しょくヨミ!! 飲食店の正社員/アルバイト求人情報サイト [更新:12月15日 21:42]

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「飲食店、私に向いてる?」その不安、1分で解消! やりがいとリアルが分かる適性診断

目次

「飲食店で働くのは自分に向いてる?」その不安、適性診断で解消しませんか。仕事のやりがい、向いている人の特徴から未経験の始め方まで解説。あなたの「好き」を仕事にするヒントが見つかります。

飲食店の仕事に興味があるけど、「自分に向いているかどうかわからない…」と不安に感じていませんか?
この記事では、簡単な適性診断で「向いている人」の特徴がすぐに分かります。未経験から挑戦する方が知っておくべき仕事のリアルなやりがいから、時には大変なこと、そして「自分だけの適性の作り方」まで徹底解説。あなたの新たな挑戦を、この記事が全力で後押しします。

この記事は、こんな人におすすめです。
・飲食店のバイトや仕事の「やりがい」を具体的に知りたい人
・料理は好きだけど、体力面や接客に少し不安がある人
・自分に本当に向いている仕事を見つけたいと思っている人
・未経験から飲食業界への転職を真剣に考えている人
画像素材:PIXTA

飲食店で働くのが向いている人の特徴とは?

「飲食店で働く」と一言で言っても、その仕事内容は多岐にわたります。しかし、活躍している人たちにはいくつかの共通点があります。

それは「人を喜ばせるのが好き」「チームで動くことにやりがいを感じる」「食への探求心がある」といった点です。

これで「当てはまっている!」と思ったあなたも、そうでもないと感じたあなたも、本記事を読み進めれば、あなたの中に眠る「飲食店で輝ける才能」がきっと見つかります。まずは、多くの人が「辞められない」と感じる、飲食店の仕事の魅力から見ていきましょう。

これがあるから辞められない! 飲食店で働く5つの「やりがい」

飲食店の仕事は「きつい」「大変」というイメージがあるかもしれません。しかし、それを上回るほどの大きな「やりがい」があるからこそ、多くの人が情熱を注いでいます。

(1)お客様からの「美味しかった」「ありがとう」が最高のごほうび

心を込めて作った料理や、精一杯のおもてなしに対して、お客様から直接いただく「美味しかったよ」「ごちそうさま、また来るね」の一言。
この言葉が、日々の疲れを吹き飛ばし、「明日も頑張ろう」というエネルギーになります。自分の仕事が誰かの笑顔に直結していると実感できるのは、飲食店ならではの最高の瞬間です。

(2)好きなことが仕事になる!食の知識がどんどん深まる楽しさ

「食べることが好き」「料理が好き」という気持ちが、そのまま仕事の武器になります。旬の食材の知識、美味しい調理法、料理に合うお酒の組み合わせなど、働いているだけで食に関する専門的なスキルや知識が自然と身についていきます。探求心があればあるほど、仕事はどんどん面白くなるでしょう。

(3)「できなかったこと」が「できる」に変わる! 日々の成長実感

最初は野菜のカット一つもおぼつかなかったり、お客様への対応に戸惑ったりするかもしれません。しかし、日々の業務を通して、昨日より早く正確に作業ができたり、スムーズな接客ができたりと、自分の成長を明確に感じることができます。この「できることが増えていく感覚」は、大きな自信に繋がります。

(4)自分の仕事で人が笑顔になる達成感

お祝いごとへのサプライズサービスで驚きと喜びの表情を見た時、おすすめした料理を「最高に美味しい!」と楽しんでもらえた時。自分のアイデアや行動が、お客様にとっての「特別な時間」を作り出し、笑顔を生み出す瞬間に立ち会えることは、何物にも代えがたい達成感を与えてくれます。

(5)チームでピークタイムを乗り越える一体感

ランチやディナーの最も忙しい時間帯、いわゆる「ピークタイム」。ホールとキッチンが一体となり、声を掛け合い、息の合った連携プレーで怒涛のオーダーを乗り越えた時の達成感は格別です。共に汗を流した仲間との間には、言葉では表せない強い絆が生まれます。「このチームで働けて良かった」と心から思える瞬間です。
画像素材:PIXTA

