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2021/2/15

パティシエ、ショコラティエなど“スイーツのお仕事”をご紹介! 製菓に関わる多彩な職種を知ろう

スイーツ作りのプロフェッショナルと聞くと、パティシエを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、ほかにもさまざまな職業があり、スイーツの種類や扱う材料により異なります。いったいどんな仕事があるのか、パティシエをはじめとするスイーツづくりの職業や仕事内容について紹介します。
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パティシエ/パティシエール

フランス語で「お菓子づくりの職人」を意味し、男性は「パティシエ」、女性は「パティシエール」と呼ばれます。日本では、ケーキやクッキー、タルト、ゼリー、ムース、チョコレート、アイスクリームなど、洋菓子を製造する職人を指すのが一般的です。

調理専門学校の製菓コースや製菓専門学校で基礎技術を学んだり、未経験から洋菓子店で修行したりすることで、パティシエ・パティシエールの道が開けます。活躍の場は、ケーキ店や結婚式場、レストラン・ホテルのパティスリー部門などさまざまです。

携わる作業は、計量・生地作り・デコレーションなどの製造工程を数人で分業する場合や、すべての工程を一人で担うケースなど、勤務先により異なります。キャリアを積むことで、お菓子研究家やお菓子教室の先生になることも可能。パティシエ・パティシエールに資格は必要ありませんが、菓子製造技能士や製菓衛生師を取得しておくと、就職活動時に有利になるでしょう。

ショコラティエ/ショコラティエール

パティシエ・パティシエールのなかで、チョコレート菓子の製造に特化した職人を、男性は「ショコラティエ」、女性は「ショコラティエール」と呼びます。チョコレートを使った焼き菓子や一粒タイプのチョコレートなどをつくり上げる職業です。

チョコレート菓子は、造形や温度管理、品質保持が洋菓子の中でも特に難しく、繊細な技術を求められます。チョコレート細工のスキルやテンパリング技術、チョコレートに関する知識なども必要に。

ショコラティエ・ショコラティエールになるために学歴は関係ありませんが、製菓系の専門学校で学んでから就職する人が多いようです。資格も必須ではないものの、製菓衛生師や菓子製造技能士を取得しておくと、就職先の幅が広がるでしょう。

将来は、チョコレート専門店で働くのはもちろん、洋菓子店に就職して、パティシエ・パティシエールとしてチョコレート菓子づくりに携わるケースも考えられます。

グラシエ/グラシエール

パティシエ・パティシエールのなかで、アイスクリームやシャーベット、ジェラート、ソルベなど、氷菓をつくることを専門とする職人です。男性は「グラシエ」、女性は「グラシエール」と呼ばれます。日本では馴染みが薄い職業ですが、近年は修行を積んだグラシエ・グラシエールが腕を振るうお店も徐々に増えてきました。

グラシエ・グラシエールの活躍の場は、レストランやアイスクリーム専門店、ジェラート専門店など。レストランでは食後にアイスクリームを提供することも多いため、お客様のテーブルに出す時が一番おいしい状態となるよう、調整するスキルも問われます。グラシエ・グラシエ―ルに特化して学べる学校は少なく、製菓系の専門学校などでお菓子作りを幅広く学んだあと、就職するケースが多いようです。

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コンフィズール/コンフィズーズ

飴細工やキャラメル、マシュマロ、ジャム、コンフィチュール、ヌガー、マジパン、プラリネなど、砂糖を主原料としたお菓子を専門につくる職人です。男性は「コンフィズール」、女性は「コンフィズーズ」と呼ばれます。日本では聞き慣れない方も多いかもしれませんが、ヨーロッパではメジャーな職業とされています。

コンフィズール・コンフィズーズは、砂糖の種類の違いや、湿度・温度の調節、果物の加工品に関する知識など、幅広い知識を求められます。日本でコンフィズール・コンフィズーズとして働く場合、資格は必須ではありませんが、ヨーロッパではコンフィズールのほかパティシエ、ショコラティエ、グラシエの資格がそれぞれあり、複数の資格を取得する職人が大勢います。

和菓子職人

お饅頭や餅菓子、どら焼き、羊羹、煎餅、お団子、最中など、日本の伝統的な和菓子を作る職人。練る・蒸す・焼くなど伝統の技法を巧みに使い、生菓子や半生菓子、干菓子など多彩なお菓子を製造するお仕事です。

手先の器用さはもちろん、四季の風情を取り入れ繊細で美しいデザインに仕上げる感性やセンスも問われます。従来からある製法をベースに新たな製法や食材も加えた、創作菓子を開発していくスキルを求められることもあるでしょう。

活躍の場は、和菓子店や甘味喫茶、和菓子メーカーなど。和菓子職人へのルートは、専門学校で和菓子製造について学んだあと就職する・和菓子職人に弟子入りするなどです。資格は必要ありませんが、製菓衛生師や菓子製造技能士を保持していると、就職や実務に役立つでしょう。

スイーツプランナー(デザートプランナー)

フードコーディネーターのスイーツ版と言うべき役割を担うお仕事です。新商品のお菓子を開発したり、定番商品のリニューアルプランを考案したりするのが主な業務。ほかにも、お菓子のギフト商品を生み出したり、洋菓子メーカーの企画提案をしたり、新店のコンセプトを考えたりと、幅広い仕事に携わります。

新しいスイーツをつくるにあたり、マーケティングリサーチや栄養価の計算なども手掛けます。キャリアを積み上げることで、講座や勉強会の講師を務めたり、店舗からアドバイザーとしての依頼を受けたりすることも。

スイーツプランナーは、専門学校で学んでいない方やお菓子とは別分野のお仕事をしていた方でも目指せる職業です。活躍の場は、洋菓子店やお菓子メーカー、レストラン、ホテルなど。まずはパティシエとしてスイーツ作りからスタートし、スキルや知識、メニュー開発力を高めてから、スイーツプランナーへとキャリアチェンジする方もいます。

日頃からスイーツを味わうことで、心が和んだり至福を感じたりする方も多いはず。誕生日やクリスマス、バレンタイン、結婚式、記念日など特別な日にも、スイーツはつきものです。お菓子づくりの仕事は、人々の幸せな時間に寄り添えるのが醍醐味といえるでしょう。