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2018/12/19

北海道でご当地グルメを堪能するならこのお店! 札幌・函館の人気店10選

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新鮮な魚介類、ジューシーな肉、広大な土地が生み出す豊富な野菜、まさに「食の宝庫」といわれる北海道。その人気観光地である札幌や函館では、どんなグルメが楽しめるのでしょうか? 今回は北海道ならではの魅力あふれる飲食店をご紹介。北海道グルメのトリビアと人気のお店10選!

道産子のソウルフード・ジンギスカン

北海道でジンギスカンが「ソウルフード」となった背景には、明治時代より羊毛を取るため羊が育てられていたことが挙げられます。その後、毛肉兼用の羊が飼育され、「くさみ」があり固い肉質の羊肉をどうすれば美味しく食べられるか研究されました。その後、昭和初期から北海道の家庭に広まり、今では全国で食べられるようになりました。「ジンギスカン」の名は、旧満州国の建国に携わった人物が、「羊肉=モンゴル=チンギス・ハン」とイメージして命名したという説があります。

『成吉思汗 だるま 本店』(札幌・すすきの)

創業60年あまりの老舗です。ジンギスカン専門店としてはトップクラスの人気を誇ります。成熟した旨みのあるマトン肉を使用し、野菜と肉を専用鍋で焼いたら、秘伝のタレにつけて食します。お好みでタレに唐辛子、ニンニクのトッピングができます。

「ラーメン」は北海道が発祥って本当!?

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札幌の味噌ラーメン、函館の塩ラーメン、旭川の醤油ラーメンが全国で知られているように、北海道は「ラーメン王国」です。ラーメンのルーツは江戸時代末に開港した横浜・神戸・長崎・函館などの港近くにできた中華街で食べられていた麺料理という説が濃厚ですが、一説によると、1884年、明治の初期に函館で生まれた「南京そば」がラーメンのルーツという説も。また、日本で初めて「ラーメン」の名前が札幌で使われた、とも言われています。ここでは北海道に来たら食べるべき人気ラーメン店をご紹介します。

『すみれ』(札幌・中の島)

札幌ラーメンの代表格。豚骨ベースの味噌ラーメンを全国に広めました。チャーシューがさいの目切りになっているのが特徴です。ニンニクの風味が香る濃厚なスープがモチモチした中太の縮れ麺にしっかり絡みます。札幌ラーメンの特徴であるラードの油膜がかかり、最後までアツアツのまま食べられます。

『あじさい 本店』(函館・五稜郭公園前)

80年続く函館ラーメンの老舗店です。昆布や鶏がらベースの透き通った塩味スープ、細目のストレート麺は、まさに函館ラーメンの王道。具材のお麩や卵が、スープをしっとり吸ってやさしい味に仕上がっています。

さまざまな種類のカニが味わえる、カニの宝庫

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北海道といえばカニが有名。毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニ……など、さまざまなカニが味わえる、カニの宝庫です。道内各地で新鮮なカニが味わえますが、とくに札幌や函館には有名店が集まっています。

『活カニの花咲』(札幌・すすきの)

大きな生きたタラバガニを目の前でさばくライブパフォーマンスが人気のお店。最高鮮度のカニが刺身やボイル、グリルなどで提供されています。カニだけでなく、アワビやウニなど北海の魚介類がコース料理で贅沢にいただけます。

函館といったら新鮮なイカ!

