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飲食店で働く人向けのWebマガジン しょくヨミ!!

2017-11-29 09:30:16.0

飲食業界の転職は「運営会社」を要チェック! 正社員の仕事探しで確認したいポイント

飲食業界でのお仕事探しは、職種や業態などから「お店」を選ぶことが一般的ですが、とくに社員として会社を探すときには「運営会社」をチェック! 別々と思っていたお店が、実は同じ会社によって経営されていることがあったり、入社してから自分の将来像を描けない会社であることが判明するケースも。今回は、飲食店の仕事探しに大切な「運営会社」を考慮する必要性とチェックポイントをご紹介します。

キャリアパスを考えて、運営会社をチェックしよう

職種や業態によって働きたいお店を選ぶのはとても大切なこと。けれども、長い目で自分のキャリアについて考える場合には、どのような企業がどのような飲食店を運営しているかもチェックしましょう。複数の店舗を経営している場合、チェーン店のように同じ業態・ブランドを展開している会社もあれば、レストランやバー、居酒屋やカフェなど複数の業態で、別々のブランドのお店を運営している会社もあるからです。どのようなグループ店があるか比較することで、将来の目標がより明確になるかもしれません。

運営会社をチェックするポイント(理念・事業展開編)

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飲食店を経営する「理念」や「思い」

多店舗、多ブランドを展開する場合、基本となる「理念」や、食やサービスに対する「思い」が必ずあります。求職サイトや企業のホームページなどで、自分と企業の考えがマッチするかどうか確認してみましょう。また、社長や人事担当者のインタビューなども要チェック。「この会社が働く人にどのような資質を求めているのか」という点も理解しましょう。

これまでの事業展開とこれから

近年、出店拡大・M&A・業態転換など各社さまざまな戦略を展開し、飲食業界は大きく動いています。そのため、これまでどのような店舗・ブランドを展開してきたかということも含め、「設立年数」で企業の安定性やブランド力をチェック。「年間出店数」ではこれからの展開スピードをおしはかることができます。また、「ベンチャー企業」では新しいアイデアや働き方を見つけられるかも。自分の将来を見つめるためにも、今希望している業態の以外に、興味がある業態・ブランドがあるかということもポイントです。

運営会社をチェックするポイント(スキル・キャリアパス編)

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どのようなスキルを身につけられるか

何を「ウリ」にしているか、店や会社によって様々です。たとえば、食材にこだわりがある場合、スタッフが直接「生産者訪問」を可能にしている会社があり、そのような会社では食材を見る目が養えたり、仕入れのスキルなどが身に付きます。また、研修や資格支援などの制度をチェック。飲食店を食べ歩き、サービスや料理を仕事に生かすため、視察研修費用が出る会社もあります。職種や業態だけを見るのではなく、様々な研修制度や社風を調べてみましょう。

どのようなキャリアパスがあるか

多店舗展開をしている会社の魅力は、さまざまなポジションがあること。たとえば、店長候補として採用された場合、店長、SVへと昇格することも。商品・店舗開発など本社勤務や、新店舗の立ち上げなど幅広いキャリアアップが目指せます。また、調理スキルのみならず店舗経営を学び、独立開業への道もあります。

どのような待遇で働けるか

定休日や繁忙期の関係で、飲食業界では休日が取りづらい現状がありますが、多くの企業が待遇の向上に取り組み、月8日休日、完全週休2日制などを実現しています。誕生日などアニバーサリー休暇などを導入しているところも。給与はもちろん大きなポイントですが、賞与の額や回数もチェック。年に4回という会社もあります。また、ライフサイクルを考えた場合、産休・育休制度の有無もチェックポイントの1つですね。

いかがでしたか。求人@飲食店.COMの「 会社から探す(首都圏版) (関西版) (東海版) (九州版)」コーナーでは、上記のチェックポイントをもとに飲食企業を比較検討することができます。ぜひ活用してください。