飲食・フード業界の資格一覧
心強い味方! 「飲食業界の資格紹介」
調理の資格
パン製造技能士
安全で美味しいパンを作る!
転職/就職に活かせる度:★
●資格の特徴
パン製造技能士とは、パン作りの実務経験者を対象とした、製パン工程における技能を認定する国家資格です。
国が検定・公証している技能士の資格の中では、比較的難易度の高い資格で、技術の習得レベルによって特級、1級と2級とに分かれています。
(特級は管理監督者対象の検定となっています。)
尚、「パン製造技能士」は職業能力開発促進法に定められた名称独占資格です。
※名称独占資格とは、資格取得者以外の者にその資格の名称を名乗ることが法令で禁止されている資格。
近年、ホテルや町のパン屋さんにもいろいろな種類のパンが並べられており、手作りパンが売りのレストランなどもあるくらい、パン職人にも熟練スキルが求められています。
パン生地の材料の配合、仕込み、発酵から仕上げ、製品検査まで、パンの製造技能について、高い技術を持つ職人を増やすことで、日本の外食・中食産業を盛り上げていこうとする動きがあります。
このパン製造技能検定では、パンの材料選定、生地の調整・発酵・成形・仕上げ・保存・製品検査の知識・技能に加え、食品一般や法律の知識も問われるので、自分の能力を証明することができます。
「パン製造技能士」はパン作りのプロとして、パン屋(ブランジェリー)・ケーキ屋(パティスリー)はもちろんのこと、フレンチやイタリアン業界でも評価の高い資格です。
有資格者は就職、転職の際には面接官の目を引く存在に!
より責任のある仕事を任せてもらえるようになり、ヤリガイアップ&キャリアアップにつながります!
お店によっては資格取得者に手当てを支給しているところもあり、給与アップ、賞与アップにもつながります!
●取得方法
パン製造技能士には以下の3種類があり、それぞれ次のように位置付けられています。
特級:管理者や監督者などが通常有すべき資格
一級:上級技能者が有すべき資格
二級:中級技能者が有すべき資格
二級受験は2年以上の実務経験者が対象ですが、短大や専門学校など、パン職人の養成学校のカリキュラムを修了することでも受験資格を得ることができます。
それぞれ学科・実技試験に合格すると、厚生労働大臣名または各都道府県知事名にて合格証書が交付され、「パン製造技能士」と名乗ることが認可されます。
●受験資格
パン製造技能士は、上から順に特級・一級・二級で構成されており、それぞれ受験資格が異なります。
■特級:1級合格後5年以上の実務経験
■一級:7年以上の実務経験または2級合格後に2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なります
■二級:実務経験2年以上
※学歴により必要な実務経験が不要となります
●資格を活かした転職・就職先
ベーカリー(ブランジェリー)、スイーツ販売店(パティスリー)、をはじめ、ビストロ・トラットリア・オステリアなどのフレンチ・イタリアン系のレストラン、カフェ、またはホテルなど。
経験を積めば独立開業も夢ではありません!
働き方も正社員、アルバイト、パートとさまざまなので、ご自分のライフスタイルに合わせて働くこともできますよ!
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