【1分で分かる】あなたはどのタイプ?飲食店の仕事「適性」チェックリスト

15個の質問に答えるだけで、あなたの飲食店でのポテンシャルが分かります。深く考えず、直感でチェックを入れてみてください。

15の質問で、あなたの飲食店の適性をチェック

【セクションA】

  1. □ 人と話したり、喜ばせたりするのが好きだ
  2. □ 初対面の人とも、あまり緊張せずに話せる方だ
  3. □ 相手の表情や仕草から、気持ちを察するのが得意だ
  4. □ 人に何かを教えたり、説明したりするのが苦にならない
  5. □ チームの雰囲気を明るくするムードメーカーだと言われることがある

【セクションB】

  1. □ 複数の作業を同時に進める(マルチタスク)のが得意だ
  2. □ じっとしているより、体を動かしている方が好きだ
  3. □ 物事を段取り良く、計画的に進めるのが好きだ
  4. □ 細かい作業をコツコツと続ける集中力がある
  5. □ 忙しい時ほど燃えるタイプだ

【セクションC】

  1. □ 新しいことを覚えたり、スキルを磨いたりすることに喜びを感じる
  2. □ 失敗しても、次に活かそうと前向きに考えられる
  3. □ 決められたことだけでなく、自分で工夫して改善するのが好きだ
  4. □ 食(食べること、料理、食材など)に興味・関心がある
  5. □ 困難な状況でも、チームで協力して乗り越えたいと思う

結果から見る、あなたの飲食適性タイプ

【合計チェックが12個以上のあなた】オールラウンダータイプ

【解説】あなたは飲食店で働くための非常に高いポテンシャルを持っています。コミュニケーション能力、効率的な作業スキル、そしてポジティブな成長意欲をバランス良く兼ね備えており、どんなポジションでも活躍できるエース候補です。あなたの存在は、お店全体のレベルを引き上げる力になるでしょう。未経験からでも、すぐに頭角を現す可能性大です。
向いている職種:ホール/キッチン/マネジメント

【Aにチェックが多いあなた】天性の接客・サービスプロフェッショナルタイプ

【解説】あなたの一番の強みは、人を惹きつけるコミュニケーション能力と、相手を思いやるホスピタリティ精神です。お客様の笑顔を直接見られるホールスタッフの仕事は、まさに天職と言えるでしょう。あなたの明るい接客は、お店のファンを増やし、リピーター獲得に大きく貢献します。常連さんから名前で呼ばれる日も近いかもしれません。
向いている職種:ホール/レセプショニスト

【Bにチェックが多いあなた】冷静沈着なキッチンマスタータイプ

【解説】あなたは、忙しい状況でも冷静さを失わず、効率的に作業を進める才能に長けています。特に、スピードと正確性が求められるキッチンスタッフとして、その能力は最大限に活かされます。複数のオーダーを同時にこなし、テキパキと料理を仕上げていく姿は、まさに「厨房の司令塔」。あなたの段取りの良さが、お店の回転率を支える要となります。
向いている職種:マネジメント

【Cにチェックが多いあなた】成長を楽しむ未来のリーダータイプ

【解説】あなたは、現状に満足せず、常に上を目指す高い成長意欲を持っています。食への探求心や改善意欲は、新しいメニュー開発や業務改善に繋がり、お店に新しい風を吹き込むでしょう。その前向きな姿勢は周りのスタッフにも良い影響を与え、将来的にはチームをまとめる店長やマネージャーとしての活躍が期待されます。
向いている職種:マネジメント

以下の記事では、「飲食店の仕事の種類」について解説しています。診断の結果を元に、自分に向いている仕事は何があるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
飲食店の仕事の種類ガイド
画像素材:PIXTA

職種別・飲食店に向いている人、10の共通点

適性診断に加えて、より具体的な「向いている人」の共通点をポジション別に見ていきましょう。

ホールスタッフ編

  1. 観察力と記憶力がある人
    お客様のグラスが空いていないか、何か探していないかなど、常に気を配れる人。常連さんの顔や好みを覚えられる人はすぐに人気者になります。
  2. コミュニケーション能力が高い人
    明るい笑顔で対応できるだけでなく、お客様の要望を正確に聞き出し、キッチンに伝えられる能力が重要です。
  3. ポジティブな対応ができる人
    クレームなど予期せぬ事態にも、冷静かつ前向きに対応し、お客様の不満を満足に変えられる人。

