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飲食店でアルバイト。目指すは頼れるバイトリーダー! 今すぐ実践すべき指導法とは?
アルバイトスタッフをまとめたり、新人の指導係をしたりといった働きが求められるバイトリーダー。通常のアルバイト以上の仕事を任されることが多いポジションだと言えます。
ただ、バイトリーダーといえば、お笑い芸人のウーマンラッシュアワーが面白おかしくネタにしていることでおなじみ。また、新人の指導役になることが多いため、SNSやまとめサイトなどでは、ちょっと面倒な存在として話題になりがちです。
そんなバイトリーダーですが、社員とアルバイトのパイプ役を務めるなど、勤務先で重要な立場を担っているのは確か。責任のある立場で自分を磨きたいという方にとっては、目指すべきひとつの目標と言えるでしょう。今回は、バイトリーダーに求められる理想の人材像、そして部下に慕われるためにはどうすれば良いかをご紹介していきます。
どんなリーダーが求められているのか?
勤務している年月が長いからといって、自動的にバイトリーダーに選ばれるとは限りません。店側も適性や本人のやる気を考慮します。もちろん、バイトリーダーを務めたいという本人の希望もある程度は加味されるはずです。
どんな人がリーダーに適しているのか考えるために、学校法人産業能率大学が新入社員を対象に実施している「理想の上司」についてのアンケート結果を見てみましょう。バイトリーダーは厳密には上司という立場ではありせんが、どんな人がリーダーに望まれているのかを知るためには参考になるのではないでしょうか。
■男性上司
1位:松岡修造 2位:池上彰 3位:イチロー■女性上司
1位:天海祐希 2位:ベッキー 3位:水卜麻美※2015年に新入社員研修に参加した595人の回答より(敬称略)
松岡修造さんを選んだアンケート回答には「やる気を引き出してくれそう」「自分の弱み・強みを見抜いてくれそう」などの指導・アドバイス力を期待するものが目立ちました。対する天海祐希さんを選んだ理由では「リーダーシップがありそう」が1位。ほか、女性上司には、人柄がよく親しみやすい人を選ぶ傾向にあったようです。
理想のリーダーになるための一歩
前述のアンケートでは、人それぞれ、理想とするリーダー像があることが分かりました。その中でも特に、リーダーに求められているのが“指導力”。これは、バイトリーダーにも求められる能力のひとつです。しかし、どうすれば後輩に上手く仕事を教えられるのでしょう?
日本経済新聞の「暮らしの知恵」というコンテンツでは「サンドイッチ法」という指導法を紹介しています。
「『叱る』だけでは、モチベーションが下がるリスクがあるので、『褒める』との合わせ技が効果的。具体的には、3つ褒めて、1つ叱って、1つ励ます『サンドイッチ法』を勧める。これなら部下は聞く耳を持ちやすい」
スタッフをまとめる立場にあるバイトリーダーとはいえ、雇用形態は他のアルバイトとほぼ変わりません。嫌われることが怖くて後輩の指導に躊躇してしまうこともあるでしょう。でも、相手の立場を尊重してさえいれば大丈夫。アドバイスが必要なときにはしっかり発言して、他のアルバイトや社員から感謝してもらえるようになること。これが、みんなをまとめる理想のリーダーになるための第一歩です。
ちなみに、飲食店でバイトリーダーとして勤務するとメリットもたくさん。まずは給与面です。通常のアルバイトでは担えない部分をカバーするため、手当てなどで優遇される場合がほとんど。さらに、学生アルバイトの場合、バイトリーダーを務めた経験は就職にも有利に働くことがあります。自己PRのとき、協調性やリーダーシップをアピールできるからです。これらのメリットは、決して小さくないはずです。
さて、理想のバイトリーダーになるためにはどうすればいいか、その方法をご紹介しました。求人@飲食店.COMでは、アルバイトのお仕事をたくさんご紹介しています。 アルバイトの求人一覧をご覧ください。