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飲食店でアルバイト。応募する際の「メール・電話」のマナーは?
人手不足が続く飲食業界。アルバイト探しにおいては、求職者の方が有利な売り手市場が続いています。しかし「有名店」や「給与の高い店」は応募者が多く競争率は依然高いまま。ライバルと差をつけるためには、面接時、そして応募時の印象が大切な鍵となります。
今回は、飲食店へ求人応募をする際の「メール」「電話」のマナーをご紹介。丁寧な対応で好感度アップを目指しましょう!
応募のメールで大事なのは「正確さ」「適度な文章量」
求人へ応募する場合の最初のアクションは、ネットからのエントリーであることがほとんど。細かく項目が設定された応募フォームを面倒がらず、適切に記載することが大切です。
■正確に、見やすく読みやすく書くこと
住所・生年月日など、入力すべき項目を過不足なく回答することがまずは大切です。「志望動機」「特技」「経験」などを複数行で書くときは、箇条書きにするなどして見やすさを心掛けると良いでしょう。文章の量はフォーマットのテキスト欄を7~8割ほど埋める程度で、短すぎ・長すぎないのが理想。しかし、書くことがないのに無理に文章を増やすよりは、簡潔に書いたほうがベターです。過去の職歴を書く際は、「店名/会社名」「職種」「雇用形態(アルバイト/契約/正社員)」などの情報もできるだけ具体的に書きます。
■ショートメールやLINEではくだけ過ぎないように
最近は求人の応募でショートメール(SMS)やLINEを使うことも増えています。気軽にやり取りができるので普段と同じ言葉遣いになってしまいがちですが、ここでも丁寧さを心掛けることが大切です。以下に注意してください。
・やりとりが始まるときはまず名乗ること
採用担当者はたくさんの人からのメールを見ています。SMSもLINEでも、応募に関連するメッセージを送信するときは、一連のやりとりが始まるときに「こんにちは、田中です」のようにまず自分の名前を名乗るようにします。
・絵文字や顔文字、音符を使わない
SMSやLINEといえどもビジネス上のメールなので、絵文字などはもちろん不可。顔文字、音符やハート、くだけた感じになる「そうです~」のような表記もやめましょう。
・「です」「ます」の語尾をくずさない
自分ではそのつもりがなくても、ちょっとした言葉尻を相手が失礼だと感じてしまうことがあります。やり取りが続いて慣れてきた場合も、少し丁寧すぎるかな?くらいの言葉遣いをくずさないほうが好印象です。
苦手な人が多いからこそ、マスターしておきたい電話のビジネスマナー
若い世代では特に「(仕事の)電話が苦手」という人が多いようです。ここで差をつけられれば、さらに好印象を得られるのは間違いありません。
■電話をかける時間帯に気をつける
緊急の場合をのぞき、電話をかける先が会社であれば10時~17時くらいのビジネスアワー、飲食店なら14時~16時くらいのアイドルタイムにかけるのがマナーです。
■話すこと、スケジュールなどの必要事項をメモで準備する
ありがちなのが、スマホで通話しているのに、スマホに登録されたスケジュールを確認したくて慌ててしまう……というケース。スマホでは通話中にスピーカー機能に切り替えて他のアプリを開くことができますが、操作に慣れていない人はメモ帳などのアナログなツールを準備したほうが安心です。
■敬語を間違わないようにする
これは一番難しいところかもしれません。自信のない人は、言うべきことを紙に書いたり、声に出したりして練習したほうがいいでしょう。しかし完璧なビジネスマナーまでは求められていないので、落ち着いてきちんと話せば大丈夫です。無理して丁寧な表現を使うとかえって失敗してしまいます。
・電話の最初は「お忙しいところ恐れ入ります。✕✕と申します。求人への応募でお電話いたしました」と始める
・「~です」「~ます」で話す(「~でございます」は不要)
・最後は、「よろしくお願いいたします。失礼します」で終わる
また、「✕✕っす」や、「マジ」「OK」なども言ってしまいがちな言葉ですが、電話や面接では使わないようにしましょう。
飲食店は応募から採用までがとてもスピーディーです。その分、ファーストコンタクトがとても重要になってきます。メール、電話のマナーをしっかりと心得たうえで応募したいものですね。
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