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マクドナルドがスタッフの髪色制限を撤廃!身だしなみの自由度が高い飲食店を紹介

日本マクドナルドが、店舗で働くスタッフの髪色の制限を撤廃したと発表しました。これまでは食を扱うことから「髪色」「つめ」「ユニフォーム」などをはじめとするさまざまな項目において、身だしなみに関する基準を設けていた同社。しかし、スタッフ一人ひとりの価値観を尊重し、多様な人材が活躍できる環境をつくるため、それらの制限をなくしたとのこと。近年、大手飲食チェーンを筆頭に、飲食業界では身だしなみのルールを見直す動きが広がりつつあります。そこで今回は、身だしなみの自由度が高い飲食店を紹介します。
身だしなみの自由度が高い飲食店を紹介 画像素材:PIXTA

自由な髪色・ファッションで働けるメリットは?

飲食店には、スタッフの髪色に制限を設けている店舗も少なくありません。しかし、そうした制限に対して「髪色で判断されてしまうのはおかしい」「どんな髪色でも仕事ができる人はいくらでもいる」といった違和感を抱く人もいるのではないでしょうか。

一方、自由な身なりで働ける職場には、以下のようなメリットがあります。

・個性を活かして働ける
・おしゃれを楽しめる
・モチベーションが向上する

実際に飲食店の仕事探しをしていて、身なりの自由度が高い職場を見つけると応募意欲が上がるという経験をしたことがある人もいるかもしれません。

マクドナルドでも、髪色の自由化をテスト導入した店舗において、スタッフのモチベーションが上がったそう。新学期が始まる4月には昨年比で約3倍のスタッフを採用することができ、スタッフ数は昨年同月に比べ30人以上増加したそうです。
身だしなみの自由度が高い飲食店は? 画像素材:PIXTA

身だしなみの自由度が高い飲食店は?

マクドナルド同様、個人の価値観を尊重するという考えのもと、身だしなみに関するルールを見直す飲食店が増えつつあります。ここでは、身だしなみの自由度が高い飲食店の実例をいくつか紹介します。

■スシロー

髪色・髪型・ウィッグは自由(勤務中は帽子・ヘアネットに入れる)。カラーコンタクト、つけまつげ・まつげエクステンション、ピアス・イヤリング(揺れない1cm以内のもの)、ヒゲ(勤務中はマスク着用)もOK。ただし指輪・ブレスレット、腕時計、長い爪、ネイルはNGです。

■スターバックス

髪、ネクタイ、靴下は色の制限なし。帽子はキャップ、ハンチング、ハット(ツバ5cm以内)が着用可能。ただしネイル、付け爪はNGです。

■ゴンチャ

髪型は自由。ピアスは耳たぶから出ない大きさのもののみ片耳に1つまでOK。ただしネイルはNG。長い場合は短く揃える必要があります。

■焼肉きんぐ

髪色・髪型は自由。ただし清潔で衛生的な身だしなみが基本とのことです。

■ガスト

髪色は制限なし。ただし前髪は眉が隠れない長さ、横髪はお辞儀の際に前に垂れない長さという規定があります。

■ケンタッキーフライドチキン

髪色・髪型は自由。ただし衛生的で清潔感があることが前提とのことです。

■丸亀製麺

髪色・髪型は自由。ただしネイル、ピアス・ネックレスなどのアクセサリーはNGです。

身だしなみのルールは各社それぞれですが、髪色を自由化する飲食店が増えているようですね。髪色については「求人に『髪色自由』と書かれていてもどこまで大丈夫なのかわからない」「派手な髪色にしていたら面接で落とされてしまうのではないか」という声も聞かれます。髪色の明るさの基準がわからない場合は、応募先の採用担当者に問い合わせてみましょう。

株式会社シンクロ・フードが行った調査によると、飲食業界で仕事を選ぶ時の条件について、Z世代は「給与が高い」よりも「服装・髪型・ネイルが自由」を重視していることがわかりました。さらに髪色とネイルについては、色や装飾も自由であることを希望している人が多いという結果に。

こうした傾向を反映し、今後ますます身だしなみの制限を緩和した求人が増えていく可能性があります。自由なファッションで働きたい方は、ぜひ最新の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。

飲食店の髪色自由化 よくある質問

Q.

なぜ最近、マクドナルドなど髪色自由な飲食店が増えているのですか?

A.

スタッフ一人ひとりの多様な価値観を尊重し、個性を活かして働ける環境を作るためです。身だしなみの自由度を高めることで、スタッフのモチベーションが向上し、結果として人材確保や定着に繋がるというメリットがあります。

Q.

日本マクドナルドでは、髪色の制限を撤廃してどうなりましたか?

A.

テスト導入した店舗ではスタッフのモチベーションが向上し、2024年4月には新学期の採用数が前年比で約3倍に増加しました。スタッフ数も30人以上増え、人材確保に大きな効果があったと報告されています。

Q.

「髪色自由」の飲食店では、ネイルやピアスもOKですか?

A.

それはお店によります。例えば『スシロー』では一部のピアスは許可されていますが、ネイルはNGです。『スターバックス』や『丸亀製麺』も髪色は自由ですが、ネイルは衛生上の理由から禁止されています。髪色以外のルールは店舗ごとに確認が必要です。

Q.

具体的に、他にどのようなチェーン店で髪色が自由になっていますか?

A.

『焼肉きんぐ』『ガスト』『ケンタッキーフライドチキン』『丸亀製麺』などが髪色自由の方針を打ち出しています。ただし、「清潔感があること」を前提としたり、前髪の長さに規定があったりと、細かなルールは各社で異なります。

Q.

求人情報で「髪色自由」とあっても、どこまで許されるか不安です。

A.

「髪色自由」の基準は店舗やブランドによって異なります。不安な場合は、応募時や面接の際に「髪色について規定はありますか?」と採用担当者に直接確認するのが最も確実です。



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    この記事の著者
    上條真由美

    上條真由美

    ライター

    長野県安曇野市出身。ファッション誌・テレビ情報誌の編集者、求人ライターを経て独立。インタビューしたり執筆したり、平日の昼間にゴロゴロしたりしている。肉食・ビール党・猫背。カフェと落語が好き。