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飲食店で働く人向けのWebマガジン しょくヨミ!!

2016-02-17 10:27:19.0

飲食店のホールスタッフは仕事内容が盛り沢山!? 今求められている能力とは。

飲食店で働くスタッフは、大きく分けるとホールスタッフとキッチンスタッフの2つに分かれます。この2つの職種を比べたときに、専門的な知識や技術が必要とされるのは、どちらかというとキッチンスタッフだというイメージがあります。

しかしホールスタッフは、オーダーを取ったり料理を運んだりといった接客業務はもちろんのこと、フロアの掃除や簡単な調理補助など、その業務は多岐にわたります。しかも最近は飲食店の業態が細分化しつつあり、求められる能力もさまざま。これからホールスタッフとして働きたいと考えている方の中には、「どんな知識、どんな技術が必要なのか」、「果たして自分は向いているのか」などの不安を抱えている方も多いようです。

そこで今回は、ホールスタッフに求められている能力とは一体なんなのか、詳しくご紹介していきます。

優れたホールスタッフとは?

そもそも“優れたホールスタッフ”とは、どのような人材を指すのでしょうか。まず、毎日訪れる大勢のお客さまをもてなすのですから、高いコミュニケーション能力が求められるはず。また忙しい時間帯には、スムーズにお客さまをご案内するための素早い判断力が必要となります。

ちなみにホールスタッフとして働くために、特に資格をとる必要はありませんが、ワインや日本酒の専門店では相応の知識が求められることも。ここからは、ホールスタッフとして働く上で、持っていると役立ちそうな資格をいくつか紹介します。

■日本ホテル・レストランサービス技能協会

ホテルやレストランで働く人を対象とした技能検定です。テーブルマナーやレストランサービスについてのコンクールも行っているそう。

■和食マイスター

ユネスコの無形文化遺産にも登録された和食。その魅力を伝えるための資格です。和食の文化や歴史、マナーや作法を学ぶことができます。この資格を持っていれば、高級和食店などで役立ちそう。特に海外の観光客から喜ばれるのではないでしょうか。

ほかにも、ビールの味わい方や提供方法が身に付く「ビアアドバイザー」や、日本酒の違いを説明できるようになる「きき酒師」などといった資格も。ホールスタッフに絶対必要というわけではないですが、自身のスキルアップに繋がるので取得しておいて損はないはず。興味のある方は サービスの資格紹介を要チェック!

ホールスタッフには、時代に則した能力が求められている

スキルアップの方法のひとつとして、資格をいくつか紹介しましたが、ホールスタッフに求められている能力はまだまだあります。例えば最近では、海外からの観光客が増えているので語学力が必要な場面も多いのでは。では、最近の飲食業界の動向に則した能力を3つ紹介します。

■訪日外国人客に対応できるように語学力を磨く

英語や中国語での簡単な挨拶や、「いらっしゃいませ」「少々お待ちください」といった接客用語を覚えておくだけで他のスタッフと差がつきます。海外からの観光客はオリンピックイヤーに向けてまだまだ増加します。どの店舗でも重宝される能力なので、身に着けておくと強みになるはず。

■SNSでの発信力を磨いて集客に役立てる

現在はTwitterやFacebookで、その日の食材などをリアルタイムにアピールできる時代です。スマートフォンで上手に写真を撮れたり、ささっと投稿用の文章が書けるスタッフは重宝されます。またその場合、ネットリテラシーをきちんと身につけておくことも大切です。

■店を理解し、その魅力をしっかりと伝える

何より、自らの勤める飲食店のコンセプトや料理をキチンと理解しておくことが大事です。例えば分子ガストロノミーのような“一見しただけでは、どう食べていいかわからない料理”に対して、説明をするのはホールスタッフの仕事。ただ説明するだけではなく、ゲストとコミュニケーションが取れるようになれば一人前です。

今回は、ホールスタッフになにが求められているのかを考えてみました。ホールスタッフに求められるスキルは、職場以外で役立つことも多いはず。自分の興味があること、得意なことを伸ばして、強みにしてみてはいかがでしょうか。

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