しょくヨミ!! 飲食店の正社員/アルバイト求人情報サイト [更新:8月26日 20:47]

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居酒屋の職務経歴書の書き方! 経験を強みに変える無料テンプレと例文集

居酒屋でのアルバイトや社員としての経験は、転職活動において強力な武器になります。しかし、「毎日忙しく働いているけれど、職務経歴書に書けるような特別な実績がない…」と悩んでいませんか?

飲食業界の有効求人倍率は常に全体平均を上回る高水準で推移しており、完全な売り手市場となっています。だからこそ、接客スキルや売上管理、スタッフの育成といった居酒屋ならではの 泥臭い経験を職務経歴書で正しく言語化できれば、ライバルに圧倒的な差をつけて、年収アップや好条件のポジションを勝ち取ることが可能です。

本記事では、採用担当者の目に留まる「居酒屋経験者向け」の職務経歴書の書き方や、ポジション別の自己PR例文を詳しく解説します。これまでの頑張りを最大限にアピールし、理想の転職を叶えるための第一歩を踏み出しましょう!

居酒屋の履歴書の書き方は? 転職で正社員採用を勝ち取る志望動機・自己PR例文集

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居酒屋の職務経歴書で採用担当者に評価されるアピールポイント

居酒屋での勤務経験は、多忙な現場を回す対応力や対人スキルなど、多くの企業が求める実践的な能力の宝庫です。
ここでは、採用担当者の目に留まりやすい4つの具体的なアピールポイントを解説します。ご自身の経験と照らし合わせてみてください。

売上目標達成に向けた施策と実績

店舗の売上や利益率の改善は、最も説得力のある実績です。「客単価を〇〇円アップさせた」「フードロスを〇%削減した」など、 具体的な数字を用いて記載しましょう。 数字の裏にある「どのような施策を行ったか」というプロセスも添えることで、論理的な思考力が評価されます。

顧客満足度向上のための接客スキルや取り組み

常連客の獲得や口コミ評価の向上など、接客を通じた成果も重要です。「アンケート結果で店舗評価が〇ポイント向上した」「リピート率を上げるために〇〇のサービスを提案・実行した」など、 顧客視点でのホスピタリティと主体性をアピールしてください。

アルバイトスタッフの育成やマネジメント経験

人の入れ替わりが激しい居酒屋において、スタッフの採用・教育・シフト管理の経験は大きな武器になります。「〇名のスタッフをまとめた」「新人教育マニュアルを作成し、離職率を〇%低下させた」といったマネジメント実績は、 店長候補やリーダー職を目指す際に必須のアピール材料です。

クレーム対応やトラブル解決への柔軟な対応力

予期せぬトラブルやクレームに対して、どう冷静に対処したかも採用担当者が注目するポイントです。理不尽な要求にも適切に対応し、最終的に顧客の納得を得たエピソードなどは、あなたのストレス耐性や臨機応変な問題解決能力の証明になります。

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居酒屋経験者が職務経歴書を作成する前の準備

履歴書と職務経歴書 画像素材:PIXTA
居酒屋での勤務経験には、マルチタスク能力や対人スキルなど、多くの企業が求める実践的な強みが詰まっています。
しかし、いきなり職務経歴書の自己PR文を書き始めるのは避けた方がベター。まずは、自身の経験を「企業が求めるビジネススキル」へと変換する準備をしっかり行うことで、ワンランク上の職務経歴書が完成しますよ。

これまでの業務内容を洗い出す

居酒屋での日々の業務は非常に多岐にわたります。しかし、毎日こなしている「当たり前の業務」のなかにこそ、他企業や他業界が喉から手が出るほど欲しがるビジネススキルが隠されています。
まずは職務経歴書に書くための素材として、ご自身の経験を以下の4つの切り口で棚卸ししてみましょう。

◎店舗運営・売上管理
  • ・売上・利益目標の策定と進捗管理
  • ・集客・販促企画の立案(キャンペーン、リピーター獲得施策)
  • ・POSデータ分析や予約システム等を活用した業務効率化(DX推進)

◎コスト管理(FLコストのコントロール)
  • ・Food(食材費):原価率の管理、適正発注、フードロス削減施策
  • ・Labor(人件費):売上予測に基づいた適正なシフト作成と人件費コントロール