「透き通ってコリコリ」新鮮なイカが函館の名物です。明治初期から函館の近海でイカ釣り漁が本格的になりました。函館市の魚に指定されているのは、真イカ。群れが、エサを求めて津軽海峡を北上し、卵を産むため南下するので、漁期が6月~1月と他の地域より長いのが特徴。

『開陽亭 本店』(函館・五稜郭公園前)

地元の人にも大人気の有名店。函館市内でいち早く活イカ用のいけすを開発、鮮度を保ったままお客様に提供しています。名物は「活きイカの踊り造り」。ウニやホッケなど海の幸はもちろん、ホクホクの男爵イモなど地元の食材をふんだんに使っています。

どんぶりからあふれる幸せ「海鮮丼」

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港町函館の名物「海鮮丼」。旬の魚介類がたっぷり盛られた海鮮丼を出すお店が、朝市を中心に多数あります。また、朝市の一角には、海鮮丼をメインにする食堂が20店近く出店している「どんぶり横丁」があり、早朝から海の幸が味わえます。

『いくら亭』(函館・函館駅前)

「どんぶり横丁」の人気店。秘伝の醤油ダレに漬けた自家製の「いくら」が絶品です。人気メニューの『函館大漁丼』はウニ・カニ・イクラなどの新鮮魚介が、炊きたてのごはんに隙間なくのっています。函館ラーメンといくら丼のセットも好評です。


札幌グルメの定番「スープカレー」

1970年頃のサラサラスープ「薬膳カレー」から始まり、1990年代に盛り上がりを見せた「スープカレー」も、もはや札幌グルメの定番です。サラサラなスープとスパイスにお店の個性が光ります。具材をゴロゴロと大き目にカットするのも特徴の1つ。肉や魚、野菜など北海道の食材がたっぷり使われています。

『マジックスパイス』(札幌・南郷7丁目駅)

スープカレー先駆けの店。インドネシア料理にヒントを得て作られたスープは、スパイスの香味と複雑な旨みが魅力。毎日の食を通じて元気になる「医食同源」がお店のテーマ。店内は、アジアンテイストで遊びゴコロがあふれています。

函館の人気メニュー「シスコライス」

山盛りのバターライスにグリルしたソーセージ、その上からたっぷりとミートソースがかけられた「シスコライス」。『カリフォルニアベイビー』の店主が考案したメニューで、今では、家庭でも作られる函館のソウルフードです。

『カリフォルニアベイビー』(函館・末広町)

ベイエリアに建つアメリカンなお店は、大正時代の郵便局をリノベーションしたもの。名物の「シスコライス」は店主がサンフランシスコに行った際、チリビーンズに感動して作られたメニューだそう。

帯広名物の豚丼が札幌でも

厚めに切った豚肉を甘辛いタレに絡めて焼き、それをホコホコのご飯に乗せた豚丼は、帯広で生まれました。ウナギのかば焼きをヒントに十勝地方で飼育されている豚を使って誕生したメニューだそう。

『十勝豚丼いっぴん』(札幌・札幌駅)

本店は帯広ですが、札幌でも本場の味が楽しめます。『いっぴん』の特徴は炭火焼き。店先にはおいしそうな匂いが漂っています。甘辛ダレが香ばしく、厚めのロース肉は柔らかくジューシー!

札幌は日本のビール産業の発祥!?

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日本のビール醸造は江戸末期から明治初期にかけてスタート。日本初のビール醸造は居留外国人によって横浜でスタートしたという説があります。そして1876年、日本人の手による日本初のビール醸造所となったのが、北海道の「開拓使麦酒醸造所(サッポロビール株式会社の前身)」。ここが日本のビール産業のスタート地点と言われています。それ以来、札幌は“ビールの街”となり、1年に1回開催される「札幌夏まつり」では大通公園に約13,000席のビアガーデンが開催されます。

『サッポロビール園』(札幌・札幌駅)

工場直送の生ビールとジンギスカンなど、北海道の食が楽しめる札幌の名所です。明治の趣が残る赤レンガの建物はビール園のシンボル。大正元年に製造されたビール窯・ケッセルが鎮座するアンティークなビアホールです。5つのレストランと博物館、土産物屋があります。

北海道にはまだまだ美味しいものがたくさんあります。グルメ激戦区の札幌、新鮮魚介が味わえる港町・函館で、ぜひ堪能してください!

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