飲食・フード業界の資格一覧
心強い味方! 「飲食業界の資格紹介」
調理の資格
製菓衛生師
美味しくて安全なスイーツを作る!
転職/就職に活かせる度:★
●資格の特徴
「製菓衛生師」は日本の国家資格であり、その存在を一言でいうと「安全なお菓子を作るプロ」のこと。
食品の「栄養」や「衛生」、「適切な調理法」などの知識を使って、安全で美味しいパンやスイーツが作れるようになります。
この資格がないとパン屋やケーキ屋ができないというわけではありませんが、スイーツ業界では製菓衛生師の資格をもってはじめて一人前と見られる傾向にあります。
お菓子そのものだけではなく、食材や衛生管理面についての知識も要求されます。
パティシエ、ブランジェとしての経験と知識の証明になり、有資格者は社会的に好評価!
パン業界やスイーツ業界で働く方なら、ぜひとも取っておきたい資格です。
【資格を取得するメリット】
(1)就職・転職に有利!
製菓衛生師はスイーツのプロとして、飲食業界で評価の高い資格です。有資格者は就・転職の際には面接官の目を引く存在に!
より責任のある仕事を任せてもらえるようになり、ヤリガイアップ&キャリアアップにつながります!
お店によっては資格取得者に手当てを支給しているところもあり、給与アップ、賞与アップにもつながります!
また食文化や栄養学、食品学といったさまざまな知識が身につくので、職場の同僚から一目置かれる存在に!
(2)独立開業時、お店の信頼アップ!
製菓衛生師・製菓技能師などの資格は開業にあたって必要というわけではありませんが、お店に製菓衛生師免許の証書を提示しておけば、お客様の「お店」や「味」に対しての信頼アップにつながることも!
(ちなみに、パン屋・ケーキ屋などの開業には、保健所から「菓子製造業」の許可および「営業許可申請書」をもらう必要があります。)
その他、知識が実生活で活かせることもメリット!
製菓衛生師試験は、資格取得後に得られるメリットが多い割には、合格率が約71%と高め!
比較的簡単で受かりやすい試験と言えます。
●取得方法
製菓衛生師の資格を取得するには、各都道府県の実施する製菓衛生師試験を受け、合格した後に、住所地の都道府県知事に免許を申請し、取得します。
「製菓衛生師」とは、都道府県知事の免許を受け、製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業に従事する者をいいます(製菓衛生師法第2条)。したがって、製菓衛生師免許がなければ、「製菓衛生師」の名称を用いることはできません。
●受験資格
次の(1)又は(2)のいずれかの条件を満たしていること。
(1) 都道府県知事の指定する製菓衛生師養成施設において、1年以上製菓衛生師として必要な知識、技能を修得した者
(2) 中学校卒業以上の学歴があり、2年以上菓子製造業(菓子を製造する営業で食品衛生法第55条第1項の許可を受けて営むものをいう。)に従事した者
※証明日現在で、従事期間が2年以上あることが必要です。
※過去に2年以上の従事期間があれば、現在、製菓業務に従事していなくても構いません。
※「菓子を製造する営業」とは、菓子製造業、複合型そうざい製造業のうち菓子の製造を営むもの又は複合型冷凍食品製造業のうち菓子の製造を営むものとします。
●資格を活かした転職・就職先
ベーカリー(ブランジェリー)、スイーツ販売店(パティスリー)、レストラン、カフェ、ホテル、など。
働き方も正社員、アルバイト、パートとさまざまなので、ご自分のライフスタイルに合わせて働くこともできますよ!
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