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2018-01-23 15:31:20.0

「インスタ映え」する飲食店10選! 話題の店に学ぶSNS集客のヒント

Photo by iStock.com/Mizina
2017年の流行語大賞になった「インスタ映え」。インスタ映えを切り口にマーケティングや集客を狙う流れは、飲食業界だけでなく、あらゆる業界で広がっています。実際にTVや雑誌、ネットニュースなどの各メディアでは、インスタ映えする飲食店が特集として組まれていることもしばしば。今回は「インスタ映え」で話題の飲食店10店舗を交えながら、SNSで投稿されやすい店づくりのポイントをご紹介します。

インパクト大なメニューで「インスタ映え」

インスタ映えするような店舗の内装にリフォームする資金や時間がないときは、メニューをひと工夫するだけでも「インスタ映え」を狙えます。たとえばお皿からはみ出すくらいボリュームのある肉・野菜などを添えたメニュー、天高く生クリームを盛り付けたパンケーキやパフェなど、思わず「いいね」と押したくなる可愛らしい盛り付けのメニューが人気です。実際にInstagramで話題のお店を見てみましょう。

DUMBO Doughnuts and Coffee(東京都・麻布十番)

NYスタイルのドーナッツとコーヒーが人気の『DUMBO Doughnuts and Coffee』は、コーヒーカップにドーナッツを乗せたインスタ写真が多数投稿されています。ハッシュタグ「#ダンボドーナッツアンドコーヒー」や「#dumbodoughnutsandcoffee」をInstagramで検索すると、ピンクのコーヒーカップとカラフルなドーナッツの写真が続々。カップには分かりやすいロゴも書かれているため、一目でDUMBO Doughnuts and Coffeeで撮られた写真とわかるのもポイントです。

魚助食堂(福岡県・福岡)

丼からはみ出した鮮魚がインパクト大。メガ盛り丼で話題の『魚助食堂』。長浜鮮魚市場直送の魚をメガ盛りできるブッフェが人気です。「#メガ盛り丼」のハッシュタグで拡散され、日本国内だけでなく、中国・韓国からの観光客も来店しています。インスタに投稿するとドリンク1杯プレゼントするなどして、Instagramをうまく集客に活用しています。

POTASTA(東京都・代々木上原)

ぎっしり具が詰まったサンドイッチがフォトジェニックな『POTASTA』は、代々木上原に本店があるサンドイッチ専門店。「#ポタスタ」「#potasta」「#potasta代々木上原」などのハッシュタグとともに投稿されています。サンドイッチの断面がカラフルなだけでなく、ボリューム感ある見た目がインスタ映えすると話題です。

はちの巣カフェ 矢場町店(愛知県・名古屋)

モーニングなどカフェ文化の根付いている名古屋エリア。名古屋でインスタ映えすると人気なのが『はちの巣カフェ 矢場町店』です。メニューにハート型のパンケーキや、パンからはみ出るほどの具がのった食パン系メニューを取り揃えています。若い女性をターゲットとしたインスタ映えメニューを考えているなら、ぜひ参考にしてみましょう。

思わず撮りたくなるおしゃれな外観・内装で「インスタ映え」

Photo by iStock.com/Poike

ホテルエマノン(東京都・渋谷)

撮影スタジオのような、どこを切り取ってもおしゃれな内観の『ホテルエマノン』は、レストラン・コーヒーバー、セレクトショップが一緒になった店舗です。2016年にはドラマのロケ地としても使われ、インフルエンサーとなる人気インスタグラマーたちが「#ホテルエマノン」のハッシュタグとともに投稿。白を基調としているため、空間全体が明るく、綺麗な写真が撮りやすいのもポイント。インスタ映えする内装を検討するならチェックしておきたい店舗です。

星カフェSPICA(大阪府・松屋町)

「星空をエンターテイメントに」をコンセプトに、店内に星空が広がる『星カフェSPICA』は、ドリンクメニューも星にちなんだものが並び、飯テロ写真とは一線を画す、おしゃれで可愛い写真が撮れるとInstagramでも人気です。Instagramで「#星カフェSPICA」で検索すると1,000件近い投稿があり、プラネタリウムのように夜空を店内で楽しめるというコンセプトがしっかりとSNSを通じて伝えられています。

