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2021/11/12
制限解除&Go To Eatの再開の今、飲食店で見直しておきたいコロナ対策
目次
新型コロナウイルスの感染減に伴い、酒類の提供制限・営業時間の短縮などの要請が解除となり、Go To Eatキャンペーンが再開。客足が回復しつつある飲食店も多いでしょう。しかし、まだまだ感染予防は欠かせません。この機会に、飲食店で見直しておきたいコロナ対策について改めて確認しておきましょう。
画像素材:PIXTA
感染対策①店内の設備を整える
テーブルごとの間隔を2m以上離し、間をアクリル板などで仕切りましょう。スペースにゆとりがあれば、真正面で向かい合う席の配置を避け、斜めに向かい合って着席できるよう椅子を置くと安心です。
会計は非接触で済ませられるよう、電子マネー決済や券売機などを導入してはいかがでしょうか。スタッフが会計を行う場合は、レジとお客様の間に飛沫対策の仕切りを設け、現金やカードは手渡しではなくコイントレイでやり取りしてください。
また、換気を徹底し、換気設備を定期的に点検することも大切です。換気設備が十分でない場合は、空気が流れやすいよう2方向の窓やドアを開放してこまめに換気しましょう。
会計は非接触で済ませられるよう、電子マネー決済や券売機などを導入してはいかがでしょうか。スタッフが会計を行う場合は、レジとお客様の間に飛沫対策の仕切りを設け、現金やカードは手渡しではなくコイントレイでやり取りしてください。
また、換気を徹底し、換気設備を定期的に点検することも大切です。換気設備が十分でない場合は、空気が流れやすいよう2方向の窓やドアを開放してこまめに換気しましょう。
感染対策②店内の衛生管理
ドアノブや蛇口、発券機、メニュー表、テーブル、タッチパネル、卓上ベル、セルフのドリンクコーナー、厨房の設備と器具、レジのコイントレイ、トイレの個室など、多くの人が触る場所はこまめに消毒を。
テーブルの上には、なるべく水のポットや調味料などを置かないのもポイント。どうしても撤去できない場合は、お客様の入れ替わり時に消毒・交換してください。勤務時に着用した衣服や制服は、その都度洗濯をしましょう。
テーブルの上には、なるべく水のポットや調味料などを置かないのもポイント。どうしても撤去できない場合は、お客様の入れ替わり時に消毒・交換してください。勤務時に着用した衣服や制服は、その都度洗濯をしましょう。
感染対策③料理を提供する際の対策
料理は大皿に盛らず、個別盛りで提供すると安心です。鍋などグループでシェアする料理は、スタッフが取り分けるなどして感染対策をしましょう。
ビュッフェやドリンクバーは、スタッフが取り分けたりカバーで覆ったりすることで、飛沫がかからないよう対策を。料理を取り分ける際は手袋を着用し、トングは定期的に交換・消毒してください。
ビュッフェやドリンクバーは、スタッフが取り分けたりカバーで覆ったりすることで、飛沫がかからないよう対策を。料理を取り分ける際は手袋を着用し、トングは定期的に交換・消毒してください。
画像素材:PIXTA
感染対策④スタッフの感染対策
スタッフは出勤前に必ず体温を測り、発熱や風邪症状などの体調不良がある日は、上司・店長に出勤可能かどうかを相談しましょう。
コロナに感染した時や濃厚接触者になった場合は、出勤を控えてください。手指の消毒や手洗いはこまめに行い、マスクは勤務中だけでなく休憩中も着用しましょう。
接客の際には、できる限り距離を取りながらお客様の側面に立ちます。カウンター席のお客様とは会話することも想定し、1m以上の間隔を空けてください。
お客様が残した食べ物や、唾液・鼻水などがついた可能性のあるゴミは、手袋をつけて片付け、ビニール袋などに密閉し縛って処理しましょう。手袋を外した後は、必ず手を洗ってください。
コロナに感染した時や濃厚接触者になった場合は、出勤を控えてください。手指の消毒や手洗いはこまめに行い、マスクは勤務中だけでなく休憩中も着用しましょう。
接客の際には、できる限り距離を取りながらお客様の側面に立ちます。カウンター席のお客様とは会話することも想定し、1m以上の間隔を空けてください。
お客様が残した食べ物や、唾液・鼻水などがついた可能性のあるゴミは、手袋をつけて片付け、ビニール袋などに密閉し縛って処理しましょう。手袋を外した後は、必ず手を洗ってください。