◎人材マネジメント(採用・育成)
  • ・アルバイトや社員の採用面接、人員配置
  • ・オペレーションの標準化(マニュアル作成)と教育
  • ・スタッフのモチベーション管理、定着率(離職率)の改善

◎顧客対応・リスク管理
  • ・VIP対応、イレギュラーやクレームへの対応と再発防止策
  • ・食品衛生管理、安全衛生教育

実績を客観的な数値に変換する

業務内容を洗い出したら、次に行うべき最重要ステップが「数値化」です。
ハイクラス求人を扱う転職エージェントや企業の採用担当者は、「頑張りました」「工夫しました」という定性的な言葉よりも、客観的な数字からあなたのマネジメント能力を評価します。

洗い出したエピソードに、以下のような具体的な数字を肉付けしてください。
  • 売上・利益の成果: 「客単価を〇〇円向上させ、月間売上予算達成率〇〇%(エリア内1位)を達成」
  • コスト削減の成果: 「発注精度の見直しにより、原価率を〇%改善(フードロス〇割減)」
  • マネジメントの成果: 「評価制度の導入と面談の実施により、アルバイトの年間離職率を〇%から〇%に改善」

最初はメモ書き程度で構いません。ご自身のノートやスマートフォンのメモ帳に、「どんな課題に対し」「どんな施策を打ち」「数字がどう変わったか」を箇条書きで洗い出していくことから始めましょう。

応募先企業が求める人物像をリサーチする

ご自身の強みと実績を洗い出したら、次は「応募先企業が何を求めているか」を徹底的に調査しましょう。
どれほど素晴らしい居酒屋でのマネジメント実績や接客スキルを持っていても、企業が募集しているポジションのニーズとズレていれば、採用担当者の心には響きません。職務経歴書を「自分語りの場」にするのではなく、 「企業の課題を解決できる証明書」にするためのリサーチを行ってください。

リサーチすべき3つの情報源

企業のリアルなニーズを掴むためには、以下の媒体を網羅的にチェックすることが重要です。

1.求人票の「必須条件・歓迎条件・求める人物像」
最も直接的なニーズが書かれています。例えば「数値分析に基づきPDCAを回せる方」とあれば、居酒屋での「FLコスト改善の実績」がそのまま強力なアピール材料になります。

2.企業のコーポレートサイトや採用ページ
「経営理念(ビジョン・ミッション)」「今後の事業展開」を確認します。新規出店を加速している企業なら「立ち上げ・スタッフのスピード育成」の経験が重宝されます。

3.代表者(社長)のインタビュー記事やプレスリリース
トップがどのような課題感を持っているか、どのような社風を理想としているかを読み解くことで、志望動機や自己PRの説得力が格段に増します。

【ターゲット別】居酒屋での経験の「変換」例

リサーチ結果をもとに、あなたが洗い出した「居酒屋での実績」を、応募先企業が求める「ビジネススキル」へと変換して見せる必要があります。

以下は、ターゲット企業別のスキル変換例です。
応募先企業のタイプ 企業が求めている主な人物像 居酒屋経験からのアピール(変換例)
ハイクラス・高級飲食店 高品質なサービス提供、VIP対応、富裕層への提案力 顧客の嗜好に合わせた臨機応変な対応、クレームを未然に防ぐ先回りしたホスピタリティ、常連客の獲得実績。
飲食チェーン(本部・SV候補) 複数店舗の数値管理、店長やスタッフの育成・統括力 自店舗の売上・利益改善プロセス、標準化のためのマニュアル作成、離職率低下を目的とした評価制度の導入実績。
異業種(例:法人営業・SaaS等) 高い目標達成意欲、対人折衝力、課題解決能力 月間売上目標を達成するための販促企画立案、多様な年齢・価値観のスタッフをまとめたマネジメント経験。
企業のリサーチを通じて「この会社が今一番困っていること・解決してほしいことは何か」の仮説を立ててください。その課題に対して「私のこの経験や強みが活かせます」と提示することが、選考通過率を飛躍的に高める職務経歴書の土台となります。

