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2015/4/17

「うどん県」に始まったうどんのネタ化。粉食の王様・うどんの“今”を探る

昨年、ブルボンより画期的な商品が発売されました。その名も「こんがりうどん」。

茹でたうどんを短くカットし、それをきつね色になるまでフライしたスナック菓子で、「うどんを揚げる」という斬新なコンセプトが話題になっています。Twitterでも…

「なんか、こんがりうどんとかいうスナックがあって意外とおいしい」
「なんだろう、不思議な食感。ポリポリしてます。味は、だし〜な感じ。なんだかずっと食べてられます」
「マヨネーズとわさびを混ぜたディップを作って楽しむと、よりウマウマ」

と、高評価。ただしパッケージがカップうどんに酷似しており、さらに蓋に「お湯を入れずに、そのままお召しあがりください」という前フリが記載されているため、ネタとしてお湯を入れるチャレンジャーもいるようです。

実際にお湯を入れた人の感想はというと…。

「しんなりしたすげー脂っこいうどんの偽物になった。スープは油とお湯ですね。うん、お湯は入れちゃだめ!!」

残念な結果に終わったようです。

さて、香川県のPRキャンペーン「うどん県」によって、その存在が面白おかしいものにされつつある「うどん」。香川県のPRは抜群の成功を収めたものの、名産であるうどんの価値を下げてしまったのではないか…そんな懸念もあるようです。

そこで今回は、現在世間を賑わせている「うどんニュース」をピックアップ。面白おかしいだけではない、うどんの魅力に気付けるかも!?

Googleマップで「うどん県」と検索すると香川県が表示される

Googleマップといえば、検索最大手のGoogleが運営するインターネット地図。世界中に何億人もの利用者がいるワールドワイドなサービスに、「うどん県=香川県」と認識させているのは、「うどん県キャンペーン」の大きな功績と言えるでしょう。ちなみにうどん県副知事である要潤さんが、「宛名が『うどん県』でも香川に年賀状を届けてほしい」と日本郵便に直訴したらしいのですが、こちらは残念ながら実現しなかったそうです。


うどんアイス、うどんドロップス、うどんグミ…。次はなんだ?

とどまることを知らない、あらゆる食分野へのうどんの浸食。キンキンに冷えたうどんに、凍った出汁をぶっかけた「かき氷うどん」、乾燥うどんを加えて焼き上げた「うどんクッキー」、うどんをバンズで挟んだ「さぬきうどんバーガー」……。うどんバーガーにいたっては、炭水化物を炭水化物で挟むという斬新なアイデアを採用。ハンバーガーの定義をも問う、問題作として話題を集めています。


被災地支援に燃料開発。人々を救う、うどんの新たな魅力

東日本大震災の際、避難所で暮らす方々を支えたのがうどんだったのをご存知でしょうか。うどんの名所である丸亀市が中心となり、被災地である石巻へ8,700食ものうどんを提供。被災者を思う香川県民の熱い気持ちを、うどんを通して届けることに成功しました。またその後、非常時に食せる「防災うどん」も開発。防災食として高い人気を得ています。

さらに驚くべきは、うどんから燃料を開発することに成功していること。店舗から収集したうどんの切れ端を使用し、それをエタノールに変える技術を確立。エタノールは店舗に戻し、うどんを茹でる燃料として使用されます。まさに「うどんでうどんを茹でる」という、素晴らしい循環を実現しているのです。

世間ではユニークな部分だけ大げさに取り上げられていますが、日本中で愛されているからこそ、これほどまでに大きな話題になるのです。それにどれだけネタにされても、粉食の王たる風格がうどんには漂っています。香川県民がうどんをネタにされても怒らないのは、その辺の余裕があるからかもしれません。

今後も続きそうなうどんブーム。日本を飛び出して、世界でネタにされる日も近いかもしれません。

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