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2019/11/14
しかし、なかには料理とは全く関係のないジャンルからシェフに転身を遂げた人もいます。異色のキャリアを持つ繁盛店のシェフたちをご紹介しましょう。
異色のキャリアを持つ繁盛店のシェフ5名。CAやプロボクサーから転身した人も
目次
画像素材:PIXTA
飲食店のシェフの経歴といえば、調理学校で料理の基礎を学んだり、国内の飲食店で修業をしたりする流れが一般的でしょう。
しかし、なかには料理とは全く関係のないジャンルからシェフに転身を遂げた人もいます。異色のキャリアを持つ繁盛店のシェフたちをご紹介しましょう。
(1)CAからシェフに転職・秋元さくら氏
メディアにも多数登場している秋元さくら氏は、CA(キャビンアテンダント)として活躍していた女性シェフです。
秋元氏がシェフを目指したきっかけは、ソムリエのご主人。手料理をご主人が喜んでくれたことで、シェフを志し、調理学校へと入学を決めたそうです。
現在は、東京ミッドタウン日比谷にあるフランス家庭料理店『Morceau(モルソー)』で、日々料理の腕を振るっています。同店では、秋元氏の女性らしい視点や世界観を持ち合わせた、カジュアルフレンチが楽しめます。
秋元氏がシェフを目指したきっかけは、ソムリエのご主人。手料理をご主人が喜んでくれたことで、シェフを志し、調理学校へと入学を決めたそうです。
現在は、東京ミッドタウン日比谷にあるフランス家庭料理店『Morceau(モルソー)』で、日々料理の腕を振るっています。同店では、秋元氏の女性らしい視点や世界観を持ち合わせた、カジュアルフレンチが楽しめます。
(2)大学で経営学を学び、フランスで修行・大槻卓伺氏
西麻布にある創作フレンチレストラン『Takumi(タクミ)』でオーナーシェフを務める大槻卓伺氏は、神戸大学経営学部を卒業後、単身渡仏。三ツ星レストランなどで3年3ヶ月に渡り修行をし、帰国後の2017年に同店をオープンしました。「ミシュランガイド東京2019」では、一ツ星を獲得しています。
物心がついたときから料理人になりたいと思っていたという大槻氏。幼いころから独学で基礎的な調理法を身につけてきたため、調理学校への入学ではなく、実力主義であるフランスでの修行を選択したそう。
『Takumi』は、「組み合わせの妙を正確に理解し、楽しめるレストラン」がコンセプトで、料理の提供方法にもこだわっています。料理にはそれぞれ、説明が書かれたカードや、料理に使われた素材を入れた小瓶が添えられているため、シェフの意図を理解しながら食事を楽しめます。
物心がついたときから料理人になりたいと思っていたという大槻氏。幼いころから独学で基礎的な調理法を身につけてきたため、調理学校への入学ではなく、実力主義であるフランスでの修行を選択したそう。
『Takumi』は、「組み合わせの妙を正確に理解し、楽しめるレストラン」がコンセプトで、料理の提供方法にもこだわっています。料理にはそれぞれ、説明が書かれたカードや、料理に使われた素材を入れた小瓶が添えられているため、シェフの意図を理解しながら食事を楽しめます。
(3)プロボクサーから現代の名工へ・田辺年男氏
厚生労働省の「現代の名工」に選ばれた経験を持つ、田辺年男氏。日本を代表するシェフの一人ですが、その経歴はまさに異色です。
学生時代、日本体育大学の体操部に所属していた田辺氏は、オリンピック候補に選ばれるほどの実力だったものの、肩を壊しプロボクサーに転向。しかし、次は心臓の病によりボクサーを断念し、おでんの屋台を引き始めます。その後、フランス料理で世界を目指すことを決めた田辺氏は、フランスの三ツ星レストランなどで修行を重ねました。
現在は、五反田にあるフレンチレストラン『Ne Quittez pas(ヌキテパ)』で、オーナーシェフを努めています。同店は、土を使った料理を食べられるお店としても知られ、注目を集めています。
学生時代、日本体育大学の体操部に所属していた田辺氏は、オリンピック候補に選ばれるほどの実力だったものの、肩を壊しプロボクサーに転向。しかし、次は心臓の病によりボクサーを断念し、おでんの屋台を引き始めます。その後、フランス料理で世界を目指すことを決めた田辺氏は、フランスの三ツ星レストランなどで修行を重ねました。
現在は、五反田にあるフレンチレストラン『Ne Quittez pas(ヌキテパ)』で、オーナーシェフを努めています。同店は、土を使った料理を食べられるお店としても知られ、注目を集めています。
画像素材:PIXTA
(4)32歳で飲食業界に飛び込んだ・鳥羽周作氏
飲食業界のシェフといえば若い頃から修行を積むイメージがありますが、『sio(シオ)』の鳥羽周作氏は、32歳未経験で料理業界の経歴をスタート。シェフになる前は、Jリーグの練習生や小学校の教員をしていました。
その後、神楽坂の『DIRITTO(ディリット)』や『Florilege(フロリレージュ)』、恵比寿の『Aria di Tacubo(アーリア ディ タクボ)』で修行を行い、2016年3月からは代々木上原の『Gris(グリ)』でシェフを務めていました。
2018年7月に同店を『sio』としてリニューアルオープンし、現在にいたります。『sio』では、オーナーシェフに就任。共創型レストランとして、さまざまなクリエイターとコラボをしています。
その後、神楽坂の『DIRITTO(ディリット)』や『Florilege(フロリレージュ)』、恵比寿の『Aria di Tacubo(アーリア ディ タクボ)』で修行を行い、2016年3月からは代々木上原の『Gris(グリ)』でシェフを務めていました。
2018年7月に同店を『sio』としてリニューアルオープンし、現在にいたります。『sio』では、オーナーシェフに就任。共創型レストランとして、さまざまなクリエイターとコラボをしています。
(5)電子部品メーカーから料理人に転身・米田肇氏
2009年にミシュラン史上最短で三ツ星を獲得した米田肇氏も、面白い経歴を持つシェフのひとりです。高校時代数学に打ち込んだ米田氏は、大学の理工学部で電子工学を学び、電子部品メーカーへと就職をします。
その後料理人に転身し、2008年5月、大阪の地に『Hajime RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON』をオープンしました。同店をオープンして1年5か月となる2009年には、ミシュランの三ツ星を獲得。現在は店名を『HAJIME(ハジメ)』に変え、ガストロノミーを基礎に独自の世界観を紡いでいます。
その後料理人に転身し、2008年5月、大阪の地に『Hajime RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON』をオープンしました。同店をオープンして1年5か月となる2009年には、ミシュランの三ツ星を獲得。現在は店名を『HAJIME(ハジメ)』に変え、ガストロノミーを基礎に独自の世界観を紡いでいます。
シェフになる方法は人それぞれ
シェフになる方法は決して一つではありません。
昨今は、未経験歓迎とする求人も多いですから、まずは国内のお店で技術を身につけるのも一つの手でしょう。自分に合った形でシェフを目指してみてはいかがでしょうか。
求人@飲食店.COMでは未経験からシェフを目指せる求人を多数掲載しています。詳しくは 調理スタッフ・未経験者歓迎の求人一覧 をご覧ください。
■ 未経験から始める飲食店のお仕事! 好スタートを切るための4つのポイント
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