自分の強みとアピールポイントを言語化する

業務内容の棚卸しと、応募先企業のリサーチが完了したら、いよいよ「自分の強み」を職務経歴書用の言葉に落とし込んでいきます。

居酒屋の店長やスタッフとして日々激務をこなしていると、「シフトを埋めて、接客して、売上を追うのは当たり前のこと」と感じてしまいがちです。しかし、その「当たり前」のなかにこそ、他社で通用する強力な「ポータブルスキル(業種や職種が変わっても持ち運び可能なスキル)」が眠っています。あなたの経験を「ビジネスで評価される言葉」へと言語化していきましょう。

居酒屋の経験を「ビジネス用語」に変換する

採用担当者に「この人は自社でも活躍してくれそうだ」と思わせるには、飲食業界特有の表現を、一般的なビジネス用語に翻訳してアピールすることが重要です。

以下は、居酒屋での日常的な業務を、職務経歴書向けのアピールポイントへと変換した例です。
居酒屋での業務・経験 言語化・変換後のアピールポイント(ポータブルスキル)
アルバイトのシフト作成・管理 多様な年齢・価値観を持つメンバーのチームビルディング能力および労務管理能力
クレーム対応・トラブル処理 顧客の潜在的ニーズを瞬時に汲み取り、最適解を提示する対人折衝力・危機回避能力
FLコストの削減・原価管理 利益最大化に向けた計数管理能力と、数値を元にしたPDCAサイクルの実行力
新人スタッフへの指導 業務の属人化を防ぐオペレーション構築力(マニュアル作成)と人材育成力

「再現性」をアピールして説得力を高める

強みを言語化する際、最も意識すべきは「再現性」です。
企業側は「前職でたまたま上手くいっただけではないか?」という懸念を常に持っています。そのため、「なぜその成果を出せたのか」「他の環境(転職先)でも同じように成果を出せるのか」を論理的に説明できなければなりません。

強みを言語化する際は、以下の「 STAR法」と呼ばれるフレームワークに当てはめて文章を構成すると、自然と再現性の高いアピールポイントが完成します。

  • ・S(Situation:状況):「エリア競合店が多く、アルバイトの定着率が〇%と低い状況だった」
  • ・T(Task:課題):「採用コストの削減と、サービスレベル向上のため、離職率を〇%まで下げる必要があった」
  • ・A(Action:行動):「月1回の個別面談の実施と、スキルマップに応じた明確な評価・昇給制度を独自に導入した」
  • ・R(Result:結果):「結果として1年で離職率が〇%改善し、採用費を〇〇万円削減。それに伴い顧客アンケートの満足度も向上した」

このように、 「どんな課題に対して」「どんな思考プロセスで行動し」「どんな結果を出したか」というストーリーを言語化することで、ハイクラスな飲食店や異業種の採用担当者にも「このマネジメントスキルは本物だ」と評価される強力な自己PRとなります。

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居酒屋経験をアピールする職務経歴書の具体的な書き方

職務経歴書 画像素材:PIXTA
採用担当者の目を引く職務経歴書にするには、自身のスキルを汎用的な言葉で伝えることが重要です。
以下の4点を意識して網羅しましょう。

  • 職務要約…これまでの経歴を3文程度で簡潔にまとめます。店舗規模や役職、売上達成などの最大の成果を冒頭で伝えることが重要です。
  • 勤務した飲食店舗の企業情報…業態、客単価、席数、月商、スタッフ数を明記し、どのような環境で働いていたかをイメージしてもらうための項目です。
  • 担当業務と実績…接客や調理に加え、シフト管理やコスト削減など「数値化できる実績(例:原価率〇%削減)」を箇条書きで記載しましょう。
  • 飲食業界で活かせる資格やスキル…食品衛生責任者などの資格や、店舗管理システム・Excel等のPCスキルもアピール材料になります。

職務要約

職務要約は、採用担当者が最初に目を通す「 あなた自身のプレゼン資料」です。多忙な採用担当者の負担を減らすため、長文は避けて 200〜300文字(3〜5行程度)で簡潔にまとめましょう。

