2022/5/9
飲食店での接客・調理・店舗運営・マネジメントに役立つ資格14選
目次
コロナ禍の今こそ、飲食店スタッフとしての活躍につながる資格を取得しませんか?これから飲食業界デビューを予定している方にもおすすめの資格が多数あります。今回は、14の資格を厳選してご紹介します。
画像素材:PIXTA
■働き方マスター試験
「働き方改革」について十分に理解するための検定試験です。
■働き方マネージャー認定試験
社長や店長など「働き方改革」を推進する立場の方に向けた試験。「働き方改革の実行計画」「働き方改革に関する法律」などについて知識を深められます。
■ストレスチェック検定
「ストレスチェックとは」「ストレスチェックや面接指導の実施方法」などについて理解するための検定試験です。
■認定ハラスメント相談員Ⅰ種試験
ハラスメント相談員(カウンセラー)として防止や対策に努めるための知識を養える試験です。
画像素材:PIXTA

広い視野を持ち、店舗づくりやマネジメントに取り組みたい方におすすめ
飲食店で役立つ資格というと、調理や接客スキルに関するものを思い浮かべるでしょう。多様化するお客さまと従業員に寄り添う視点に立つと、これまでは考えもしなかった資格取得のための学びが非常に有効なことがわかります。
1 福祉住環境コーディネーター検定試験
高齢者・障がい者の住宅や、福祉、医療に関する幅広い専門知識を身につけたアドバイザーを認定する検定試験です。体の不自由な高齢者や障がい者も安心して食事できる飲食店を探すのは、案外難しいもの。検定試験の勉強で身につけたノウハウを活かして店舗づくりを行い、誰もが気兼ねなく立ち寄れる飲食店を目指してはいかがでしょうか。福祉系の資格は、受験の条件として福祉の実務経験を掲げているものが多いなか、福祉住環境コーディネーター検定試験は福祉の実務経験が不要なため、飲食店スタッフでも比較的取得しやすいことでしょう。2 ダイバーシティ・アテンダント検定
飲食業をはじめとする、サービス産業で働く方々を対象とした検定です。お客様の中には、行動を制限せざるを得ない妊婦さんや、子どもから手や目を離せないファミリー、体が不自由な方、公共のトイレに入りづらい性的マイノリティの方、日本語がわからない外国人の方など、さまざまな不便を抱えている方もたくさんいます。ダイバーシティ・アテンダント検定の勉強を通じて、多様性について知識を深めることができます。世の中のさまざまな不便さを理解したスタッフがお客様に対応することで、店舗の評価がさらにアップし、リピーターが増えていくことでしょう。3 働き方改革検定
労働関係法や健康管理に関する知識があると、自分たちの会社・店舗の状況にマッチした労働環境の見直しを円滑に進めることができます。■働き方マスター試験
「働き方改革」について十分に理解するための検定試験です。
■働き方マネージャー認定試験
社長や店長など「働き方改革」を推進する立場の方に向けた試験。「働き方改革の実行計画」「働き方改革に関する法律」などについて知識を深められます。
■ストレスチェック検定
「ストレスチェックとは」「ストレスチェックや面接指導の実施方法」などについて理解するための検定試験です。
■認定ハラスメント相談員Ⅰ種試験
ハラスメント相談員(カウンセラー)として防止や対策に努めるための知識を養える試験です。

ホールやキッチン業務、店舗運営にすぐに生かせる資格
4 サービス接遇検定
サービスマインドを育成するための検定。話し方、応対の技術、立ち居振る舞いや態度、サービス業務に携わるための心構え・対人心理理解などが身につきます。5 接客サービスマナー検定
接客の基本だけでなく、ビジネスのマナーやクレーム対応に関する知識なども習得可能。3級~1級があり、1級では経営者も目指せるほどの高い接客スキルが認められます。6 レストランサービス技能検定
お客様に満足感を得てもらう接客スキルを認定する検定です。有資格者には、国家技能検定資格レストランサービス技能士の称号が付与されます。7 調理師免許
食材の栄養や安全性、正しい調理法などの知識を保持していることや、高い調理技術を証明できる国家資格。調理師免許を持っていると、講習会を受けず申請するだけで「食品衛生責任者」の資格を取得可能。8<製菓衛生師>
製菓に関する幅広い技術や衛生知識を習得していることを、証明できる国家資格です。取得することでパティシエとして働く際に有利に。調理師免許同様、「食品衛生責任者」の資格を取得可能。9<菓子製造技能士検定>
「和菓子製造作業」「洋菓子製造作業」の2種類があり、それぞれ和菓子・洋菓子の製造に必要な技術・知識を証明する国家資格。プロとして躍進するために役立ちます。10<フードコーディネーター>
多様化する食に関する基本的・応用的な知識を、実践と理論の両面から得られる資格です。食について、デザイン・アート、商品開発、イベント・メディア、経済・経営など、さまざまな観点の理解を深めることができます。11<フードアナリスト>
取得に向けて知識を習得することで、最新のレストラン・食のトレンド・食材や食文化・歴史など、食の魅力や感動を知ることができます。サービスの改善や飲食店のプロデュースサービスなどにも役立ちます。【まとめ】
これから飲食店スタッフとしての飛躍を目指している方は、ぜひ資格を取得しステップアップしてください。
アルバイトの求人一覧
正社員の求人一覧
この記事の著者

小川郁恵
ライター
スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーのライターに。飲食業界に特化した求人誌や、飲食店の紹介、結婚式場の情報サイト、飲食店のコンサルティング関連などさまざまなジャンルで、飲食業界の取材や記事執筆に携わってきた。ほかにも、観光スポットや温泉宿、求人広告、モデルルームをはじめ、幅広い分野の取材・執筆を担当。群馬県出身・在住。