おじいさんの古時計(大阪府・私市)

店名の通り店内に古時計がたくさん並ぶログハウスカフェ『おじいさんの古時計』は、大阪の山奥にあるカフェです。ずらりとカフェの壁に掛けられた時計を撮影した写真はインパクト大。誰もが親しみのある言葉を店名にしているため、ハッシュタグを通じて拡散しやすい点も特長です。

なんじゃもんじゃカフェ(横浜市・三ツ沢下町)

『なんじゃもんじゃカフェ』は、横浜の高台に建つツリーカフェ。どこで写真を撮ってもインスタ映えする店舗づくりをしています。客をワクワクさせて写真を撮らせる仕掛けが沢山あります。また、屋外テラス席をはじめ自然光で撮影できるスポットが多いため、どこを切り取っても写真をきれいに撮れると好評。鉄板に載せたまま提供される「自家製ベーグルのフレンチトースト」など、フォトジェニックなメニューも提供しています。

スターバックス 京都二寧坂ヤサカ茶屋店(京都府・祇園四条)

清水寺へと伸びる京都二寧坂にある『スターバックス 京都二寧坂ヤサカ茶屋店』は、畳のあるお座敷スタバとしても話題。2017年6月にオープン以来、入り口で撮った写真を投稿するユーザーも多く、もはや、単なるカフェではなく観光地としての様相も呈しています。立地を生かしたインスタ映えの店作りを考える際には、ぜひ参考にしたいですね。

ハッシュタグを活用せよ!

Photo by iStock.com/Nadore

Instagramユーザーは、来店前に「どんな店か」を確認するために、ハッシュタグ検索を活用して店の情報収集をしています。目に止まる投稿を店自身が発信するのは当然ですが、その際には是非ハッシュタグを活用してみましょう。店名をハッシュタグにつけるだけでなく、人気ワードのハッシュタグを使うのも手。「#地味メシ」や「#モザイク寿司」など、店のメニューや個性に合わせたハッシュタグを投稿とともにつけてみましょう。

KINKA sushi bar izakaya(東京都・渋谷)

『KINKA sushi bar izakaya』は、カナダ発の日本食専門店。カラフルで個性的な盛りつけをほどこした「モザイク寿司」が話題で、「#モザイク寿司」のハッシュタグとともに公式Instagramで写真を投稿しています。テーブルやカウンターがシンプルな白木造りとなっているため、カラフルなモザイク寿司がより一層映える店舗設計になっている点も見逃せません。
この「#モザイク寿司」というハッシュタグは、ユーザーが自宅で作った料理を投稿する際にも利用されており、こうしたユーザーにInstagramで偶然店のことを知ってもらえるチャンスにもなっています。

「インスタ映え」をうまく集客につなげるためのポイント

外出先で食べた食事を撮影、投稿するInstagramユーザーも多い今、インスタ映えを上手に活用することで、低コストでより確実に宣伝・集客が狙えます。
「インスタ映え」をうまく集客につなげるためには、まずは客が思わず写真を撮りたくなる内装や外観、メニュー作りをしてみましょう。さらに、できるならInstagramに投稿された際に、一目でどこの店なのかわかるような工夫ができればベター。店舗のロゴや看板とともに撮影しやすいスポットを作ってあげたり、食器にロゴを入れたりするのも一つの戦略として有効です。

また、店のアカウントからInstagram上で拡散を狙うなら、「インスタ投稿した方には~をプレゼント」のように、来店客に写真を拡散させるキャンペーンを企画するのもいいかもしれません。ただし、あくまでも「インスタ映え」する見た目は興味を引くためのきっかけにすぎません。Instagramは写真とともに、コメントも投稿されます。“美味しかった”“大満足”などポジティブなコメントともに投稿してもらえるなら理想ですが、逆にネガティブコメントが残されることもありえます。基本となる店のサービスや料理の質もしっかりと確保した上で、「インスタ映え」を狙える店づくりを目指しましょう。

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