飲食業界の雇用・勤務に関するQ＆A

一般的には、新卒入社後、短期間（2〜3年以内）で退職した人を指します。
仕事のミスマッチ、人間関係の問題など、早期退職の理由はさまざまですが、昨今では新卒入社した人のうち、中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に退社すると言われています。
そして、このような人たちが転職せず、フリーターやニートになるケースが増えていることが、深刻な社会問題となっています。

そこで、新卒入社後に短期間で退職した人を「新卒」と区別して「第二新卒」と呼び、雇用の場を広げていこうとする動きが活発化しています。
第二新卒の方は
・就労経験があることから、社会人として必要なマナーを身につけている
・短期間で退職していることから、特定の企業の色に染まっていない
以上の理由で、昨今では歓迎される傾向にあります。

なお、ここで言う「就労経験」は、正社員のほか、契約社員、派遣社員、アルバイトも含まれます。
定められているのは「新卒入社後3年以内に退職している」ということだけで、年齢についての定義はありません。
そのため「第二新卒」の幅は非常に広いのですが、新卒者と同様に第二新卒者を積極的に採用する企業も増えてきています。

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