具体的には、「どのような業態(大衆居酒屋、ハイクラス向けの個室ダイニングなど)」で「どの程度の規模(席数、月商など)」の店舗を経験したのかを冒頭で明記します。続いて、店長やホールマネージャーといった「役職」と、「前年比売上120%達成」「新人研修の仕組み化による離職率20%低下」など、最大の成果を数値で提示することが重要です。経歴のハイライトを的確に伝えることで、書類通過率を大きく高めることができます。

【OK例文】
大学を卒業後、株式会社〇〇へ入社し、客単価約4,000円のチェーン居酒屋にてホール・キッチン業務を3年間経験しました。その後、〇〇店の店長(席数80席、アルバイト従業員25名)に就任し、5年にわたり店舗運営全般を牽引してまいりました。

マネジメントにおいて注力したのは、周辺店舗の徹底したリサーチに基づく「独自のおすすめメニュー開発」と、業務マニュアル化による「スタッフ育成の効率化」です。これらの改善施策を推し進めた結果、着任後1年間で月間売上を〇万円から〇万円(前年同月比115%)へと向上させ、管轄エリア全15店舗の中で第1位の売上伸長率を達成しております。

勤務した飲食店舗の企業情報

採用担当者が「自社の店舗規模やオペレーションに近いか」を瞬時に把握するための重要な項目です。単に企業名を記載するだけでなく、 業態や店舗の規模感を具体的に数値化して示しましょう。

【記載例】
株式会社〇〇〇〇(在籍期間:201X年X月~現在)
・事業内容:和食居酒屋チェーンの全国展開(直営50店舗、FC20店舗)
・資本金:〇,〇〇〇万円 / 売上高: 〇〇億円(202X年度)/従業員数:〇〇〇名

配属店舗:〇〇〇〇渋谷店(201X年X月~202X年X月)
・業態・立地:和風大衆居酒屋(ターミナル駅 徒歩3分)
・店舗規模:座席数 120席/客単価 3,500円
・売上・客数:平均月商 1,500万円/1日の平均客数 約150名
・人員体制:社員3名、アルバイト30名(1シフトあたり7〜8名体制)

企業の資本金や売上高が正確にわからない場合や、すでに閉店した店舗の席数・客単価を忘れてしまったという方も多いはずです。その際、無理に推測して事実と異なる数値を記載するのは避けましょう。

ご自身の記憶にある範囲で構いませんので、「約〇席」「月商〇万円規模」といったように、 おおよその数字を記載しておけば問題ありません。採用担当者が知りたいのは、正確無比なデータではなく、あなたが「どの程度の規模感の店舗でマネジメントや業務を行っていたか」という具体的なイメージです。

担当業務と実績

採用担当者が最も注目する項目です。日々の業務を「店舗運営」「接客・調理」「スタッフ育成」に分け、箇条書きで視認性良く整理しましょう。

また、具体的な数字を交えた「実績」を紐づけることもポイント。「FLコスト(食材費+人件費)を〇%削減した」「新人マニュアルを整備し、離職率を〇%低下させた」などの記載が効果的です。
飲食業界の離職率は他業界よりも高いため、「人材定着」や「採用・教育コスト削減」に貢献した マネジメント実績は、どの企業でも高く評価される強力なアピールポイントとなります。

担当業務を魅力的に伝える書き方のコツ

日々の接客や調理といった「現場オペレーション」と、数値管理や人材育成などの「バックヤード業務」をカテゴリ別に整理して記載しましょう。項目を明確に分けることで、採用担当者に「現場の最前線で動けるプレイヤーでありながら、店舗全体を統括できるプレイングマネージャー」であることを強く印象付けられます。

【記載例】
  • ・店舗マネジメント全般(売上・FLコスト管理、発注・在庫コントロール、衛生管理)
  • ・人材育成・労務管理(正社員2名・アルバイト25名の採用、教育、シフト作成)
  • ・集客・プロモーション(近隣法人へのポスティング、店舗公式SNSの運用・分析)
  • ・顧客満足度(CS)向上(イレギュラー・クレーム対応、リピーター獲得に向けた施策)