キッチンスタッフ編

  1. 段取り力がある人
    複数のオーダーを同時にこなし、効率的な調理手順を考えられる人。作業の優先順位付けが得意な人は重宝されます。
  2. 体力と集中力がある人
    長時間立ち続け、火や刃物を扱い、時には何十人分もの料理が入った鍋を持つなど、基本的な体力と高い集中力が求められます。
  3. 探求心と再現性がある人
    「もっと美味しくするには?」と常に考える探求心と、いつ作っても同じ味を提供できる技術の正確性(再現性)が必要です。
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マネジメント編(店長・幹部候補)

  1. リーダーシップと育成力がある人
    チームをまとめ、スタッフ一人ひとりの成長をサポートできる人。
  2. 計数管理能力がある人
    売上、原価、人件費などを管理し、利益を生み出すための数字に強い人。
  3. 課題解決能力がある人
    お店の問題点を見つけ出し、改善策を考えて実行できる人。
  4. 高い目標達成意欲がある人
    お店の目標達成に向けて、チームを鼓舞し、情熱を持って取り組める人。

飲食店に「向いていない人」の特徴3つ

一方で、「こういう特性がある人は、少し工夫が必要かもしれない」という特徴もあります。しかし、これは「飲食店で活躍できない」という意味ではありません。自分の特性をよく知り、活かす方向に”意識を転換”すれば、飲食店で立派に輝くことができます。

(1)一人で黙々と自分のペースで作業したい人

飲食店はチームプレーが基本です。自分の作業だけに没頭し、周りとの連携を怠ると、お店全体の流れを止めてしまう可能性があります。

そんな特性を活かすには?

【意識転換のヒント】あなたの「集中力」は大きな武器です。開店前の仕込みや閉店後の片付け、在庫管理など、一人で集中して行う業務でその能力は最大限に活かせます。「自分の正確な仕事がチームを支えている」という意識を持つことで、チームプレーへの貢献実感も湧いてくるでしょう。

(2)予期せぬ変化やマルチタスクが極端に苦手な人

お客様からの急な要望、突然の満席、予期せぬトラブルなど、飲食店は変化の連続です。一つのことしか考えられないと、パニックに陥ってしまうこともあるかもしれません。

そんな特性を活かすには?

【意識転換のヒント】まずは「優先順位」をつける訓練から始めましょう。何が一番重要か、店長や先輩に確認しながら動くことで、徐々に判断力が養われます。また、一つのポジションを極める「スペシャリスト」を目指すのも一つの道です。例えば、ドリンク作りなら誰にも負けない、というような強みがあれば、チームにとって不可欠な存在になれます。

(3)指示待ちで、自分から仕事を見つけられない人

忙しい現場では、常に誰かが細かく指示してくれるわけではありません。「次に何をすべきか」を自分で考え、行動することが求められます。

そんな特性を活かすには?

【意識転換のヒント】「もし自分がお客さんだったら」「もし自分が店長だったら」という視点を持つのがおすすめです。「テーブルの上が汚れているな」「調味料が切れそうだな」など、"気づく力"を意識的に鍛えましょう。小さな「気づき」から行動に移すことで、仕事の面白さが分かり、主体性も育っていきます。

「向いていない=活躍できない」ではない!

大切なのは、自分の特性を理解し、それをどう活かすか、どう補うかを考えることです。苦手なことは周りの助けを借り、得意なことでチームに貢献する。そうすれば、どんな人でも飲食店で輝くことができます。
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自分に向いている飲食店は? 業態別の特徴と選び方

「飲食店」と一口に言っても、業態によって働きがいも求められるスキルも大きく異なります。自分に合った場所を見つけるためのヒントにしてください。

また、給与については店舗や職種によってばらつきがあります。 2025年8月25日時点でのアルバイト平均給与については以下を参考に求人情報を調べるとよいでしょう。
・調理スタッフ:東京 1,301円/大阪 1,214円
・調理補助・調理見習い:東京 1,293円/大阪 1,204円
・サービス・ホール:東京 1,301円/大阪 1,209円
・バーテンダー:東京 1,341円/大阪 データなし
参照元「求人飲食店ドットコム」職種別平均給与データ(正社員・アルバイト) (リンク)

(1)カフェ・喫茶店

やりがい

一人ひとりのお客様と丁寧に向き合い、「常連さん」との穏やかな関係性を築くやりがいがあります。こだわりのコーヒーやスイーツで、お客様に「癒しの時間」を提供できます。

給料

他の業態に比べると、時給や給与水準はやや落ち着いている傾向がありますが、その分、労働環境が安定していることが多いです。
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キャリアパス

