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飲食店で働く人向けのWebマガジン しょくヨミ!!

2016/11/24

飲食店スタッフの身だしなみを服装と衛生面から考える。あの有名店のルールも紹介!

飲食店で働くスタッフにとって、身だしなみは非常に重要です。お客様に気持ち良く、安心して食事をしていただくためには、清潔感と衛生管理を徹底しなければなりません。

そこで今回の「しょくヨミ!!」では飲食店で働く際の身だしなみについて改めておさらい。現在、飲食店で働いている方も、そしてこれから働こうと考えている方もぜひ参考にしてみてください。

服装における注意点は?

  

制服やエプロンなどは、常に清潔にすることが大切です。飲食店で働いていると、どうしても制服は汚れやすいもの。それだけにいつでも着替えられるように替えを用意しておきましょう。袖口や衿、靴下の汚れも、食事中のお客様は不快に感じます。

カフェなどはエプロン以外は私服というケースも多いですが、華美な服装は避け、店舗のガイドラインに沿った服装を徹底しましょう。シャツやスラックス、スカートにはアイロンをかけてきちんとした印象に。また、「香り」にも気を付けなくてはいけません。香水はもってのほかですが、柔軟剤の香りにも注意が必要です。タバコの臭いは、喫煙しない人にとっては悪臭となってしまいます。喫煙者は勤務中はタバコを吸わない、または臭い対策を徹底するなど細心の注意を払いましょう。

身体の清潔感もしっかりと保つ

見た目もさることながら、衛生面でチェックしなくてはならないのが身体の身だしなみです。長い髪の毛は、異物混入の筆頭です。必ず後ろでまとめましょう。後毛にも注意し、結んでも長いのであれば、小さくまとめることも必要です。

男性なら、無精ひげはNG。見た目がだらしないうえ、衛生面でも問題があります。なぜなら、ひげには雑菌がついていることもあるからです。現在はファッション感覚でひげを伸ばす方も多いですが、飲食店で働く方は控えた方が無難でしょう。

雑菌といえば、伸ばした爪の裏は雑菌の温床だといわれています。必ず短く切りそろえましょう。ネイルは、不快に思う人が多いうえに、やはり雑菌がつきやすく異物混入の可能性もあります。

さらに見落としがちなアクセサリーですが、アクセサリーの溝には汚れが溜まりやすく不衛生です。また指輪やピアスなどは、身体とアクセサリーの密着部分に雑菌がついています。ピアスは異物混入の可能性もあり、非常に危険なので勤務時は身につけていかないほうが得策です。

あのお店のガイドラインは?

飲食店の身だしなみガイドラインは、細かく指示されているものがほとんどです。では、比較的自由とされている『スターバックス』のガイドラインはどのようなものでしょうか。『スターバックス』の制服はエプロンのみで、他はスタッフの私物です。ただ、「ドレスコード」という身だしなみのガイドラインがあり、それに沿った服装をしなくてはならないようです。以下にご案内しましょう。

・パンツやスカートは黒かベージュ。デニム、スポーツウェア、皮革、ストレッチ、レースは不可。
・ジャツやブラウスは黒か白。柄物は不可。
・スカートや半ズボンは膝上10センチ以上は不可。
・お客様に不快な印象を与える髪型は禁止。

またアクセサリーについては、ピアス・腕時計は禁止です。指輪については、結婚指輪でも禁止とされています。海外の『スターバックス』では、バリスタの個性を尊重するとして、帽子やタトゥーが可能となっている店舗もあるようですが、身だしなみと清潔さを重要視する日本ではこの自由化は難しいかもしれません。

また、東京商工会議所から『飲食店経営ハンドブック』が発行されています。項目の「クレンリネス分野」には、飲食店における身だしなみのポイント、就業前にチェックできる身だしなみチェックシートが掲載されています。Web上に公開されているので、参考にすると良いでしょう。

スタッフの身だしなみは、来店したお客様が気持ち良く、美味しく料理を楽しんでもらうための接客の一環であるといえます。チェックリストと鏡を携帯し、身だしなみを整えて仕事に向かいましょう。

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