実績を魅力的に伝える書き方のコツ

「スタッフ一丸となって売上を伸ばした」といった主観的な表現は避け、第三者にも明確に伝わる 「具体的な数値」を用いて説得力を持たせましょう。

【記載例】
  • ・売上目標の達成:周辺の競合調査を実施し、ランチ帯の回転率を上げる新オペレーションを導入。結果として、半年間連続で月次売上目標110%を達成。
  • ・FLコストの削減:食材の廃棄ロス要因を分析して発注手順を改善。赴任時に35%だった原価率を32%に抑え、店舗利益の大幅な向上に貢献。
  • ・人材定着率の改善:業務の属人化を防ぐため「新人研修マニュアル」を独自に策定。半年以内のアルバイト離職率を40%から15%へ改善し、採用費用の削減を実現した。

飲食業界で活かせる資格やスキル

職務経歴書の「資格・スキル」欄は、マネジメント力や専門性を客観的に証明し、ハイクラス転職での年収交渉を有利に進めるための重要な項目です。採用担当者に強みが伝わりやすいよう、以下の2軸に整理して記載しましょう。

◎店舗運営・専門スキル
飲食店営業に必須の食品衛生責任者や防火管理者に加え、調理師免許、ソムリエ、唎酒師などの専門資格を記載します。インバウンド需要に対応できる語学力(英語や中国語)があれば、高単価店舗での評価に直結します。

◎ビジネス・PCスキル
店長やSV候補には正確な計数管理能力が求められます。Excel(VLOOKUP関数やピボットテーブル)を用いた高度な売上分析やシフト作成スキルを明記し、現場だけでなくバックオフィス業務も完遂できる適性をアピールしてください。

【記載例】
  • ・保有資格: 〇年〇月 食品衛生責任者/甲種防火管理者 取得
  • ・スキル・知識: Excelを用いたFLコスト・原価計算、日常会話レベルの英語力(外国人観光客へのアレルギー確認等の接客対応可)

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【状況別】経験を活かす居酒屋に特化した自己PR例文

自己PRは、過去の実績を語るだけでなく 「応募先の企業でどう貢献できるか」を提示する重要な項目です。居酒屋での業務経験は接客から数値管理まで多岐にわたるため、希望するポジションに合わせてアピール内容を的確に変化させましょう。

例えば、ハイクラスな店長候補を狙うならマネジメント力や計数管理を、ホールスタッフなら顧客満足度(CS)の向上実績を強調するのが効果的です。
企業が求める人物像とご自身の強みをしっかりとすり合わせるため、ここでは状況別の自己PR例文を4つのパターンで紹介します。

店長・ハイクラスポジションに転職する場合

店長のイラスト 画像素材:PIXTA
ハイクラスな役職への転職では、 「店舗利益をどう最大化したか」という経営者目線がシビアに評価されます。中小企業庁の白書でも指摘されている通り、飲食業における労働生産性の向上やコスト削減は企業の重要課題です。そのため「FLコストの改善」や「業務の仕組み化」の実績は強力な武器になります。

【自己PR例文】
現職では店長として、月商〇万円・スタッフ〇名規模の店舗運営を統括しております。特にデータ分析に基づくシフト最適化と発注管理に注力し、着任時に60%だったFLコストを55%まで改善、年間〇万円の利益創出を実現しました。貴社のハイクラス店舗でも、この計数管理能力とマネジメント経験を活かし、質の高いサービス提供と高収益体質の両立に貢献いたします。

ホールスタッフに転職する場合

ホールスタッフへの転職では、顧客満足度を高める「接客スキル」や、客単価を上げる「提案力」が評価の対象です。単に注文を取るだけでなく、 顧客の状況に応じたホスピタリティを発揮した具体的なエピソードを盛り込みましょう。

【自己PR例文】
前職の居酒屋では、常連客の獲得に注力しました。お客様の好みや会話内容をスタッフ間で共有し、先回りのサービスを徹底した結果、店舗のリピート率が前年比〇%向上しました。また、おすすめ料理に合わせたドリンクのペアリングを積極的に提案し、客単価を〇円引き上げた実績があります。貴社においても、お客様に寄り添う細やかな接客でファン獲得に尽力いたします。

調理・キッチンスタッフに転職する場合

調理をするスタッフ 画像素材:PIXTA
キッチンスタッフの自己PRでは、正確でスピーディーな調理技術に加え、徹底した衛生管理やコスト意識が厳しく評価されます。特に近年は飲食業界全体で「フードロス削減」が重要課題となっているため、 食材管理による原価率改善の実績は大きなアピールポイントになります。

