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グルメ激戦区名古屋のソウルフードとは!? 「名古屋めし」が楽しめる人気の飲食店20選
目次
①1つで3つの味が楽しめる!ひつまぶし
熱々のご飯と、短冊の形に切ったうなぎの蒲焼きをおひつに盛った「ひつまぶし」。1杯目はそのまま、2杯目は薬味とともに、3杯目はお茶漬けで…と3つの味が楽しめます。たまりベースで濃厚なウナギのご飯を、会席のシメで、さっぱり食べられるよう薬味やお茶を添えるようになったそうです。
『あつた蓬莱軒』(本店:名古屋市熱田区)
明治時代にひつまぶしを考案したのがこのお店。創業時から140年間受け継がれたタレを絡め、備長炭で香ばしく焼き上げたウナギは、外はカリッと中はふっくら。店頭での予約が必須な行列ができる人気店です。『しら河』(本店:名古屋市西区)
熟成されたタレとウナギの旨みのバランスが絶妙なひつまぶしが、手ごろなお値段で味わえると人気があります。薄味の出汁をベースにしたお茶漬け用の「吸茶」にもこだわりがあります。②カリッとジューシー&スパイシーなお酒のおとも、手羽先
メニューに手羽先をのせない居酒屋はないといってよいほど、ご当地の人気メニュー。手羽先を素揚げにし、甘辛いタレを塗ってゴマやスパイスを振りかけるのが一般的です。
『風来坊』(名古屋市中区など)
名古屋手羽先の元祖。今では全国にチェーン展開をしている人気店です。から揚げのタレにこだわり、もも肉の代わりに手羽先を素揚げにするアイデアが大ヒット。先を切り取って肉の部分を丸く揚げているのが特徴で、タレは甘目で肉はやわらか、しっとりとしています。『鳥開 総本家』(名古屋市中区など)
「からあげグランプリ」の手羽先部門で、3年連続最高金賞を受賞した手羽先が大人気です。秘訣はオリジナルのタレと塩。二度揚げした揚げたての手羽先に、赤ワインをベースにしたオリジナルのタレをさっとくぐらせます。③ドリンクの「おまけ」がすごいモーニング
ドリンク1杯に、トーストや卵などの「おまけ」がつくモーニング。愛知県は喫茶店の激戦区で、その数は大阪についで全国2位。他店との差別化をはかるために「おまけ」がどんどん豪華になっていったそうです。
『コメダ珈琲店』(本店:名古屋市瑞穂区)
コーヒーを1杯頼むと焼き立てトーストにゆで卵、もしくは「手作りたまごペースト」または「名古屋名物 おぐらあん」が選べるコメダ珈琲店のモーニング。自社工場から直送されるパンは風味豊か。ふんわり焼いたデニッシュパンの上にたっぷりのソフトクリームが乗っている「シノワール」も大人気です。『白壁カフェ 花ごよみ』(名古屋市東区)
トーストだけでなく和風のモーニングも。『白壁カフェ 花ごよみ』では珈琲などのドリンクに、トースト、おにぎり、冷し茶漬けの内から1つ、さらに茶碗蒸しとサラダが付きます。小さ目サイズのおにぎりや、さっぱりした冷やし茶漬けは女性に大人気です。④江戸時代からの「名古屋麺」きしめん
ひらべったい麺が特徴。名古屋城を築城する際、火の通りを早くするため平べったくした、という説があります。つゆはたまり醤油をベースに、宗田カツオやムロアジでダシを取るのが一般的。
『名代きしめん 住よし』(JR名古屋駅)
JR名古屋駅の新幹線、在来線ホームにある「立ちきしめん」は本当に美味しいと評判。花がつおの風味、しっかりダシをとった汁が、もちもちした麺に絡みます。きしめんのためだけにホームに降りる人もいるのだとか。『手打麺舗丸一』(地下鉄 上前津駅)
住宅街の中にあり地元の人に愛されている手打ちうどんのお店。「きしころ」とよばれる冷やしたきしめんや、桜えび天が人気です。⑤甘辛い味噌だれがクセになる!みそカツ
豆味噌ベースの甘辛いタレをかけたトンカツです。味噌ダレは、濃厚系、さらっとしたしゃばしゃば系と、お店の個性が現れます。戦後の屋台で「土手煮」(モツを豆味噌のタレで煮たもの)の鍋に串カツを浸してみたのが始まりだそう。
『矢場とん』(本店:名古屋市中区)
みそカツの代名詞と言っても良いほど行列のできる有名店。終戦直後の昭和22年創業で、串カツを土手煮の鍋に浸したアイデアは『矢場とん』から始まりました。今でも串カツを味噌ダレに浸したイメージを守るように、しゃばしゃば系の味噌ダレです。皿からはみ出そうなほど大きな「わらじとんかつ」が名物。『八千代味清』(名古屋市中村区)
地元の人たちの絶大な支持を得ている昭和37年創業の老舗洋食店。キャベツにカツ、味噌ダレ、さらに半熟卵が乗った「ロース味噌カツ丼」が大人気。トロッとした黄身と味噌ダレが絡み合い、絶品です。親子三代の常連さんがいるのも納得です。⑥大正モダンから生まれた小倉トースト
