成年年齢が18歳へ引き下げ。未成年に酒類を提供するリスクは?
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●飲食店で未成年にアルコールを提供してしまったら?
20歳未満にお酒を提供した際には、店舗側が責任を問われ罰則を受ける可能性があります。歓迎会が行われる際、大学の新入生なら18歳または19歳が多く、会社の新入社員も10代である可能性は十分に考えられます。グループや団体客の中に未成年が混じっているケースを店舗側が予測することは可能であるうえ、年齢を確認する義務もあるため「知らなかった」で済ませることはできないのです。
一方、未成年のお客様は、法律で罰せられることはありません。「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」は、飲酒の危険・悪影響から青少年を守るための法律だからです。
●未成年者にお酒を提供したら飲食店はどんな罰則を受ける?
「20歳未満にお酒を出しても、誰にも知られなければ大丈夫なのでは?」と思ってしまいがちですが……過去には、未成年者が起こした飲酒運転の事故で店舗側が20歳未満に酒類を提供したことが発覚し、最終的に経営会社や店員が書類送検された事例もありました。思わぬトラブルに発展するケースもあるため、未成年者にはアルコールを提供しないよう年齢確認を徹底しましょう。
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●未成年者が「20歳以上」と偽った場合
●お客様に年齢確認する方法
もし、年齢を確認したことで気分を害したお客様がいたら 「未成年者に酒類を提供した場合は法律に基づいた取り締まりが行われると警察からも周知されているため、念のため確認しています。ご理解いただけると幸いです」 などと声をかけ、納得してもらえるよう努めましょう。 どうしても身分証明書を提示してもらえない場合は 「年齢を確認できない方にはお酒を出すことができません。提供できるのはソフトドリンクだけになります」 と伝え、毅然とした態度で対応することが大切です。
【身分証明書になるものの例(生年月日が印字されているもの)】
■学生証
■マイナンバーカード
■運転免許証
■パスポート
■保険証
■在留カード
■特別永住者証明書
●ポスターで「未成年者に酒類を提供しない」という意思表示を
https://www.stop-underagedrinking.com/download/
【まとめ】
未成年者の飲酒防止 よくある質問
飲食店が20歳未満の人にお酒を提供すると、どうなりますか?
「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」に基づき、店舗側が50万円以下の罰金を科せられる可能性があります。場合によっては酒類販売業免許が取り消されることもあります。飲酒した未成年者自身には罰則はありません。
お客様が「20歳以上です」と嘘をついた場合でも、お店の責任になりますか?
はい、お店の責任を問われる可能性があります。法律で飲食店にはお客様の年齢を確認する義務が課せられているため、口頭での確認だけでは不十分です。身分証明書での確認が必須となります。
お客様に失礼にならないように年齢確認をする、上手な声かけはありますか?
「失礼ですが、年齢を確認できる身分証明書をご提示ください」が基本です。特に女性には「お若く見えますので、念のため…」と前置きすると、気分を害されにくい場合があります。警察からの指導で確認している旨を伝えるのも有効です。
年齢確認できる身分証明書にはどんなものがありますか?
生年月日が記載されている公的な証明書が有効です。例えば、運転免許証、マイナンバーカード、学生証、パスポート、保険証、在留カードなどが挙げられます。
お客様が身分証明書の提示を拒否した場合はどうすればいいですか?
「年齢を確認できない方には、法律上お酒を提供することができません」と毅然とした態度で伝え、アルコールの提供を断る必要があります。提供できるのはソフトドリンクのみとなります。
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