大阪・関西万博2025開催直前!注目の万博グルメ“未来の食”を紹介
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世界万国博覧会とは?
過去の例をあげると、1889年のパリ万博ではエッフェル塔が建設され、1893年のシカゴ万博では観覧車が初登場。1900年のパリ万博ではエスカレーター、動く歩道などが登場。そして1970年の大阪万博では、世界初の携帯電話、リニアモーターカーが展示されるなど、その時代の最新の技術が世界の関心を集めてきました。
新たな食文化が誕生するきっかけにも
1970年の大阪万博では、開催に合わせてマクドナルドやケンタッキーフライドチキンが日本に初出店。ファストフードが日本にもたらされるきっかけとなりました。また、「ブルガリアヨーグルト」は大阪万博の後に商品名として使用できることになり、今ではすっかりお馴染みの商品に。現在では当たり前となっている回転寿司も実は大阪万博で誕生しました。
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大阪・関西万博2025にサステナブルグルメが登場
2025年大阪万博では、レストラン・フードコート含め約100店の飲食施設が出店予定とのこと。開催前から話題になっているのは、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマに沿ったフードロス対策や資源環境などを意識した店舗や商品です。ここではその一部を紹介します。くら寿司株式会社(未来型営業施設)
「回転ベルトは、世界を一つに」をコンセプトに、くら寿司最大の客席数である338席と約135mの最長の回転ベルトを設置し、寿司や大阪・関西万博に参加している約70の国・地域の代表的な料理を提供します。使うのはサステナブルな食材。化学合成された飼料や添加物、薬剤などを使わず育てられた「オーガニックフィッシュ」や先端技術を活用し飼育された「スマート養殖魚」、美味しく食べられるのにもかかわらず、市場で扱われることが少なく廃棄されてしまうことが多い「低利用魚」などの使用が予定されています。
竹下製菓株式会社(EARTH TABLE~未来食堂~)
国産米粉を使用したグルテンフリーチュロスや植物由来原料を組み合わせたプラントベースのアイスを提供。チュロスは、酒米を磨いた後に出る廃棄予定の米粉を使用することで、フードロス削減に貢献します。ケンミン食品株式会社(EARTH TABLE~未来食堂~)
「焼きビーフン」で知られるケンミン食品は、大西益央氏とともにグルテンフリーラーメンを提供するブランド「GF RAMEN LAB」を創設。「小麦アレルギー対応のために仕方なく食べるラーメンではなく、“美味しいから食べたくなるグルテンフリーラーメンを作る」という強い意志で進めたプロジェクトとのこと。 大阪万博では「すべての人々に美味しいラーメン」をコンセプトに、麺にもスープにも小麦粉を使用しない“グルテンフリー”のラーメンが用意されます。白ハト食品工業株式会社(サステナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭 EXPO~)
白ハト食品工業は、次世代の飲食店モデルとして展開する「サステナブルフードコート」で、「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」を運営します。たこ焼きやラーメン、ねぎ焼き、串カツなど大阪名物を中心に、“老舗・伝統・ほんまもん”ののれんグルメが一堂に集います。配膳案内ロボットや卵の殻入り資材の活用など、SDGsにも取り組むとのことです。近年、フードロス対策や環境にも人にも優しい食品が注目されつつありますが、まだ選択肢はそう多くありません。万博をきっかけに、サステナブルな取り組みがより広まるかもしれません。どんな“万博グルメ”が登場するのか今から楽しみですね。
大阪・関西万博の食トレンド よくある質問
開催中の大阪・関西万博で、食のテーマは何ですか?
万博全体のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿って、「未来の食」が大きなテーマとなっています。フードロス対策や環境に配慮した「サステナブルグルメ」を提供する飲食店が多数出店しています。
万博をきっかけに、過去に日本で広まった食文化はありますか?
はい。1970年の大阪万博は、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファストフードが日本に本格的に上陸するきっかけとなりました。また、今ではお馴染みの回転寿司も、この時の万博で広く知られるようになりました。
万博に出店している「くら寿司」では、どのようなサステナブルな取り組みをしていますか?
市場であまり扱われず廃棄されがちな「低利用魚」や、化学的なものを避けて育てられた「オーガニックフィッシュ」などを積極的に使用した寿司を提供しています。これにより、海の資源を守る取り組みに貢献しています。
万博で食べられる「グルテンフリーラーメン」とはどのようなものですか?
「焼きビーフン」で知られるケンミン食品が提供する、麺にもスープにも小麦粉を一切使用しないラーメンです。「すべての人々に美味しいラーメン」をコンセプトに、小麦アレルギーの有無に関わらず楽しめる一杯として開発されました。
スイーツにもサステナブルなメニューはありますか?
はい、あります。例えば竹下製菓は、日本酒を造る際に廃棄されることが多い米粉を利用した「グルテンフリーチュロス」や、植物由来の原料を使った「プラントベースのアイス」などを提供し、フードロス削減に取り組んでいます。
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