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2017-04-12 10:05:13.0(2019-09-18更新)

飲食店の求人に応募するときの履歴書の書き方。採用担当者は履歴書のどこを見ているのか?

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飲食店や飲食企業の求人に応募するとき、履歴書はどのように書けばいいでしょうか。履歴書を見た採用担当者から評価されないと、面接に呼んでもらうという次のステップに進めませんし、もし書類選考をパスした場合も、面接では履歴書の内容をベースに会話が進みます。書類作成に慣れていない人も、要所を押さえた履歴書で上手にアピールしていきましょう。今回は飲食店ならではの履歴書のポイントをご紹介いたします!

履歴書の書き方、ここに注意!

【1】字や文章が苦手でも、丁寧に書くことが大切

字や文章が下手だったとしても、それで不採用となることはありません。ダメなのは、いかにも雑に書いた殴り書きの字や誤字脱字、間違いの多い文章です。下手でも丁寧に慎重に書くことで、採用担当者に真摯な態度が伝わります。

【2】学歴は「中学」または「高校」から

学歴欄では学力レベルを見るというより「どんな場所でどんな勉強をしてきたか」を見られます。一般的に大学・専門学校に在学中のアルバイト、または新卒の就職活動においては中学から記載します。社会人となってからの転職活動では、高校から記載するのが適当です。

【3】空欄はなしで、書きすぎもNG

「資格」「志望動機」「趣味・特技」「本人希望欄」などの履歴書のマスには空欄がないようにすべて記載します。「資格」欄に書ける資格がない場合は「特になし」と記載しますが、「普通運転免許」「英検」など、何か忘れていませんか? できるだけ思い出して記載しましょう。欄の8~9割程度を埋めるのが適切な文章量です。少しはみ出すくらいはOKですが、あまり長々と欄外に書いたり不自然に細かい字でぎっしり埋めるのは書きすぎです。

履歴書の素朴な疑問

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【1】パソコンと手書きはどちらがいい?

「手書きのほうが書類選考に通りやすい」といわれることもありますが、実際にはそれほど差はありません。手書きでもパソコンでも自分の得意な方を選択しましょう。手書きの場合は誤字脱字があったら書き直すこと、パソコンで作成する場合は、「志望動機」を個別の店舗や企業に合わせた内容で記載することが大切です。

【2】本人希望欄には何を書けばいい?

「特になし」と書くのは避けましょう。飲食店への応募の場合は、飲食店、求職者ともに時間が合わせにくいケースもあるので、連絡がつきやすい連絡方法と時間帯を記載することが大事です。また、いつから勤務可能なのかがわかっていれば明記し、「今の職場を最低1ヶ月は辞められない」などの事情があればそれを書きます。さらに求人の内容によっては、「ホール」「厨房」などの職種の希望を書きます。大きな飲食企業の場合は「日本料理」「イタリア料理」などの学びたいジャンル、勤務希望地もあれば記載します。

【3】写真はどこで撮る?

最も入りたい会社へ応募するなら写真館で撮影してもらいましょう。自分の一番いい表情をプロが引き出してくれます。最近は撮影データをくれるところが多いので、データをもらえたら複数回使用できます。時間がなければ証明写真用のスピード写真で。スーツが最も望ましいですが、白いシャツに黒や紺など濃色のジャケットでも顔映りがよく印象のいい写真が撮れます。できれば髪を切ってヘアスタイルをすっきりさせます。また、「自撮り」「修正加工」はやめましょう。

採用担当者はどんな視点で履歴書を見ているのか?

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採用担当者は履歴書のどんな部分で、応募者の何を見ているのでしょうか。

【1】写真を見て、いい印象か

飲食業は接客業なので、見た目は大事です。明るい表情でポジティブな印象を与える写真だと、書類選考をパスする可能性が高まります。

【2】この飲食店(この店)に入って仕事をしたいという本気度、意欲があるか

時間をかけてきちんと書いたと思われる履歴書は、仕事への意欲があるとみなされます。もちろんも内容も大切で、「志望動機」をしっかり書いているかどうかもポイントです。
飲食店で働く際の「 志望動機の書き方」の記事も参考にしてください。

【3】真面目さ、丁寧さ、注意深さがあるか

下手でも丁寧に書いた字や文章、誤字脱字や空欄がないことなどから、応募者の資質が伝わります。真面目さや向上心、仕事を任せられる責任感があるかどうかなどを窺い知ることができます。

【4】応募者の人となり、性格はどんなふうか

応募者がどんな性格の人物か、職場の雰囲気に合いそうかも重要です。「趣味・特技」の欄はそういうところを見られています。飲食店の仕事は体力が要るので、趣味としてスポーツを記載したり、「力仕事が得意」などを書くのもいいでしょう。他に「パソコン」「絵、イラスト」などもアピールできそうです。

「書類選考に通らなかった」という人は、上記を参考にぜひ履歴書の書き方を再考してみてください。履歴書からは応募者自身の性格や力量、そして意欲など、さまざまなことが読み取れます。気負う必要はありませんが、ゆっくり丁寧に書いてみることをおすすめします。

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