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2017/8/23
大型店は一度にたくさんのお客様に対応する必要があるため、キッチンとホールそれぞれを専任とするケースが多く、中にはキッチン内も完全分業制をとっている店舗もあります。なお、大型店には多くのスタッフが働いており、年齢や性格・働く目的なども異なる人が多いため、色々なスタッフと仕事をするコミュニケーション能力やマネジメント能力を磨くことができます。
大型店は、前述のとおり多店舗展開する企業が運営するケースが多く、企業ではどの業務を身に付けたらどれくらい時給が上がるといった評価基準や昇給の時期が決まっていることが多いです。また、一般的には営業時間が長い大型店のほうが働く機会は多く、それだけ稼げる機会はあると思われます。社員月給に関しても同様で、働く人数が多いとそれだけマネジメント職が増えるため、昇給の機会も多いといえるでしょう。
大型店は多種多様なお客さまが来店するため、それぞれのシーンに合わせた接客を学べます。ウェディングパーティや歓送迎会などのパーティ利用がある店舗では、パーティのおもてなしや運営についても学ぶことができます。
大型店の場合、多くの店舗ではレシピで決められた手順で作ることを求められるので、効率的でオーソドックスな調理方法を学ぶことができます。また、一般的には大型店ほどメニューの種類も多いので、色々な料理を作ることができるでしょう。
いかがでしたか。大型店にも小型店にも、それぞれに働く魅力があります。飲食店で働くうえでは、どちらの経験も大きな財産となるでしょう。より広い求人情報の中から、さまざまな視点で自分にあった就職先を見つけてはいかがでしょうか。
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大型店VS小型店 飲食店で働くならどちらが魅力的か徹底分析!
目次
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飲食店はチェーン店に代表される大型店(席数が多い店)と、個人店に多い小型店(席数が少ない店)に分けることができ、飲食店で働くことを考えた場合、それぞれに特徴やメリットがあります。今回は、大型の飲食店と小型の飲食店、それぞれの働く場所としての魅力を探っていきます。なお、小型の飲食店は30席未満のお店、大型の飲食店は100席ほどのお店をイメージしてください。
幅広いスキルを身につけられる小型店
小型店の特徴として、大型店に比べて働くスタッフの数が少ないことがあげられます。1人の従業員が調理とホールの両方の業務を担当するケースも多いため、ホールとキッチン両方のスキルを身に付けることができます。幅広い仕事を担当したい人や、将来自分の店を持ちたい人には魅力的な環境といえます。
また、小型店にはオーナーシェフが多いことも特徴のひとつ。調理スキルのみならず経営スキルに関してもオーナーシェフから直接学ぶ機会が多く、飲食店運営に必要な全てのスキルを身につけられるのが小型店のメリットといえるでしょう。
研修や待遇、評価制度が整っている大型店
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一方の大型店は働いているスタッフの数が多く、一般的には多店舗展開しているチェーン店が多いのが特徴です。したがって、研修内容やマニュアルが充実しており、丁寧な指導がある店舗が多い傾向にあります。また、業務の習熟度によって時給や月給が上がるなど、評価制度に関しても整備されている店舗が多いです。
また、スタッフ同士の交流を図るイベントがあったり、アルバイトの場合、急に都合が悪くなった時にシフトを代わってくれる人が多いこともメリットとしてあげられます。社員で上の立場になれば、大人数のスタッフを管理していくマネジメント力を身につけることも可能となります。
なお、大型店を展開するようなチェーン店は、知名度も高く経営が安定している可能性が高いです。一部の個人店では業務に慣れた頃に経営悪化で閉店という事態になる可能性もあるため、経営の安定という視点も働くお店選びの基準に加えておくとよいでしょう。
働く目的別にメリットを探る
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ここまで、小型店・大型店のそれぞれの特徴を説明しました。次に、働く目的に沿って両方のメリットをまとめてみます。
①将来独立したい
独立して自分のお店を持つとなると、それがたとえ小さなお店でも、調理も接客も計数管理も、飲食店運営に関わるすべての知識がないといけません。飲食店運営の知識をすべて身につけるという点で、小型店であればスタッフの人数が少なく、あらゆる業務に関わる機会が多いため、飲食店運営に必要なすべてのスキルを習得する機会があります。大型店は一度にたくさんのお客様に対応する必要があるため、キッチンとホールそれぞれを専任とするケースが多く、中にはキッチン内も完全分業制をとっている店舗もあります。なお、大型店には多くのスタッフが働いており、年齢や性格・働く目的なども異なる人が多いため、色々なスタッフと仕事をするコミュニケーション能力やマネジメント能力を磨くことができます。
②とにかくお金を稼ぎたい
アルバイト時給に関しては店舗・企業によってそれぞれ違いますが、小型店の場合は昇給などがオーナーの一存で決まることがあり、大型店に比べて時給も月給も低い傾向にあります。大型店は、前述のとおり多店舗展開する企業が運営するケースが多く、企業ではどの業務を身に付けたらどれくらい時給が上がるといった評価基準や昇給の時期が決まっていることが多いです。また、一般的には営業時間が長い大型店のほうが働く機会は多く、それだけ稼げる機会はあると思われます。社員月給に関しても同様で、働く人数が多いとそれだけマネジメント職が増えるため、昇給の機会も多いといえるでしょう。
③接客を学びたい、接客が好き
接客の仕事にフォーカスすると、小型店はお客様との距離が近いため、大型店に比べて高いコミュニケーション能力を求められます。お客様がスタッフを気に入ってリピーターになるケースも多く、常連客向けの対応を学ぶことができるでしょう。大型店は多種多様なお客さまが来店するため、それぞれのシーンに合わせた接客を学べます。ウェディングパーティや歓送迎会などのパーティ利用がある店舗では、パーティのおもてなしや運営についても学ぶことができます。
④料理を学びたい
小型店では前述の通り、オーナーがシェフを務めているケースも多く、シェフから直接調理技術を学ぶ機会があります。こだわりの料理を作りたい方には魅力的な環境でしょう。大型店の場合、多くの店舗ではレシピで決められた手順で作ることを求められるので、効率的でオーソドックスな調理方法を学ぶことができます。また、一般的には大型店ほどメニューの種類も多いので、色々な料理を作ることができるでしょう。
いかがでしたか。大型店にも小型店にも、それぞれに働く魅力があります。飲食店で働くうえでは、どちらの経験も大きな財産となるでしょう。より広い求人情報の中から、さまざまな視点で自分にあった就職先を見つけてはいかがでしょうか。
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