名古屋の喫茶店では定番のメニュー。大正時代、学生がトーストをぜんざいにひたして食べているのにヒントを得て生まれたそうです。マーガリンやバターを塗ったトーストで小倉あんをサンド。塩気が甘さを引き立てます。
『ボンボン』(名古屋市東区)
昭和24年創業の老舗の喫茶店。小倉トーストは開店当時からの人気メニューで常連さんに愛され続けています。自家製の小倉あんは甘さひかえめ。小豆の風味を大切にしています。コーヒーとの相性もばっちりです。『喫茶 神戸館』(名古屋市中区)
レトロでゴージャスな『神戸館』の人気メニューが「鉄板小倉トースト」。アツアツの鉄板に黒ゴマを練り込んだトースト、そして小倉あんをのせ、さらにアイスクリームをトッピング! まさに小倉トーストの進化形です。⑦ふうふう言いながら味わいたい!味噌煮込みうどん
土鍋でぐつぐつと豆味噌のつゆで煮込んだ「味噌煮込みうどん」。豆味噌は煮込めば煮込むほど、独特な甘みと微かな苦味が出るのが特徴です。煮込んでも崩れないよう、うどんは少し固め。土鍋のフタに取り分けて食べるスタイルが一般的です。
『山本屋本店』(大門本店:名古屋市中村区)
味噌煮込みうどん一筋の専門店で創業明治40年の老舗。名古屋市を中心に愛知・岐阜・三重県で店舗を展開しています。赤味噌と白味噌をブレンドし、ザラメを加えたオリジナルの「あじ味噌」がポイント。鰹節のダシとともに、固く太いうどんをしっかりと煮込みます。『ミッソーニ』(名古屋市緑区)
店名がユニークなら、ピンク色のお店の外観もうどん屋らしからぬと評判のお店。八丁味噌を使ったあっさり目のつゆが特徴です。また、「麺が細目で食べやすい」と女性支持率が高いことも特徴的です。⑧味噌のダシが良くしみた味噌おでん
愛知や岐阜のおでんといえば、みそ味です。豆味噌のダシで煮こんだタイプと、醤油のダシで煮て味噌ペーストを塗るタイプがあります。
『島正』(名古屋市中区)
昭和24年創業、「どて焼き」(味噌おでん)の超人気店。八丁味噌のダシで大根、豆腐、コンニャク、卵をグツグツ煮ます。別鍋で煮込んだ牛筋肉やダシにくぐらせた揚げたての串カツも名物です。『おでん&ワイン カモシヤ』(名古屋市中区)
味噌おでんとワインを楽しむ新しいお店で、若い人を中心に人気のあるお店です。定番の大根や卵のほか、なんとトマトやアボカドも味噌おでんに。八丁味噌のおでんには赤ワインがよくあいます。⑨濃厚でパンチの利いたソースが決め手!あんかけスパ
極太のスパゲティーにコショウを効かせ、とろみのついたソースをかけたもの。さまざまなトッピングがあり、ハムやウィンナー主体の「ミラネーズ」、野菜主体の「カントリー」、2つを合わせた「ミラカン」が定番です。
『スパゲッティ・ハウス ヨコイ』(住吉本店:名古屋市中区)
昭和38年に開業したあんかけスパの元祖。イタリア家庭料理のミートソースをヒントにして生まれました。スパゲティを食べ慣れていない日本人の口に合うように、と試行錯誤の上、肉と野菜をじっくり煮込んだソースにブラックペッパーを利かせたソースが完成しました。『そ~れ』(住吉本店:名古屋市中区)
昭和36年に創業したあんかけパスタ発祥の店。定番の「ミラカン」では大きくカットされたフレッシュトマトをトッピングしています。50年前のレシピを復活させた「クラシックソース」と「定番ソース」が選べます。⑩新しい名古屋めしも続々誕生!
新しい名古屋めしも次々と生まれています。今回はそのうちの2つをご紹介。
◆かき揚げまぶし
2016年新名古屋めし総選挙でグランプリを受賞した『天ぷら やじま。』の創作料理。かき揚げをひつまぶしを彷彿とさせる食べ方で展開していきます。
『天ぷら やじま。』(名古屋市東区)
海老のかき揚げをのせたご飯を、1杯目は特製塩、2杯目は薬味をのせて。3杯目はタレをかけて天丼風に。そして4杯目はお出汁をかけて…と色々な食べ方が楽しめます。◆名古屋ハヤシ
新しい名古屋めしとして注目されているのが「名古屋ハヤシ」。デミグラスソースや赤味噌を使い「名古屋を元気にする」など8か条を満たしたものが認められるそうです。
『凡才』(名古屋市西区)
味噌おでんと日本ワインにこだわった人気店です。この店の名古屋ハヤシのベースは味噌おでんの出汁でデミグラスソースとの相性がバツグン。トロトロの卵黄を絡めます。このほかにも、天むす、鉄板スパ、台湾ラーメンなどなど、名古屋名物はたくさんあります。全国各地に進出している「名古屋めし」もありますので、ぜひトライしてみてください。
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