手荒れに悩む飲食店スタッフ必見!しっかり治すための対策や予防法とは?
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食器用洗剤を見直す
昨今は、天然洗浄成分から作られたものなど、油汚れもしっかり落としながら肌にも環境にも優しい洗剤が市販されています。さまざまな製品があるため、ぜひしっくりくるものを探してみてください。
食器洗いにお湯を使わない
皮膚に付着した洗剤を念入りな手洗いで落とす
皮膚に密着した洗剤を落としきるためには、洗い物が終わった時や業務の終了時などに、しっかりと手洗いをしましょう。洗剤を取り除くために石鹸で手を洗うと、皮脂を落としすぎて手荒れが悪化することがあるため、水だけで丁寧に洗うようにしてください。
手の水分をよく拭き取る
ハンドクリームや化粧水でしっかり保湿する
化粧水は、手に浸透したあと温めながら乾かすと保湿効果が向上します。化粧水のあとに塗るハンドクリームは、保湿だけならワセリン配合のクリーム、ガサガサとした肌荒れには尿素クリーム、あかぎれ・ヒビの症状にはビタミン系クリームがおすすめです。手荒れが深刻な時は、水をはじく性質があり水仕事の前にも塗れるハンドクリームでケアしましょう。
ただし、ハンドクリームを大量に塗ると肌の油分が過剰になるため、必要な量だけを塗り込むようご注意を。量の目安は、ローションタイプなら500円玉の大きさ、チューブタイプなら1cmほどです。ハンドクリームを塗った後に綿の手袋を着けておくと、保湿効果がさらに高まります。
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ゴム手袋を使う
ただし、キウイフルーツ、栗、バナナなどを食べてアレルギー症状が出たことがある方は、天然ゴム(ラテックス)にアレルギーを持っている場合があるため、ポリエチレン製や塩化ビニル製のゴム手袋を用意しておくと安心です。厚手のゴム手袋だと作業しにくいため、薄手タイプをおすすめします。
ストレス解消や疲労回復を意識
さらに、疲労が蓄積すると免疫機能が落ち、抵抗力が弱まって手荒れが悪化する原因になります。日頃から、悩みがあれば一人で抱え込まず周りの人に相談し、休息・睡眠やストレス発散の時間も大切にしましょう。
まとめ
飲食店の手荒れ対策 よくある質問
飲食店での手荒れを防ぐために、まず何を見直せば良いですか?
まずは毎日使う「食器用洗剤」を見直すのがおすすめです。一般的な業務用洗剤は洗浄力が強い分、肌への刺激も大きくなります。天然洗浄成分から作られた、肌に優しいタイプの洗剤に変えるだけでも効果が期待できます。
食器洗いにお湯を使うのは、なぜ良くないのですか?
お湯は肌の表面にある必要な油分まで洗い流してしまい、皮膚の乾燥を進行させる原因になるからです。食器洗いはできるだけ水か、冷たさに耐えられない場合はぬるま湯で行うようにしましょう。
正しいハンドケア・保湿の方法を教えてください。
水を使った後はタオルでしっかり水分を拭き取り、できるだけ早く化粧水とハンドクリームで保湿します。化粧水で水分を補給し、ハンドクリームで蓋をするイメージです。症状に合わせ、保湿ならワセリン、ガサガサには尿素、ヒビ・あかぎれにはビタミン系クリームを選びましょう。
手荒れ対策として最も効果的な方法は何ですか?
食器洗いや調理の際に「ゴム手袋」を使用することが最も有効です。洗剤や水が直接肌に触れるのを防ぎます。ただし、手袋の中を清潔に保つことや、ラテックスアレルギーの可能性がある方はポリエチレン製など材質を選ぶ注意が必要です。
手を洗う時、石鹸を使った方が良いですか?
洗い物が終わった後に、手に残った洗剤を落とす目的であれば、石鹸は使わない方が良いでしょう。石鹸を使うと必要な皮脂まで落としすぎてしまい、かえって手荒れが悪化することがあります。水だけで丁寧に洗い流すことを心がけてください。
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