飲食店の社員は本当に休みが少ない!? 土日休みVS平日休み、どっちが人気?
飲食店は土日も営業する店舗がほとんどのため、従業員は必然的に土日休みが少なくなります。これは飲食店に限ったことではなく、サービス業全般に言えること。サービス業に従事する方の中には、「定期的に土日休みを取りたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、土日休みが取れないことで生じる影響には、どのようなものがあるのでしょう。いくつかご紹介していきます。
まずほとんどの方が感じているのが、平日勤務の友人と休みが合わないこと。週末の飲み会やレジャーに誘われても、泣く泣く断った……なんて経験、結構多いのではないでしょうか。また土日は結婚式などのイベントが多いのも特徴です。前もって日程がわかるとはいえ、シフト調整に苦労したことがある方も多いはず。さらに、連休がなかなか取りづらいのも特徴と言えます。土日と祝日を組み合わせた3連休、そしてゴールデンウィークやお盆といった大型連休……。世間は賑わっているのに、自分だけ必死で働いている。そんなネガティブな感情を抱いたことがある人もなかにはいるのではないでしょうか。
ちなみに、マイナビが運営するWebサイト「フレッシャーズ」で実施した「土日休みVS平日休み」というアンケートによると、「土日休みが良い」と答えた人が71.8%、「平日休みが良い」と答えた人が28.2%という結果に。土日休みの圧勝ではありますが、約3割もの人が平日休みを希望しているという事実も判明しました。
「平日休みが良い」と回答した方のコメントを見ると、
・旅行代金が安い(女性/30歳/その他)
・空いているから出掛けやすい。夕食に外食しようと思っても、予約がとりやすい。(女性/31歳/小売店)
・どこに行っても待たなくてよい(女性/26歳/アパレル・繊維)
・どこに行っても基本的に人が少ないし、遊園地が混雑していない(男性/44歳/医療・福祉)
・映画料金が安い(男性/29歳/運輸・倉庫)
などの意見が。ほかにも、銀行や役所に行きやすい、病院に行ってもスムーズに受診できるといった利点も挙げられます。平日休みが基本でありながらも、ときには土日休みも選択できるサービス業は、考えようによっては両方のメリットを味わえる業種と言えそうです。
ワークライフバランスを強く意識しだした飲食業界
ここ数年、よく耳にする「ワークライフバランス」という言葉。直訳すると「仕事と生活の調和」。つまり、仕事とプライベートのバランスを取りながら充実した日々を送ろうという意図がこの言葉には込められています。
現在、さまざまな企業でワークライフバランスの重要性が説かれていますが、飲食業界にも、このキーワードを意識した取り組みが活発におこなわれています。
たとえば、『炭火串焼厨房 くふ楽』などの居酒屋を運営する株式会社KUURAKU GROUPは、従業員とその家族に向けたさまざまな制度を用意することで、ワークライフバランスの充実を図ることに成功。従業員の配偶者の誕生日に花をプレゼントしたり、子どもの学校行事の日には有給休暇を用意したり、また年に一度、7日間連続で休暇を取れる制度まであります。
飲食業界は勤務時間が不規則な業界です。そうした状況で従業員が気持ちよく働くためには、家族の理解と協力が必要だと言えます。株式会社KUURAKU GROUPはこのような背景を意識しながら、ワークライフバランスへの取り組みを実施しているようです。
さて今回は、飲食業界の休日の取り方についてご紹介しました。求人@飲食店.COMでは、休日をしっかりと確保できるお仕事をたくさんご紹介しています。日曜定休の求人一覧、月休8日以上の求人一覧をご覧ください。