カフェであればバリスタとしてのスキルを極める、店舗のマネージャーになる、将来的に自分のカフェを開業するなど、専門性を活かしたキャリアが描けます。

(2)居酒屋・バル

やりがい

活気あふれる雰囲気の中、チーム一丸となって店を盛り上げ、お客様と一体になるような楽しさがあります。コミュニケーション好きにはたまらない環境です。

給料

繁盛店や大手チェーンでは、成果に応じてインセンティブが付くこともあり、給与水準は比較的高めになる可能性があります。

キャリアパス

特にチェーン系の飲食店では、若くして店長に抜擢されるチャンスも多く、エリアマネージャーや本部での商品開発、複数店舗の経営など、スピーディーなキャリアアップが期待できます。
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(3)レストラン(カジュアル/高級)

やりがい

高度な調理スキルや専門的な接客知識を身につけ、お客様の誕生日や記念日など、「特別な日」を演出するプロフェッショナルとしての誇りとやりがいを感じられます。

給料

専門性が求められる分、給与水準は高めです。特に高級レストランでは、経験とスキル次第で高い収入を目指せます。

キャリアパス

ソムリエやシェフとして専門性を高める道や、海外の有名店で働くチャンスも。サービスのプロフェッショナルとしてのキャリアを築けます。
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(4)ファミリーレストラン

やりがい

お子様からお年寄りまで、幅広い世代のお客様に愛されるお店作りに貢献できます。標準化されたマニュアルがあるため、未経験者でも安心して仕事を始め、着実に成長できるのが魅力です。

給料

大手企業が運営していることが多く、給与や福利厚生が安定しています。着実な昇給やキャリアアップが見込めます。

キャリアパス

正社員で入った場合には、店長、エリアマネージャー、本部での教育担当や店舗開発など、大手企業ならではの多様なキャリアパスが用意されています。
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画像素材:PIXTA

まとめ:「適性」より「自分に合う場所」とやる気が大切

ここまで、飲食店のやりがいから適性まで、様々な角度から解説してきました。

適性診断や「向いている人」の特徴は、あくまで一つのヒントに過ぎません。最も大切なのは、「このお店で働いてみたい」「食を通じて人を喜ばせたい」というあなたの純粋な気持ちと、自分の特性を活かせる「自分に合う場所」を見つけることです。

未経験だからと不安になる必要は全くありません。飲食業界は、あなたの「やってみたい」という情熱をいつでも歓迎しています。この記事を参考に、ぜひ新しい世界への扉を開いてみてください。

飲食店の仕事 よくある質問(未経験・体力・キャリア・人間関係)

Q.

未経験でも本当に大丈夫ですか? どんなスキルが必要ですか?

A.

はい、全く問題ありません。多くの飲食店では、未経験者向けの研修制度が整っています。最初は「元気な挨拶」「明るい笑顔」「素直に学ぶ姿勢」の3つがあれば十分です。専門的なスキルは、働きながら自然と身についていきます。

Q.

体力的にきついと聞きますが、実際どうですか?

A.

確かに、立ち仕事が基本で、忙しい時間帯は体力を使います。しかし、人間の体は慣れるもので、1ヶ月もすれば仕事に必要な体力はついてきます。また、効率的な体の使い方や休憩の取り方を覚えれば、負担は大きく軽減できます。不安な方は、まずは労働時間の短いシフトから始めてみるのがおすすめです。

Q.

飲食店の正社員のキャリアパスにはどんなものがありますか?

A.

一般的なキャリアパスとしては、「一般社員 → 副店長 → 店長」という流れがあります。その後は、複数店舗を統括するエリアマネージャー、本部スタッフ(人事、商品開発、店舗開発など)、独立して自分の店を持つ、といった多様な道が広がっています。あなたの意欲次第で可能性は無限大です。

Q.

人間関係が難しいイメージがありますが、どうすれば上手くいきますか?

A.

チームで働く以上、コミュニケーションは非常に重要です。上手くやっていくコツは、「報告・連絡・相談を徹底すること」「感謝の気持ちを言葉で伝えること」「相手の立場を尊重すること」です。忙しい時こそ、こうした基本的なコミュニケーションを大切にすることで、良好な人間関係を築くことができます。

  • この記事の著者
    飲食店ドットコム編集部

    飲食店ドットコム編集部

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