感染対策⑤テイクアウトやデリバリーでの対策
テイクアウトのお客様やデリバリーの配達員と、店内で飲食している方の動線を分け、接触しないよう配慮を。テイクアウトは事前予約を促すことで、お客様が店内で待つ時間を短くできるよう努めましょう。
デリバリーの際は、オンライン決済を導入したりお客様が指定した場所に料理を置いたりして、接触を減らすよう工夫を。配達員は、こまめな手洗いや手指の消毒を徹底。料理は袋などに入れて配達員が容器に直接触れないようにし、運搬に使うボックスは配達が終わる度に消毒してください。
デリバリーの際は、オンライン決済を導入したりお客様が指定した場所に料理を置いたりして、接触を減らすよう工夫を。配達員は、こまめな手洗いや手指の消毒を徹底。料理は袋などに入れて配達員が容器に直接触れないようにし、運搬に使うボックスは配達が終わる度に消毒してください。
感染対策⑥お客様にお願いすること
発熱や風邪症状などの体調不良がある場合は、店内飲食を控えてもらいましょう。入店時には手指を消毒してもらい、「食事中以外はマスクを着用する」「食器の共用や同じグラスでの回し飲み、お客様同士でのお酌、大声での会話は避ける」といった注意喚起をしてください。
入店の順番を待つお客様には、他の方と1m以上の距離を保って並べるよう誘導を。立ち位置を示すテープなどを床に貼ったり、順番待ち管理アプリや整理券を活用したりするとスムーズです。
お客様へお願いしたい内容は、目につきやすい場所にステッカーやPOPなどで掲示しておきましょう。接触の機会を減らしながら訴求できるため安心です。
入店の順番を待つお客様には、他の方と1m以上の距離を保って並べるよう誘導を。立ち位置を示すテープなどを床に貼ったり、順番待ち管理アプリや整理券を活用したりするとスムーズです。
お客様へお願いしたい内容は、目につきやすい場所にステッカーやPOPなどで掲示しておきましょう。接触の機会を減らしながら訴求できるため安心です。
基本の対策にプラスαの工夫も
お客様には、飲食時以外はマスクを着用する「マスク会食」に協力していただきましょう。さりげなくマスク着用を促すため、店内で使用するマスクを入店時に配布しておくのもおすすめです。お客様に理解を深めてもらうには、厚生労働省のHPで配布されている下記の掲示物デザインが役立ちそうです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4
また、お客様に安心して来店してもらえるよう、スタッフがワクチンを2回接種済みであることを示すバッジを付けてはいかがでしょうか。バッジは、地域によっては配布している組織などがあるほか、市販もされています。体質などでワクチン接種が難しい方には「感染対策をしています」とPRできるバッジも販売されていますので、ぜひ探してみてください。
各種要請の解除やGo To Eatキャンペーンの再開を機に、飲食店の売上回復に期待が高まっています。お客様が安心して食事できる店舗として信頼を得るために、自店の感染対策をもう一度見直しておきましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4
また、お客様に安心して来店してもらえるよう、スタッフがワクチンを2回接種済みであることを示すバッジを付けてはいかがでしょうか。バッジは、地域によっては配布している組織などがあるほか、市販もされています。体質などでワクチン接種が難しい方には「感染対策をしています」とPRできるバッジも販売されていますので、ぜひ探してみてください。
各種要請の解除やGo To Eatキャンペーンの再開を機に、飲食店の売上回復に期待が高まっています。お客様が安心して食事できる店舗として信頼を得るために、自店の感染対策をもう一度見直しておきましょう。
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この記事の著者
小川郁恵
ライター
スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーのライターに。飲食業界に特化した求人誌や、飲食店の紹介、結婚式場の情報サイト、飲食店のコンサルティング関連などさまざまなジャンルで、飲食業界の取材や記事執筆に携わってきた。ほかにも、観光スポットや温泉宿、求人広告、モデルルームをはじめ、幅広い分野の取材・執筆を担当。群馬県出身・在住。