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2017/4/4(2021/3/8更新)

カリスマ職人が続々登場して注目度アップ! 「パン職人」の仕事とは?

Photo by iStock.com/Wavebreakmedia

日本のパンのバリエーションは外国人観光客も驚くほど。フランスやドイツの伝統的なスタイルで焼いたパン、朝食用の食パンのほか、「あんパン」「メロンパン」「惣菜パン」など日本ならではの定番も。また、日本のパン職人の技術は世界のコンテストでも認められています。今回は、そんなパン職人の世界について詳しく紹介していきます。

パン作りを学ぶには?

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パン作りでは「酵母選び(酵母から作る人もいる)」「粉の配合」「生地作り」「発酵」などパン独自の工程があり、その後「生地の整形・アレンジ」「焼き上げ」と続きます。パン職人はこれらの専門的な技術を以下のような場所で学んでいきます。

■パン専門店で働く
チェーン展開しているパン専門店、地域で数店舗を運営している中堅店、そして個人店があり、店によって作るパンの特徴が違います。技術にも違いがあるので、自分が将来的にどんなパンが作りたいのかを見定めてから学ぶ店を選ぶ必要があります。

■ホテル・レストランで働く
ホテルやレストランでパン作りを学ぶこともできます。大きな厨房の中でパン職人として働くことになるので、パン作り以外にも幅広い知識を身につけられます。

■大手パンメーカーで働く
スーパーやコンビニなどで売られている大手パンメーカーで働くのもパン作りを学ぶひとつの方法です。ただ、たとえばパン工場などでは、作業工程が細分化されているため、すべての工程をマスターするには相応の時間が掛かります。

■専門学校で学ぶ
専門学校では1年ほどで製菓と製パンの技術を同時に習得する人もいます。上で紹介したうち、大手のパン専門店、ホテルのベーカリー部門、大手パンメーカーなどへの就職を目指す人は、専門学校に行くと求人の機会を得やすいでしょう。

パン職人の魅力は何よりも「作る楽しさ」

パン職人の仕事は、粉の袋や天板などを運ぶ力仕事が多く体力が必要です。また、パン専門店では開店時間の数時間前から仕込みを始めるので、早朝から出勤するケースもあります。

決して楽な職場ではありませんが、実際に働いている人は、この仕事ならではの作る楽しさや達成感を魅力に感じています。また、パン職人の技術は需要が高く、比較的就職しやすいこと、自分のアイデア次第で独立開業できることもメリットです。

注目のパン職人が続々登場!

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今最も注目を集めているパン職人のひとり『タルマーリー』店主の渡邉格さん。当初は夫婦で千葉県いすみ市にパン屋を開業、震災を機に岡山県勝山市へ移転、さらに2015年に鳥取県智頭町へ。不便な土地に構えたパン工房に天然酵母と天然水で作るパンを求めて多くの人が訪れ、今や地域の観光スポットに。『タルマーリー』には現在、多くのお弟子さんが働いているそうです。
一方、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場した竹内久典さんが営む『生瀬ヒュッテ』のように、少人数で営み、パンは注文販売のみというところもあります。

また、『神戸屋レストラン』で働く長田有起さんのチームは、2012年にパリで開催されたパン職人コンテスト「マスター・ドゥ・ラ・ブランジェリー」で優勝。次の2016年大会では入賞を逃しましたが、同じく神戸屋の職人ら日本チームが優勝を争いました。

さて、今回はパン職人の仕事についてご紹介しました。求人@飲食店.COMでは、パン作りが学べるお仕事をたくさんご紹介しています。「パン職人・ブランジェ」の求人一覧よりぜひご覧ください。