飲食業に関わる資格紹介 飲食店の正社員/アルバイト求人情報サイト [更新:1月29日 07:21]

飲食・フード業界の資格一覧

心強い味方! 「飲食業界の資格紹介」

カテゴリーアイコン調理の資格

ふぐ処理者(ふぐ取扱責任者)

即戦力になれる☆ 和食の世界で重宝される!

転職/就職に活かせる度:

資格の特徴

ふぐ調理師資格とは、ふぐの取扱い(販売・加工・調理など)に携わる資格のこと。
猛毒を持っているふぐは、人の命にかかわる可能性もある食材であるため、ふぐを提供する飲食店はふぐ調理師免許の有資格者をおかなければいけません。
ふぐは専門の資格を持った料理人以外は料理することができず、慎重な審査を通った人のみが扱える食材です。

なお、ここでは「ふぐ調理師」と呼んでいますが、実際は都道府県ごとにさまざまな名称があります。
主なものでは、「ふぐ包丁師(神奈川県)」「ふぐ取扱登録者(大阪府)」「ふぐ処理師(山口県)」など。
名称が異なると同様に、ふぐ調理師は各都道府県の「ふぐ条例」に基づき免許が発行される資格です。
試験内容や受験資格などは各都道府県により異なり、原則として取得した資格は免許取得地の都道府県でのみ有効となります。
※国家資格ではありません。

ふぐ調理師の免許を取るには、先に調理師免許を取得しておかなければなりません。
また、ふぐを扱っているお店での実務経験が2年以上必要ということもあり、調理師資格の中では少し特殊な資格といえます。

このようなことから取得するのは難しい資格ではありますが、和食の世界では特に強い資格といえます!
ふぐ調理師資格を持っているというだけで、転職成功率も格段にアップする上、高給与も期待できます!
ふぐ調理師は資格そのものが即戦力となってくれる強力な資格といえますね。

取得方法

1.学科試験
主に以下の内容に関する問題が出題されます。
(1) (各都道府県における)ふぐの取扱い規制条例及び同条例施行規則に関すること
(2) ふぐに関する一般知識
(3) 水産食品の衛生に関する知識
※1 水産食品の衛生に関する知識について
  内容は主に以下の通り。
  (1)水産食品に関する衛生法規
    ・食品衛生法(昭和22年法律第233号)の概要
    ・食品衛生法第54条に基づく施設基準
    ・食品衛生法第51条に基づく公衆衛生上必要な措置の基準
    ・食品衛生法第13条に基づく規格基準等
  (2)水産食品の衛生学
    食品事故、食品の取扱い、施設の衛生管理、自主管理等

2.実技試験
(1) ふぐの種類の鑑別:出題された実物のふぐの種類名を解答する
(2) 次のア及びイ
 ア ふぐの内臓の識別及び毒性の鑑
 イ ふぐの処理技術

※上記は東京都の試験内容となります
※ふぐ処理者(ふぐ取扱責任者)の名称および資格試験は、各都道府県ごとに異なります。詳細は各自治体のウェブサイトをご確認ください

受験資格

なし
(これまでの「ふぐ調理師試験」の受験資格であった(1)調理師免許の取得、(2)ふぐ調理師の下における2年以上の従事経験は不要になります。ただし、未成年者が合格した場合、免許を取得できるのは成人(18歳)以降になります。)

資格を活かした転職・就職先

ふぐ調理師が活躍できる職場は、和食、レストラン、居酒屋、惣菜製造など、ふぐを扱うお店であれば、業態を問わずあらゆる飲食店で歓迎される資格です。
また、飲食店だけでなく、旅館やホテルなどでも優遇され、仕事場は多岐にわたります。
働き方も正社員、アルバイト、パートとさまざまなので、ご自分のライフスタイルに合わせて働くこともできますよ!

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