【自己PR例文】
前職の居酒屋ではキッチン責任者として、品質と提供スピードの両立に注力しました。調理手順の最適化により、ピーク時の料理提供時間を平均〇分短縮。さらに、食材の端材を活用したおすすめメニューを考案し、月間の廃棄ロスを〇%削減して原価率の改善に貢献しました。貴社においても、HACCPに沿った衛生管理のもと、効率的なオペレーションと質の高い料理提供で店舗の利益に貢献いたします。

異業種から転職する場合

異業種から居酒屋などの飲食業へ挑戦する場合、 前職で培った「ポータブルスキル」をどう活かせるかアピールすることが重要です。
例えば、営業職での「数値目標の達成力」や、販売職での「顧客対応力」は、飲食店の売上アップや顧客満足度向上に直結する強力な武器になります。

【自己PR例文】
前職はアパレル販売員として〇年間勤務し、お客様の潜在的なニーズを引き出す提案に注力しました。その結果、個人売上で全国〇位を獲得し、リピート率〇%を達成しています。飲食業界は未経験ですが、前職で培った「お客様に寄り添う対人スキル」と「目標を完遂する実行力」は、貴店のファン獲得や売上拡大に必ず貢献できると確信しております。

居酒屋の職務経歴書を書く際の注意点

OK・NG 画像素材:PIXTA
どれほど素晴らしい実績をアピールしても、基礎的なミスが目立つと「不採用」になるリスクがあります。
提出前に以下の3点を必ず見直しましょう。

誤字脱字や空欄がないか

誤字や記入漏れは「仕事が雑な人物」というマイナス評価に直結します。オーダーミスや衛生管理の不備が重大なトラブルに繋がる飲食業だからこそ、書類の正確さはあなたの「注意力」を測る重要な指標です。

フォーマットの崩れがないか

レイアウトの崩れを放置すると、致命的なPCスキル不足を疑われます。ハイクラス人材には報告書やマニュアル作成などの事務能力も必須です。
必ず一度目視でチェックし、フォントサイズや行間が美しく整っているか確認してください。

ネガティブな退職理由をそのまま記載していないか

飲食業界では「残業代が出ない」「休みが取れない」「人間関係が悪い」といった理由での転職が多いのは事実ですが、「休みが取れない」などの不満をそのまま書くと、他責思考を警戒されかねません。
履歴書や職務経歴書では「よりマネジメント業務に専念し、組織の利益に貢献したい」など、 必ず前向きなキャリアアップの目的に変換しましょう。
不満例 NG OK
労働環境や労働時間への不満 残業が多く、休みがまともに取れない激務だったため 業務効率化やスタッフ育成の仕組みづくりに注力し、チーム全体で生産性を高めながら、長期的に店舗へ貢献できる環境で働きたいと考えたため
給与や評価制度への不満 売上目標を達成しても給料が上がらず、正当に評価されなかったため 自身の店舗マネジメントや計数管理による実績が、ダイレクトに評価へ結びつくハイクラスな環境で、より高い目標に挑戦したいと考えたため
業務内容への不満 現場のヘルプばかりで、店長としての仕事ができなかったため プレイングマネージャーとしてではなく、数値管理や人材育成などのマネジメント業務に専念し、組織の利益最大化に貢献したいと考えたため

居酒屋に特化した、ワンランク上の職務経歴書を作りたいなら転職エージェントがおすすめ

居酒屋での店舗マネジメントやスタッフ育成の経験は、多くの企業が即戦力として高く評価する強力な武器です。多忙な現場で培った「数値管理能力」や「課題解決力」を 具体的な数字を用いて職務経歴書に的確に落とし込むことで、ハイクラス転職の成功率は飛躍的に高まります。

しかし、自分ひとりでこれらを完璧に言語化し、ハイクラス求人に通用する書類に仕上げるのは簡単ではありません。

「自分の経験が、高級店や異業種でどう評価されるか客観的に知りたい」
「非公開の好条件・高年収求人を優先的に紹介してほしい」

そう考えている方は、飲食業界に特化した「エージェント」の力を借りるのが最もスマートな近道です。
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居酒屋の転職エージェント厳選5社!辞めた後のキャリアと企業選びのコツ

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よくある質問

Q.

