2016/5/6
また、テーブルの片付けやセッティング、店内の清掃、電話応対、ドリンク作りや調理補助など、基本的な接客業務のほかにも多くの役割を担います。
また、観光地などの飲食店では語学力が大いに役立ちますし、SNSを使っての集客が注目される昨今では、FacebookやInstagramを使いこなす力も重宝されます。ホールスタッフのフィールドでは、自分の何気ない特技や趣味が、強みとして生かせる可能性があるのです。
また、調理技術が身につくのはもちろんのこと、お店の裏側に携わることで飲食店の運営に関する知識も習得できます。料理人として独立したい人にとっては、現場の実情を学ぶ貴重な場となるはずです。
さて、こうしてふたつの仕事の詳細を見比べてみて、あなたはどちらのアルバイトをしたいと感じたでしょうか。もしかすると、“人と触れ合うのが好き”とか“普段から料理が好き”といった理由、つまり「現在の自分の能力」に合っている方を選んだ人が多いかもしれません。
でも、あえて「今の自分にないスキル」を磨ける方を選ぶのもひとつの手。たとえば料理人として独立を目指している人なら、キッチンではなくホールを担当した経験が、将来の店づくりのヒントになることもあるでしょう。
仕事を通じて学ぶことも多い、ホールとキッチンのアルバイト。お金を稼ぐこと以外に、何か目的を持って職種を選べば、働きながらきっと大きく成長できるはずです。
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飲食店でアルバイト。ホールとキッチン、どちらを選べばいい?
目次
Photo by Franklin Heijnen
飲食店でアルバイトをする場合、その職種は「ホールスタッフ」か「キッチンスタッフ」がメイン。それぞれに異なった魅力があり、どちらを選択するか悩む方も多いことでしょう。
そこで今回は、ホール、キッチンそれぞれの仕事について、仕事内容ややりがいなどをまとめてみました。自分が活躍する場としてどちらが合っているのか、ぜひ以下を参考にして考えてみてください。
お店の印象を左右する重要なポジション「ホールスタッフ」
■主な仕事内容
ホールスタッフの仕事と言えば、第一に挙げられるのが接客です。お客様とコミュニケーションを取りながら、座席へのご案内、オーダーの聞き取り、料理の運搬、会計などをおこない、心地良いサービスを提供します。また、テーブルの片付けやセッティング、店内の清掃、電話応対、ドリンク作りや調理補助など、基本的な接客業務のほかにも多くの役割を担います。
■生かせるスキル、身につくスキル
この職種には、どんなお客様にも柔軟に応対する優れたコミュニケーションスキルが求められます。また、お客様目線で接客をするだけでなく、同時に「お店をスムーズにまわす」ことも考えなければなりません。仕事中、常に全体を見渡して「今自分が何をすべきか」を考えるうちに、役割を的確に判断して行動する瞬発力が身につくでしょう。また、観光地などの飲食店では語学力が大いに役立ちますし、SNSを使っての集客が注目される昨今では、FacebookやInstagramを使いこなす力も重宝されます。ホールスタッフのフィールドでは、自分の何気ない特技や趣味が、強みとして生かせる可能性があるのです。
■仕事のやりがい
提供した料理やサービスについて、お客様の反応を直に受け取ることができるのも大きなやりがい。美味しい料理で笑顔になる人を見たり、「また来るね」「ありがとう」などの声を掛けてもらったりすることで、自分の頑張りがお客様の満足に繋がることを実感できるでしょう。■仕事で大変なところ
ホールスタッフは、何らかのミスについてお客様から直接お叱りを受けることも少なくありません。また、なかには横柄な態度を取る方や、お酒に酔ってスムーズなコミュニケーションが取れない方も。しかし、どんな場面でも冷静さを保って対応する必要があります。飲食店の核。味わいやスピードでお客様の心を掴む「キッチンスタッフ」
Photo by star5112「JOH_0500」
■主な仕事内容
フードの調理やドリンクを作ることがメインですが、それに関連して食材の発注や納品物の検品、下処理、お皿や調理器具の洗浄など、様々な業務があります。お店の規模によっては、洗い物担当、調理の中でも揚げ物担当など、決まった業務をメインに担う場合も。■生かせるスキル、身につくスキル
キッチンでは、様々な種類の料理やドリンクを、正確に、スピーディーに提供することが求められます。さらに、受注順に提供することや、同じテーブルのお客様の料理を同時に出すことも必要です。これらの作業を確実にこなすには、効率良く作業をするための段取り力や、スタッフ内でフォローし合う協調性も大切だと言えるでしょう。また、調理技術が身につくのはもちろんのこと、お店の裏側に携わることで飲食店の運営に関する知識も習得できます。料理人として独立したい人にとっては、現場の実情を学ぶ貴重な場となるはずです。
■仕事のやりがい
プロの料理人を目指す人もそうでない人も、将来の仕事や生活に役立つ、高い調理技術を身につけられることがやりがいのひとつ。お店によっては、お客様に目の前で「美味しい」と褒められることもあります。また、大量のオーダーをスムーズにさばくことにやりがいを感じる方もいるでしょう。■仕事で大変なところ
特にランチタイムなどのピーク時には、注文が途切れることなく入るため、怒涛のような慌ただしさで業務をこなさなければなりません。作業は立ちっぱなしが基本ですし、重い調理器具やお皿などを扱いますから、体力的にハードな面もあると言えます。さて、こうしてふたつの仕事の詳細を見比べてみて、あなたはどちらのアルバイトをしたいと感じたでしょうか。もしかすると、“人と触れ合うのが好き”とか“普段から料理が好き”といった理由、つまり「現在の自分の能力」に合っている方を選んだ人が多いかもしれません。
でも、あえて「今の自分にないスキル」を磨ける方を選ぶのもひとつの手。たとえば料理人として独立を目指している人なら、キッチンではなくホールを担当した経験が、将来の店づくりのヒントになることもあるでしょう。
仕事を通じて学ぶことも多い、ホールとキッチンのアルバイト。お金を稼ぐこと以外に、何か目的を持って職種を選べば、働きながらきっと大きく成長できるはずです。
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