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「少しも料理心なきはつたなき心なり」
「かりそめにも振舞候は、料理第一の事なり」
これは、伊達政宗公が遺したと言われる言葉です。
政宗公は料理に対して強くこだわりを持った方だったそうで、三代目将軍家光公をおもてなしする前に自ら献立やもてなし方を考案し、家光公を感激させたと伝えられています。
100年以上の歴史を誇るかつての伊達家の邸宅「鍾景閣」。
鍾景閣は、そんな政宗公の料理やおもてなしへの心得を守り続けています。
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仙台市の有形文化財にも指定されている旧伊達伯爵邸　鍾景閣ですが、
現在は、伊達家の伝統の食文化を受け継ぐ食事処として、多くの食通のお客様から愛されています！

日本料理は本来、料理そのものはもちろん器や盛り付け方・配膳・空間の細部まで美しく整え、お客様をおもてなしするもの。
それは、日本のおもてなし文化そのものであり、家光公を迎えた時の政宗公のありかたこそがその本質を物語っていると言えます。

鍾景閣が愛される理由、それは政宗公がこだわった「日本料理本来のあり方」を守り続け、伝統の日本のおもてなしを五感で味わっていただける数少ない食事処だからなのです。

◎お品書き◎
旧伊達伯爵邸　国産牛ステーキ膳
仙台名物雅な牛たん膳
うなぎのひつまぶし膳
大名駕籠膳
そば膳

≪仙台箪笥料理について≫
仙台箪笥は宮城の伝統工芸品ですが、現在では非常に高価な箪笥として全国的に知られています。
伊達藩の家臣が武士としての仕事が少なくなったおりに、箪笥職人へ鞍替えしたことで広まったと言われています。

元々は刀や羽織を納めるために作られた仙台箪笥を鍾景閣ではミニチュア化し、料理を取り入れ、「箪笥料理」としてご提供しています。
今では、鍾景閣の箪笥料理を食べるため、全国のお客様にご来店いただいています。