職務経歴書はパソコンと手書きどちらが良いですか?

A.

基本的にはパソコンでの作成をおすすめします。特にSVやエリアマネージャーなどハイクラスな職種を目指す場合、基本的なパソコンスキルの証明にもなります。また、複数企業へ応募する際に修正が簡単にできるため、転職活動を効率よく進められます。

Q.

毎日同じ業務の繰り返しで、職務経歴書に書けるような特別な実績がありません。

A.

居酒屋での「当たり前の日常業務」の中にこそ、企業が求めるビジネススキルが隠されています。
特別な表彰歴などがなくてもご安心ください。たとえば、毎月のシフト作成は「多様なメンバーをまとめる労務管理能力」、日々の発注作業は「利益を最大化する原価(FLコスト)コントロール」と言い換えることができます。「どのような課題に対し、どう工夫し、結果どうなったか」というプロセスを深掘りすれば、立派なアピールポイントになります。

Q.

過去に勤務していた店舗の正確な売上高や客単価などを忘れてしまいました。

A.

事実と異なる数値を無理に推測して記載するのは避け、「約〇席」「月商約〇万円規模」とおおよその数字で記載して問題ありません。
採用担当者が知りたいのは、1円単位の正確な売上データではなく、「あなたがどの程度の規模感・スピード感の店舗でマネジメントを経験したか」という客観的なイメージです。ご自身の記憶にある範囲で、店舗の規模感が伝わるように記載しましょう。

Q.

激務や人間関係など、ネガティブな理由で退職した場合どう書けばいいですか?

A.

不満をそのまま記載すると「他責思考が強い」「うちに入社してもすぐ辞めるのでは」と警戒されてしまうため、必ず「前向きなキャリアアップの目的」へ変換して記載してください。
嘘をつく必要はありませんが、「残業が多かったから」ではなく「よりマネジメント業務に専念し、店舗の利益最大化に貢献できる環境で働きたい」など、次の企業でどう活躍したいかというポジティブな表現に言い換えるのが鉄則です。

Q.

飲食業界で役立つ特別な資格を持っていませんが、選考で不利になりますか?

A.

必須条件として指定されていない限り、資格がないだけで大きく不利になることはありません。
中途採用では、資格の有無以上に「現場での実務経験」や「マネジメント実績」が重視されます。もし資格欄が寂しいと感じる場合は、店舗管理システムの使用経験や、Excel(関数を用いた売上分析など)のPCスキルをアピールすることで、店長候補やバックオフィス業務に適性があることを十分に証明できます。

Q.

正社員ではなく、アルバイトでの居酒屋経験も職務経歴書に書いてアピールできますか?

A.

はい、アルバイトでの経験であっても、明確な実績や主導した業務があれば強力なアピール材料になります。
雇用形態に関わらず、「時間帯責任者(バイトリーダー)として〇名のシフトを統括した」「新人アルバイトの教育係を担当し、早期の戦力化に貢献した」「おすすめメニューの積極的な声かけで店舗の客単価を〇円向上させた」といった具体的なエピソードは、主体性と行動力の証明になります。正社員と同様に「STAR法」を意識し、具体的な数値を用いて職務経歴書に記載しましょう。

この記事の監修者
大久保俊

大久保 俊

株式会社シンクロ・フード 代表取締役

大手食品メーカー勤務を経て2008年にシンクロ・フードへ入社。「飲食店ドットコム」をはじめとする飲食店向けプラットフォームの開発・運用を長年牽引し、2025年12月に代表取締役に就任。テクノロジーを通じて飲食業界の課題解決と、日々の店舗運営・キャリア形成の強力な支援に取り組んでいる。

この記事の著者
田中二胡

田中二胡

ライター・エディター

求人飲食店ドットコム「しょくヨミ!」編集部ライター。都内を中心に、魅力的な飲食店や最新の求人事情を日々リサーチしています。 こよなく愛するものは音楽とお酒、そして猫。休日はもっぱら都内の居酒屋・バーを巡り、現場のリアルな活気や最新のドリンクメニューにアンテナを張っています。 現場の雰囲気や働く人の魅力が伝わる記事づくりを目指します。