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2020/12/24

2020年の飲食業界トレンドを振り返る! DX、テイクアウト、モバイルオーダーなど

2020年はオリンピックイヤーとして祝祭ムードで開幕した年でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により日常生活がガラッと様変わり。飲食業界にも大きな影響がありました。今回は2020年の飲食業界を振り返りつつ、話題となったキーワードを紹介します。
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DX(デジタルトランスフォーメーション)

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かに変革するという考え方のこと。現状を改善するためにデジタル改革に取り組んで体質を変え、企業を強化していこうとする動きを指します。
2004年、スウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマン氏によって提唱され、近年は日本でもさまざまな領域で話題に。飲食店では非接触型の注文システム、接客の自動応対、キャッシュレス決済対応の店舗が増えるなどテクノロジーの導入が活発になりました。ほかにもデジタルをベースにすることで、来客店数の予測をすることも可能になるなど、商品の品質向上、情報管理の効率化などが期待されます。

ゴーストレストラン・クラウドキッチン

実店舗を持たないデリバリー専門店「ゴーストレストラン」、複数の店舗が厨房設備を共用する「クラウドキッチン」が広がりを見せたことも、DX化の一つといえます。ゴーストレストランやクラウドキッチンを利用している飲食店の注文はUber Eatsや出前館といったデリバリーサービス経由で受け付けています。今年はコロナ禍でテイクアウト・デリバリー需要が増えたことも、増加した理由の一つでしょう。

モバイルオーダー

コロナ禍で目立ったのが「モバイルオーダー」サービスの普及。飲食店のメニューをスマートフォンから注文でき、商品の準備ができたら並ばずに受け取れる仕組みになっています。『マクドナルド』『バーガーキング』『スターバックス』『すき家』『吉野家』など大手飲食店で導入され、人との接触を最低限に抑えられる、効率的に注文できるといった理由から人気を集めました。

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テイクアウトグルメ

食に関する調査・研究を行うぐるなび総研が、2020年の日本の世相を反映し象徴する「今年の一皿」として「テイクアウトグルメ」を選びました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、新たな収益源としてテイクアウトを開始する飲食店が急増したことが理由です。消費者がテイクアウトを購入することで飲食店をサポートする動きも広がっています。

Go To イート

飲食店や農林漁業者を支援するために政府が行った「Go To イートキャンペーン」。10月からキャンペーンが始まり、飲食店に客足が戻り始めた一方、「トリキの錬金術」「無限くら寿司」などの多くの課題も噴出しました。11月11日時点で5000万人以上の予約があったことと、ポイント付与額換算で400億円分以上となったことが発表されています。

さまざまな動きが見られた「Go To イート」ですが、12月22日時点で、政府は各都道府県知事に対し、12月28日から1月11日までプレミアム付き食事券の新規販売の停止や販売済みの食事券・ポイントの利用自粛の呼びかけを強く要請するとしています。

トレンドの背景にあるのはやはり、新型コロナウイルスによる生活の変化。暗いニュースが多い年ではありましたが、トレンドを辿っていくと消費者の新しいライフスタイルに合わせて飲食業界が進化していることも感じるのではないでしょうか。