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2020/10/8

キッチンスタッフが独学で調理スキルを高めるには? おすすめの勉強方法やコツを解説

新型コロナウイルス感染症の影響が続き、なかなか普段通りの営業ができない飲食店も多くあります。調理スキルを高めたいキッチンスタッフにとっては現場で働く日数や時間が減り、調理技術を学ぶ機会が減少していることも。しかし、そんな中でもできることはあるはず。キッチンスタッフが独学でスキルを磨く方法を、さまざまな角度から紹介します。
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まずは明確な目標を設定してみよう

必要な技術を効率良く伸ばすためにも、まずは自分がどんな分野・料理を学びたいのかを明確にしましょう。「和食の調理スキルを高めたい」「秋のメニューを上手に作りたい」など漠然とした状態ではなく、「○○の食材+調理法(焼く・蒸す・煮るなど)でスキルアップを目指す」といったように具体的な目標を設定すると、スムーズに勉強に取り組めます。

時間がある時こそ本で知識を深めよう

忙しい時期は、調理に関する知識を養う余裕がなくなる方も多いはず。時間のあるときこそ、本を読んで調理や飲食業に関する理解を深めてみるのも良いのではないでしょうか。例えば、以下のような本が調理のスキルアップとして参考になることでしょう。

■『「こつ」の科学』杉田浩一(柴田書店)

調理師が抱いた疑問や調理学の講義で取り上げられた問題などをピックアップし、調理科学の観点からわかりやすく解説。調理に取り組むうえで理解すべき現象や用語についても説明されています。

■『知ってるだけで一生得する料理の裏ワザ・基本ワザ大全 』話題の達人倶楽部(青春出版社)

料理の基本や食べ物のうんちく、良質な食材の見極め方などが紹介されている本です。ある程度経験を積んだ料理人でもなかなか知らない裏技も掲載されています。

■『おいしさをつくる「熱」の科学』佐藤秀美(柴田書店)

「煮物は冷める過程で味が染み込むのは本当?」「オーブンでの加熱と鍋で火にかけて煮込むのは何が違うのか」など素朴な疑問に、科学の面からQ&A形式で詳しく回答。調理を「加熱」の観点から理解できる本です。

■『なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか』本田直之(ダイヤモンド社)

レバレッジコンサルティング株式会社の社長・本田直之さんが、世界で活躍中の日本人シェフ15人にインタビュー。修業時代の話や、現場で働くうえでの本音、ミシュランで星付きの評価を受けるまでの道のりなどを知ることができ、料理人としての心構えを見つめ直すきっかけになるかもしれません。世界で活躍するために必要なスキルについても解説されており、グローバルな飛躍を志している方におすすめです。

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ネットの情報やYouTubeなどの動画から学ぶ方法も

食材の知識や料理のレシピ、トレンドメニューの情報など、ネットから得られる有益な情報もたくさんあります。特に近年、勉強法として有効なのがYouTubeを活用すること。プロが調理技術やレシピを披露する動画も多数アップされており、ベテランの技を目で確かめることも可能です。

<参考>飲食店スタッフ必見! 仕事やキャリアアップに役立つYouTubeチャンネル4選

自宅で技術練習をしよう

自宅でできる範囲で、技術練習に取り組んでみるのも良いでしょう。調理をしながら疑問に感じたことや気づいたことがあればメモを取り、わからないことを調べたり調理の仕方を改善したりすることで、知識やスキルをレベルアップしていけます。「この食材に向いている味付け・調理法・火の入れ具合は何か」を分析し「なぜ美味しいのか?」を解明・理解することも大切に。

自分で味見するだけでなく、家族や友人などいろいろな方にも食べてもらい、率直な感想を聞いてみるのも一案です。意見を参考にして試行錯誤を繰り返すことで、上達へとつながるはず。また、自分が調理練習している動画や勉強して得た知識を、YouTubeなどのネット上で発信してみるのもおすすめ。人の目に触れることを意識することで上達への意欲がさらに高まるうえ、見た人からアドバイスをもらえる機会もあるかもしれません。

調理の勉強法に重点を置いて解説しましたが、将来的に自分の店舗を持ちたい方は、店舗経営について学んでみるのも良いのではないでしょうか。上記を参考にしつつ、ぜひ自分に合った勉強方法を開拓してみてください。