しょくヨミ!! 飲食店の正社員/アルバイト求人情報サイト [更新:11月23日 16:38]

  1. トップ
  2. しょくヨミ!!
  3. 話題の食ニュース
  4. 季節イベント
  5. ハロウィンは自宅パーティーが主流に!テイクアウト・デリバリー需要に備えよう

飲食店で働く人向けのWebマガジン しょくヨミ!!

2022/10/14

ハロウィンは自宅パーティーが主流に!テイクアウト・デリバリー需要に備えよう

日本でも秋のイベントとして定着したハロウィン。本来なら飲食店でのパーティー需要が高まる機会となりますが、コロナ禍では「外出せず自宅で家族や友人とパーティーを楽しみたい」という人が増えているようです。そこで今回は、人気飲食店がハロウィンシーズンにリリースしたテイクアウト・デリバリーメニューの一例を紹介。自店で“おうちハロウィン”に向けた取り組みを検討中の方は必見です。
画像素材:PIXTA

「ハロウィンは自宅で家族とパーティー」という人が多数派に

2022年、ハンドメイド作品の通販・販売サイト「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマが、Creemaのユーザー1,031名を対象に実施した「ハロウィンに関するアンケート調査」。この調査では、『今年のハロウィンを楽しむ場所』という質問に対し「自宅」と答えた人が、全体の半数を超える58%にのぼりました。

また『誰と(誰のために)ハロウィンをするか』という質問には、77%が「家族」、35%が「自分」、18%が「友人・仲間」と回答。そのほか『ハロウィンを楽しむ理由』という質問には、「季節を感じるイベントとして・気分転換」に次ぎ、「季節のイベントをきっかけに家族や友人と楽しみたいから」が2位にランクイン。「家族や友人と、または自分のために自宅でハロウィンを楽しみたい」という人が多くなっている傾向が明らかになりました。

なお『ハロウィンでやってみたいこと』の回答では、最多の「インテリアにハロウィンの要素を取り入れる」に次いで「ハロウィン仕様の料理・お菓子を食べる」が2位になっています。飲食店にとっても、ハロウィンらしいテイクアウト・デリバリーメニューによって売り上げアップを狙えるチャンスと言えるでしょう。

人気飲食店のハロウィンメニュー事例

多くの飲食店がハロウィン限定メニューを販売している現在。ここでは「チキンストリート渋谷店」「シェーキーズ」「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」が提供するハロウィンメニューを紹介します。自店のメニュー開発の参考にしてみてくださいね。
画像素材:PIXTA

■ハロウィンBOX/チキンストリート渋谷店

韓国フライドチキン専門店「チキンストリート渋谷店」では、10月17日~31日まで、3~4人でシェアできる「ハロウィンBOX」を販売しています。内容はフルサイズの韓国チキン(Mix)に、4種類のソースと大根ピクルスが付いたセット。なお、10月29日~31日までの3日間は、テイクアウトの受け取り、店内飲食問わず仮装して来店した人にドリンク1杯をサービスするキャンペーンを実施予定です。

■デザWINフェア/シェーキーズ

ピザやパスタの食べ放題で知られる「シェーキーズ」では、9月13日~10月31日の期間に「デザWINフェア」を実施。デザート感覚のピザやスイーツなど、ハロウィンを意識したメニューを楽しめます。

ハロウィン限定メニューは、デザート感覚の『かぼちゃプディングピザ 』やハニーチーズ味のミニピザ『ハニチーゴーストJr. 』、『シェキシェキポテト ハニーバター味』、『かぼジャックプリン (かぼちゃプリン)』、『ドラキュラ杏仁 (杏仁豆腐ベリーソースがけ)』など。一部の店舗では、色がハロウィン仕様に変化する『シークレットポテト』も提供中です。

■モンスタードーナツ(クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン)

アメリカ発祥のドーナツ専門チェーン店「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」。10月31日まで、ハロウィン限定の「モンスタードーナツ」を販売中です。

モンスタードーナツは、パンプキンコーティングのドーナツの表面にジャック・オ・ランタンの目と口を描いた『パンプキン ジャック キャラメル』、生チョコ入りクリームを詰め、ビターチョコでコーティングしたドーナツにプリン風味チョコで黒ネコの顔を描いた『黒ネコ “チョコ”』など。10月7日からは、黒ネコの顔がホワイトチョコで覆われたミイラ姿の『黒ネコ ミイラ チョコ』も登場しました。

さらに、定番ドーナツのチョコカスタードにクモの巣の模様を描いた『スパイダー チョコ カスタード』や、オレンジ・赤・紫のカラフルなチョコスプレーがハロウィンらしい『ハロウィン スプリンクル』も提供。3個入り・10個入り・20個入りの『ミニ ドーナツ』にも、モンスターをモチーフにした限定バージョンが登場しています。

おうちパーティーが主流となっている2022年のハロウィンシーズンは、テイクアウトやデリバリーの売上をアップさせるチャンス。人気飲食店のメニューも参考にしながら、自店のオリジナリティが光るハロウィン用メニューを考案してみてはいかがでしょうか。


  • この記事の著者
    小川郁恵

    小川郁恵

    ライター

    スポーツ用品業界紙の記者を経て、フリーのライターに。飲食業界に特化した求人誌や、飲食店の紹介、結婚式場の情報サイト、飲食店のコンサルティング関連などさまざまなジャンルで、飲食業界の取材や記事執筆に携わってきた。ほかにも、観光スポットや温泉宿、求人広告、モデルルームをはじめ、幅広い分野の取材・執筆を担当。群馬県出身・在住。