない金額になります。

そんなフレンチの神様は、2018年8月に惜しまれつつこの世を去りました。世界の美食家たちを唸らせた彼の功績は、世界中で彼がオープンしたレストランにしっかりと受け継がれています。

ゴードン・ラムゼイ -世界で最も稼ぐシェフ?-

イギリス・スコットランド出身のゴードン・ラムゼイ氏は、ロンドンで数少ない三ツ星店『レストラン ゴードン・ラムゼイ』をはじめとした30店舗以上のレストランを経営するカリスマシェフです。彼は現役の料理人として仕事をする一方で、イギリスのさまざまなテレビ番組にも出演しています。彼の性格は非常に短気で発言は過激。しかし、そのキャラクターが受けたのか、彼の出演するテレビ番組はいずれも高視聴率を記録しているそうです。

気になる彼の年収ですが、アメリカの経済誌『フォーブス』が発表した「世界で最も稼ぐ有名人100名」というランキングでは35位にランクイン、2018年6月~2019年6月の1年間の収入が6300万ドル(約68億円)だったことがわかっています。同ランキングで料理人・シェフとしてランクインしたのは彼だけであるため、ゴードン・ラムゼイ氏は「今世界で最も稼いでいるシェフ」であるといえるかもしれません。

ほかにもこんなお金持ちシェフが!

ジョエル・ロブション氏やゴードン・ラムゼイ氏以外にも、世界には多くのお金持ちシェフがいることがわかっています。経営するレストランの数や売上総額などの情報をみていきましょう。

■アラン・デュカス

「フランス料理界最大の巨匠」といわれており、史上最年少の33歳でミシュランの三ツ星を獲得。レストランのほか、ショコラティエや料理学校なども経営し、経営者としての売上総額では、ジョエル・ロブション氏をゆうに上回っています。

経営しているレストランの数:30店舗
売上総額:1億2000万ユーロ(約156億円)

■ポール・ボキューズ

1961年にフランスの「国家最優秀職人章(MOF)」を取得したフレンチシェフ。同じレストランでミシュランの三ツ星を50年以上維持しており、さらに2018年に彼が亡くなった後のミシュランでも三ツ星を維持しました。この「三ツ星最長在位記録」は未だに破られていません。

経営しているレストランの数:21店舗
売上総額:5300万ユーロ(約68億円)

■森本正治

1990年代の日本料理界に多大な影響を与えたテレビ番組『料理の鉄人』の「3代目和の鉄人」と説明すれば、知っている方も多いのではないでしょうか。現在は日本以外にもニューヨーク、ワイキキ、ムンバイ、フィラデルフィアなどに和食レストランを展開しており、世界的に有名な和食料理人となっています。

経営しているレストランの数:16店舗
売上総額:5000万ドル(約52億円)

上記のシェフたちについては年商しか分かっていませんが、これだけの売上を上げているということは、当然本人の年収も高いことが推測されます。

日本で頑張るシェフたちのリアルな平均年収は?

飲食店.COMの調査によると、日本の飲食店で活躍するシェフの平均月給は約31万円、平均年収は480万円ほどであることがわかりました。 人気店のシェフになると年収1000万円も夢ではありませんし、さらに有名シェフになると現場以外の仕事も多くなり収入はアップします。

年収1000万円を超えるにはオーナーシェフか人気シェフを目指そう!

料理人として年収をあげるには

・人気店でシェフを目指す
・独立してオーナーシェフを目指す

という二つの方法が考えられます。

(1)人気店でシェフを目指す

予約がなかなか取れない人気店や高単価の有名店の料理長は、年収1000万円を超える場合もあります。このような人気店の料理長を目指すには、シェフ個人の裁量が大きい個人経営の店、またはレベルの高い料理を出す人気店で修行を積むのが良いでしょう。

>>経験を積める人気店(ミシュラン・ビブグルマン掲載店)で求人を探す

(2)独立してオーナーシェフを目指す

リスクは伴いますが、オーナーシェフとして高年収を目指す道もあります。オーナーシェフとして年収1000万円を目指す場合は、高単価で顧客満足度の高い店舗を複数経営するシェフになることが必須です。
先述したトップレベルのシェフたちも質の高い店舗を複数経営していました。
彼らのような高収入のオーナーシェフを目指すには、料理のスキルの他に店舗経営についての知識も必要となるでしょう。

>>店舗経営を学べるお店の求人を探す

いかがでしたか? ジョエル・ロブション氏やゴードン・ラムゼイ氏のように莫大な年収を得るのは簡単なことではありませんが、こうした夢のある話を聞くとやる気が湧いてきませんか? 料理の世界は厳しいものですが、夢もたくさん詰まっています。これから料理人として独り立ちを目指す方は、ぜひ高い目標を掲げて頑張っていきましょう。

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