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2019/2/26

一流レストランが集う街「銀座」の食と歴史。ジャンル別の名店もご紹介!

画像素材:PIXTA
一流レストランが軒を連ね、日本一地価が高い「銀座」。銀座は明治のころから多くの日本人にとって憧れの街でした。時代ごとに新しいものを取り入れる流行の発信地であり、ハイセンスな人が集う街であり、いまや約1万店もの飲食店が集う食のワンダーランドでもあります。今回は、銀座の歴史と文化、そして最新の動向をご紹介します。

銀座の街はこうして生まれた

「銀座」の名前は、江戸時代に置かれた「銀座役所」に由来します。現在の銀座2丁目に銀貨鋳造所がありました。江戸時代の銀座は、商人と職人、そして芝居の街でしたが、幕末になると一度さびれてしまいます。大きな転機となったのは明治5年の大火でした。防火対策のため、レンガによって街づくりがなされ、ガス灯がともるヨーロッパ風の「煉瓦街」が生まれました。ここに、輸入品や新しい商品を扱う店、西洋料理店やパン屋などが次々と開かれ、流行の発信地になったのです。

次のターニングポイントは、大正12年に起こった関東大地震。「煉瓦街」は焼失しましたが、松坂屋、松屋など「百貨店」が新しくオープン。現在、銀座のシンボルとなっている「和光の時計台」も昭和初期に完成しました。この頃、カフェやバーにモダンでお洒落な人々が集い、カフェ文化が花開きました。

その後、第二次世界大戦で銀座は焼け出されることになります。しかし、松屋や服部時計店(現在の和光)を中心に、銀座の街は力強く復興し、みたび生まれ変わることに。道路や地下鉄が整備され、銀座の街は最先端のモノで賑わいました。たとえば、バブルの時期には銀行などの金融機関、バブルが弾け銀行が撤退すると、その跡地にブランド店が出店。そしてファストファッションやファストフードの進出など、銀座は時代を映し出す鏡となったのです。

食のワンダーランド「銀座」

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銀座は、かつて「日本の台所」であった築地に隣接し、豊洲からもほど近く、江戸前の新鮮な魚介が手に入ることもあり、寿司や天ぷらなど和食の一流店が軒を連ねます。また、フレンチやイタリアンをはじめ、スパニッシュやインド料理など世界各国の味を楽しめます。カフェやランチで賑わう昼の顔と、高級料理店やバーなどで大人が楽しむ夜の顔があるのも銀座の魅力です。ここで銀座の名店をご紹介しましょう。

【和食】割烹 中嶋(銀座6丁目)

昭和6年創業。美食家で知られる北大路魯山人に薫陶を受けた料理は、素材を生かし目でも舌でも楽しめます。看板は魯山人自らが掘ったものだそうです。

【すし】久兵衛(銀座8丁目)

昭和10年創業。オバマ元米大統領来店などで有名なお店です。豊洲直送の新鮮なネタが自慢。「軍艦巻き」を始めた店としても知られています。

【天ぷら】近藤(銀座5丁目)

国内外から著名なゲストが訪れる有名店。食材の組み合わせの妙と立体的な盛り付けなど、職人歴50年の店主の探求心が人気の秘密とか。

【カフェ】資生堂パーラー サロン・ド・カフェ(銀座8丁目)

明治35年創業。「ソーダファウンテン」は一世を風靡し、銀座のカフェ文化の中心となりました。その伝統を受け継いだのがサロン・ド・カフェ。モダンで優雅な時間が過ごせます。

【バー】ガスライトeve(銀座8丁目)

名バーテンダーを輩出するガスライトが新たにオープンした、女性バーテンダーが切り盛りするバー。落ち着いたオーセンティックな空間は女性客にも人気です。

【洋食】 煉瓦亭(銀座3丁目)

明治28年に創業し、日本に洋食を広めた言わずと知れた洋食の名店。当時の味を伝える「元祖」のオムライス、カツレツ、カキフライなどは今でも人気メニューです。

【イタリアン】AROMA FRESCA(銀座1丁目)

店名の「アロマフレスカ」は「涼やかな香り」という意味。ふわりと香り立つ華やかな料理が提供されるイタリア料理店です。ミシュランガイド東京2018年で1つ星を獲得しました。

【フレンチ】ドミニク・ブシェ トーキョー(銀座1丁目)

フランス料理界の有名シェフ、ドミニク・ブシェ氏の料理を東京にいながら堪能できるレストラン。店内は、フランスのアパルトマンを思わせる落ち着いた雰囲気です。

変わり続ける街「銀座」

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風格ある老舗と最先端の流行、両方を同時に感じられる銀座には、国内・海外からの多くの観光客が訪れています。また、2020年の東京オリンピックを目前に、活発な再開発が行われたことも記憶に新しいのではないでしょうか。

2016年から2017年にかけ、銀座の中心部に「東急プラザ銀座」「GINZA PLACE」「GINZA SIX」といった大型複合商業施設が次々と誕生し、話題となりました。どの施設も、日本の伝統や文化を継承しつつ、世界中から最新のものを取り込んでいるのが特徴です。

また、日比谷エリアには、2018年に「東京ミッドタウン日比谷」がオープン。さらに、ソニービルの跡地に「銀座ソニーパークプロジェクト」も進められています。大規模商業施設の集客効果と銀座というブランディングが相まって、銀座の「食」はますます豊かになっていくことでしょう。

いかがでしたか。かつてのモダンな銀座の姿に思いを馳せつつ、思い思いに銀座の食を楽しんでください。

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