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2021/1/14

2021年の飲食トレンドは?『大豆ミート』『配膳ロボ』 など注目のトレンドキーワードまとめ!

いよいよ2021年がスタート。2020年は新型コロナウイルス感染拡大により営業時間の短縮、休業などの厳しい選択を迫られた飲食業界ですが、消費者の新しいライフスタイルに合わせてさまざまな変化が見られた年でもありました。飲食業界のサービスが変わった一年を経て、今年はどんな年になっていくのでしょうか。気になる食のトレンドキーワードをまとめました。
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健康

有機食品を専門としたアメリカの大手スーパーマーケット『ホール・フーズ・マーケット【WFM】』のトレンド予測1位に輝いたのは、ズバリ「健康」。具体的にはスーパーフード、プロバイオティクス、出汁、ザワークラウトなど「免疫サポートが求められている」としています。以前から健康にまつわる食、文化は世界的に注目されてきましたが、新型コロナウイルスで免疫力向上への意識がさらに高まっているようです。

大豆ミート

複数のメディアが予想する2021年の食トレンドにも選ばれた大豆ミート。もともとは、1970年代ごろにヴィーガン向けの健康食品として生まれた食材です。一昔前はオーガニックスーパー等でしか手に入らない食材でしたが、今ではスーパーはもちろん、コンビニやファストフード店などでも「大豆ミート」を使ったメニューが続々と発売。日本人に親しみやすい大豆で作られた、高タンパクで低カロリー、栄養豊富なスーパーフードは、今年さらに人気が高まる予感です。

低アルコールドリンク

アルコールフリーを楽しむドリンクとしてロンドンで流行しているモクテルをはじめとしたノンアルコール・ローアルコールドリンクの取り扱いが増えています。2020年には東京駅八重洲口側に日本初のノンアルコール・ローアルコールドリンク専門店『Low-Non-Bar』がオープン。

さらに、2020年末に大手飲料メーカーのアサヒビールが飲み方の多様性を広げる新たな考え方として「スマートドリンキング」宣言するなど、欧米を中心に広がる文化「ソバーキュリアス」(あえて飲まない人、少量しか飲まない人)が日本でも広がりつつあります。その背景にあるのは、やはりライフスタイルの変化。仕事仲間との会食が減り、自分の身体に合った飲み物を求める人たちが増えたようです。

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フードシェアリング

国際社会共通の目標「SDGs」のなかには、「世界の食品廃棄を半減させる」という項目があります。しかし、日本は毎年612万トンもの食糧が食べられずに捨てられており、食品ロス(フードロス)として深刻な社会問題に。さらに、新型コロナウイルスが追い打ちをかけ、大量の在庫ロスを生じさせてしまう生産者やメーカーが増加。こうしたフードロスをなくそうとビジネスとして取り組む企業が増えてきました。

特に、各種フードシェアリングサービスが広がりを見せています。2020年秋には、フードシェアリングサービス「TABETE」を運営するコークッキングが資金調達を行い、サービス開発の強化やエリアの拡大を発表しました。

配膳ロボット

日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2021年ヒット予測ランキング」の8位に選ばれたのが、コロナ禍でも非接触で接客を行える配膳ロボット。デジタル化が進む昨今、接客や調理にロボットを導入する飲食店が増えています。

例えば、2021年1月から販売開始する「Servi(サービィ)」(ソフトバンクロボティクス)は、人や物をスムーズに避け、安定的に料理を運ぶことが可能。すでに先行導入している飲食店もあるといいます。配膳ロボットの活用は、従業員との接触機会を減らせることはもちろん、新型コロナウイルスの影響で勤務を控える従業員が増えていることから、貴重な“人手”となりそうです。

丑年は「耐える」、「これから発展する前触れ、芽が出る」年になると言われているようです。耐え忍ぶ機会も多くあるかもしれませんが、新たな発展を目指すためにも、メニューや経営手法にトレンドを取り入れてみるのも良いかもしれません。